近藤大介のレビュー一覧

  • ふしぎな中国
    軽い気持ちで読み始めたが、とにかく中国の今がわかるエピソードを皮肉や笑いを込めた描写がとてもおもしろかった。
  • ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ
    中国で学び働き要人とも往来がある筆者の視点から、米・中・日の関係や問題を非常に分かりやすく率直に書いた一冊。

    客観的に東アジアの国々の状況がわかります。

    日本政府に対して持っているモヤモヤとした不満をはっきり書き出しており、読んでいて情けなくなると同時にスッキリしました。
  • ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ
    面白かった。
    もはや日本は大国ではないので米中どちらにつくか、戦略的に曖昧にする。
    もし尖閣諸島の衝突で日中10人ずつ犠牲が出たらという話が痛烈。中国人は鼓舞し、日本は狼狽え政権が崩壊する。戦争は嫌だけど、想定と準備はしないといけないのかな。
    もっと台湾・韓国に注目しよう。台湾・韓国は政治・文化・社...続きを読む
  • ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ
    目次と感想

    1.米中7つの戦争
    経済・軍事の覇権をめぐり、台湾が主戦場となる可能性が高いという指摘は、先の日米首脳会談でも明らかとなった。

    2.コロナ対応とアジア比較
    過去の感染症に学び防御力を高めた台湾・韓国と比べると、日本のコロナ対応の稚拙さが浮き彫りに。全体主義でビッグデータを集権的に管理...続きを読む
  • ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ
    ■中国側から見れば米中新冷戦は7つの段階で進んでいく。
    ①貿易、⓶技術、③人権、④金融、⑤疫病、⑥外交、⑦軍事
    ■建国の父毛沢東主席を崇拝してやまない習近平主席が説くのは毛主席が日中戦争のさなかの1938年に唱えた「持久戦論」。アジア最強を誇った日本軍に勝つには戦略防衛・反抗準備・戦略犯行という3段...続きを読む
  • ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ
    言葉ができて現地の人と話せる作者の本は迫力があるな。あまり期待せずに読んだら、意外に面白かったし、発見もいくつかあった。
  • ファーウェイと米中5G戦争
    今まで中国の問題企業にアメリカがイチャモンをつけている程度の認識しかなかったか、冒頭のファーウェイ本社、立ち並ぶ高層マンションが5万人の社員の社宅 、全ての食堂を合わせると5万人が一度にランチを取れる と、とにかく圧倒的に充実した環境 を読んで驚いた。全然勉強不足だった。
     今まで米国が担ってきた4...続きを読む
  • 習近平と米中衝突 「中華帝国」2021年の野望
    冒頭にあるようにトランプ以降の米中関係(2017年当初〜2018年秋:本書は2018年11月刊行)を、中国の視点から分析した著作。日米の視点はあり触れているが、中国目線で、中国国内の動きや中朝関係も絡めて見ていくとこれまで見えなかったものが見えてくる。例えば、2017年の時点で北のミサイル発射が米国...続きを読む
  • ファーウェイと米中5G戦争
    米中の貿易戦争とファーウェイという企業の真価を解く内容。
    なぜ、トランプ政権は中国をあれほどまでに恐れるのか。貿易戦争の裏にあるテクノロジー分野でのアメリカの相対的な低下がトランプ政権を揺さぶり、焦りをもたらしている背景などを詳しく解説している。
    ファーウェイという企業の技術の高さ、会社の内容(極め...続きを読む
  • ファーウェイと米中5G戦争
    中国ウォッチャー歴30年の著者が、今や中国で最も重要な企業となったファーウェイの話題を中心としながら米中貿易戦争の舞台裏を紐解いていく内容。テクノロジーというよりも政治の話がメインであり、やや中国寄りのスタンスでの語り口ではあるが、米中関係のこれまでの軋轢から今後の展望までを時系列に沿って俯瞰的に把...続きを読む
  • ファーウェイと米中5G戦争
    久しぶりに「中身の濃い本」に出遭えた。
    これは私見だが、今の米国の対中政策は行きすぎの感がある。
    つまり、中国(特にファーウェイを始めとするIT系)を怖れているのではないかとさえ思う。

    私は、個人的には ファーウェイは、好きな企業で、HUAWEI Mate 20 Pro も使用している。
    素晴らし...続きを読む
  • 未来の中国年表 超高齢大国でこれから起こること
     中国のこれからを年表で記した本書。

     ありふれた中国崩壊論ではなく、データに基づいた論述であり、納得できる部分が多々ある。

     特に、中国、日本、韓国、インドと比較しているのは面白い。各国が他国の何年遅れで、発展や少子高齢化を経験している等の比較は頷ける。

     できれば、勢いが衰えるとしても、英...続きを読む
  • 大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか
    イズムィコ氏本は即買い。他の2名の方も面白かった。何度も言うけどこういう分析を国内政治でも読んでみたいのだけど…
  • 中国経済「1100兆円破綻」の衝撃
    著者は、天安門事件以来25年余り中国報道に関わり、これまで100回以上の訪中経験もある中国通である。
    本書では、これまでの経験で培ってきた人脈(学者やメディア関係者など)から得た情報が満載であり、政府の検閲を通っていない「真実の」中国の姿を垣間見ることができる。
    本書で学べたことは、中国が、株式の暴...続きを読む
  • 未来の中国年表 超高齢大国でこれから起こること
    ●ありそうでなかった中国版、未来の年表!
    ●人口だけはかなり正確に未来を予想できるそうな…まあ、予想はしていたけど、案の定、全てにおいてボリュームがデカ過ぎる…
    ●ろくに制度もない中でどうやって老人たちの面倒を見るのか…しかしまあ、老人は若者と違って革命は起こさないから、政府は生かさず殺さずで乗り切...続きを読む
  • ふしぎな中国
    報道などで中国に触れる時は「共産党」や「習近平」が主語になりがちで、一党独裁国家、或いは民主主義とは程遠い国家としての中国として認識しがちだが、この本は市井の人々から生まれた言葉から中国を語るため、グッと距離感が縮まり身近な隣国として結局似た者同士だよなぁとすら思うほどに共感を持って読むことができた...続きを読む
  • ふしぎな中国

    漢字なので大体伝わるのが面白い

    いわゆる嫌中本ではない。中国と長く付き合ってきた著者が、取り上げたそれぞれの言葉の背後で中国人がどのように感じ考えているか雰囲気をよく伝えてくれており興味深い。平易な書きぶりですらすら読め、漢語なので意味が浮かび上がってくるので納得感があり、面白い。
  • ふしぎな中国
    「潤学」(rùnxué ルンシュエ) 海外にrun逃げて潤う

    「共同富裕」調高拡中増低 高収入の社会還元
     崇拝する毛沢東の スターリンをまねた政策
     翡翠の流行=非習、習が卒する

    「動態清零」ゼロコロナ政策 
     EV=新能源車 →新能源人=毎日PCR検査

    「掃黄打非」腐敗一掃と非合法に打撃を...続きを読む
  • 大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか
    冒頭のトランプ政権短命説が外れたと揶揄する向きもいるだろうが、「文藝春秋」2022年6月号特集「日米同盟vs中・露・北朝鮮」を併せて読むことで、国民国家である米・欧・日が帝国主義に徹する中国・ロシアを御することの困難さがよく分かる。そして核武装こそが国体護持の唯一の戦略だと思い定める北朝鮮の窮鼠ぶり...続きを読む
  • ふしぎな中国
    动态清零(ゼロコロナ政策)
    封城(ロックダウン)
    ひらがな、カタカナがない中国。うまいこと名付ける。
    日本語と同じで新しい言葉が次々出てくる。消えるものもあるが。
    らしいなと思ったのがネットが普及してアルファベットを使う。
    yyds=永远的神(素晴らしい)
    xswl=笑死我了(爆笑!)
    nsdd=你...続きを読む