近藤大介のレビュー一覧
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ネタバレZ世代も含めた現代中国を解剖して平易に時にユーモラスに伝える良書。2日で読み終えることができた。特に面白かったのは以下の点。
・米ロのみ敬意を持って接するが、他の国は全て下に見ている(p24)
・中国人にとって重要なのは根と幹であって枝葉ではない(p32)
・中国人は日本人よりもはるかに刹那的に、かつ大雑把に生活している(p37)
・我と我が常にガチンコでぶつかる弱肉強食世界(p89)
・勝者総取りシステム。求められるのは結果であって過程ではない。負け犬に同情は不要(p108)
・チームプレイは苦手(p126)
・習近平で経済政策が鈍化したのは、腐敗排除の副作用。一つは3割を占める灰色収入( -
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中国で長らく活動した著者が厳選した、
これぞガチンコ中華=ガチ中華15店+番外編を紹介。
1 回族「おふくろの味ラーメン」
2 本物の麻婆豆腐は「尻」で食べる
3 餃子親方の「豚肉ウイキョウ餃子」
4 酔っ払いガニには黒八年が良く似合う
5 激辛なスッポンで祝うクリスマス
6 爆成長!常時満席の火鍋店
7 ラーメンの元祖「蘭州牛肉麺」
8 海鮮都市――鮮魚の紅焼
9 東京一の大根餅と生唐辛子
10 山西料理は黒酢の魔術師
11 「甘辛の誘惑」朝鮮族料理
12 麦藁帽子で轟音豪快――「蒸し蒸し鍋」
13 ウイグル料理は野性と気品と羊肉
14 新大久保の路地裏に西安夜市
15 世界の美食になったフ -
購入済み
漢字なので大体伝わるのが面白い
いわゆる嫌中本ではない。中国と長く付き合ってきた著者が、取り上げたそれぞれの言葉の背後で中国人がどのように感じ考えているか雰囲気をよく伝えてくれており興味深い。平易な書きぶりですらすら読め、漢語なので意味が浮かび上がってくるので納得感があり、面白い。
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「潤学」(rùnxué ルンシュエ) 海外にrun逃げて潤う
「共同富裕」調高拡中増低 高収入の社会還元
崇拝する毛沢東の スターリンをまねた政策
翡翠の流行=非習、習が卒する
「動態清零」ゼロコロナ政策
EV=新能源車 →新能源人=毎日PCR検査
「掃黄打非」腐敗一掃と非合法に打撃を
皇帝≒黄土の帝→黄色崇拝
共産党=紅=血の色=革命と正義の色 黄色=腐敗、エロ
「直播帯貨」ライブ販売
隙間を見つけたら迷わず入って行け・・中国ビジネス鉄則
日本の10倍以上の市場
黄薇 タオバオ網絡主播(ネット司会者)2020年双十一で6億元売上も脱税処罰 -
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日本はこのままでよいのか?大国に挟まれた我が国がとるべき最適解とは何か?
目を背けずに現実を認識せよ。
本当に「無知」という事こそ恐ろしい事はない。
特に国のトップが勉強不足、認識不足だったとしたら、国民は当然不幸になってしまう。
だからと言って、国民自身が勉強しなくてよい訳ではない。
国民も正しく勉強し、正しく現状を認識し、そしてその時その時で、最適解を常に更新していく。
戦後の日本は奇跡的に平和に過ごすことができ、更に経済発展まで出来た。
平成の30年間は経済発展こそ厳しい状況だったが、少なくとも平和な時代は享受できた。
さてこれからの時代、日本にとっては非常に厳しい時代がやってくる。
今 -
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米中新冷戦の勃発、そしてコロナ禍からアフター・コロナの時代へ。周囲の環境が激変する中、日本はどう生き抜くのか?わが国が抱える課題を指摘し、なすべきことを説く書籍。
2021年1月、米国でバイデン新政権が誕生した。一方、中国は、米大統領選直前の2020 年10月に「5中全会」という中国共産党の重要会議を開催。習政権の長期政権化や軍事強化などの目標を記した「第14次5カ年計画および2035年長期目標」を決議し、習近平の「超一強体制」を確立した。
2018年以降、米中は「新冷戦」といわれる対立の時代を迎えている。
それは、①貿易、②技術、③人権、④金融、⑤疫病、⑥外交、⑦軍事、の7つの分野にわた -
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未来を予測することは難しいが、確実なことが一つある。1年経てば、必ず1つ歳を取ることだ。
しかも生きている人間は誰でも。
つまり、10年で10歳。
今20歳の人口が100人いれば、10年後の30歳人口は100人以下に決まっている。
こうして未来を計算すれば将来に何が起こりそうか分かるものだ。
中国は人口増を抑制するために「一人っ子政策」を開始、その影響で超高齢化&人口減少世界に突入する。
日本も当然現在進行形で社会問題化しているが、その日本に遅れること30年後に中国でも同様の事象が始まる。
しかも日本の10倍のインパクトで。
これは習近平国家主席も当然に理解している。
近い未来に訪れる危機をど -
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出来るだけ中立の立場から、アメリカ、中国のそれぞれの思惑を紐解いた良書。
とは言っても作者の本音も、最後の方で表現が偏って来るので、透けて見えてくる。
ひとまず2020/1の台湾総統選で、一つの方向性がはっきりするのだろうが、この先も同じことが繰り返されるのであろう。
中でも、中国模式とAIの親和性が極めて高い、、、の一文が最後まで頭を離れなかった。
皆さんも一度は読んでおいてほしい。
最近、中国の小学校で頭に脳波をチェックする機械をつけられた子供達が、授業を受けるニュースを見た。学校はそれで子供を勉強に対する集中力を把握するらしい。集中してなかったりするとすかさず先生からご指導がくる -
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AIIB設立の背景、中国共産党における権力闘争、株価暴落の真相、統計の嘘。今や世界GDP第2位であり、日本への影響も大きな中国。その中国における政策の興味深い所を凝縮した一冊。
しかし、習近平の現在のやりようは、よく言われる事ながら、文化大革命を彷彿させる。利権争いを勝ち抜き、一体どうなりたいのか。既に現状で自らにおける欲望のほとんどを叶えられるのでは。そう考えると、彼らさえも構造上致し方ない闘争に自ら身を置き、置いた身を休ませられない事情にある事がわかる。選ぶ、選ばれるという次元とは異なり、もはや生き方を指定されるような。職業的良心の中で、我々は生きているようで、皆生かされているのだろう。