メリッサ・ダ・コスタのレビュー一覧

  • 立ち上がる時 上

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    上巻を読んでまず浮かんだのは、絶望、孤独、そして愛。まだ上巻ということもあって、全体的に重くて辛い展開が続く。フランソワとレオ、それぞれの心の動きが丁寧に描かれていて、特にレオの置かれている状況には胸が痛くなった。フランシスのリハビリ初期の描写は、新川帆立の「ひまわり」を思い出す部分も。ここからどう展開していくのか、下巻が気になる。

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    2026年04月26日
  • 空、はてしない青 上

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     はじめからすんなりと入っていけました。 翻訳だとハマるのに少し時間がかかるんですが。

     ロードムービーを観ている様な。 

    ゆったりとした時間が流れている感覚。 それでも見えない所ではものすごい勢いの潮の流れを感じる。
     下巻が楽しみです。

    素敵な作品ですね。

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    2026年06月19日
  • 空、はてしない青 下

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    若年性アルツハイマーの主人公が、人生の最後をどう迎えるかの物語。
    相棒との冒険を通じて、一緒に旅をしている感覚でした。死を迎えなければいけないのが、やはり辛いです。

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    2026年06月14日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーの主人公が人生の最後に何を見つけるかの物語。
    人生最後の冒険を相棒を見つけて出発します。こちらも一緒に旅をしている感覚になります。

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    2026年06月14日
  • 空、はてしない青 下

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    一緒にいるの辛くて苦しかっただろうに、辛抱強くエミルの傍にいて、エミルの世界に合わせてあげるジョアンヌの優しさに涙が出た。
    ジョアンヌだからこそ、エミルの最期をあのようにしてあげられた。
    エミルとジョアンヌは、偶然ではなく巡り会うべくして出会った最高のパートナー。

    上下巻合わせて、本当にこの2人と(ポックと)一緒に旅をしている気持ちにさせてもらった。
    いつか私も、自然と涙が溢れ出てくるような素晴らしい景色を見に、冒険の旅に出てみたい。

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    2026年06月11日
  • 立ち上がる時 上

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    ダ・コスタ、池田理代子「ベルばら」以来のフランスブーム到来中w

    24歳のエレオノール(レオ)、と42歳の舞台役者・フランソワの年の差カップル。
    それぞれのモノローグが交互に現れ、物語は進む。

    始まりは衝撃。
    レオはジムを出たところで、フランソワの事故の一報を知る。
    病院へ駆けつけても、彼女はフランソと法的な関係ではない。
    枕元へたたずむのは、妻のイザ。

    フランソワはスクーターに乗っていて、バスにはねられ、
    下半身不随となる。もう歩くことも出来ない・・・
    その状況でも、レオはひたすらに、フランソワの元へ通い続ける・・・

    邦訳第一作の『空、はてしない青』も、若年性アルツハイマーの男性という

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    2026年06月11日
  • 空、はてしない青 下

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    知らない者同士、一台の車に乗って
    希望のない旅に出る。

    その中で、ゆっくりと互いを知り、
    友情、愛情を育んでいく。

    折々に紹介される言葉の
    心に沁み入ること。
    どんなに傷ついて、立ち直れそうになくても
    美しい景色、言葉、情愛が
    少しずつ力を与え、感情を豊かにし
    人を想うことの大切さを知る心を培っていく。

    たくさんの悲しみと、美しいものを見た
    そんな読後感。

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    2026年06月09日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    上巻はエミル中心だったが、下巻はジョアンヌが中心。それはエミルの病気のため。突然記憶が消えたり、呼吸困難に陥ったり。読んでいて何度も、「え、ここで死ぬ?」 と思ったくらい。エミルとジョアンヌはお互いの過去の苦しみを分かち合う。やはり美しい自然が2人の心を慰める。
    後書きで作者が若い事がわかり、びっくりした。若年性アルツハイマーの症状やピレネー山脈の描写が達者で、とてもデビュー作とは思えない。
    下巻にはエミル亡き後も描かれる。もう、泣けて泣けて。ジョアンヌはエミルに死なれて立ち直れるのか、と思っていたので、やさしいラストでよかった。

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    2026年06月08日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    26歳にして若年性アルツハイマーと診断されたエミル。周りの人の腫れ物に触るような扱いにうんざり。昔からの念願だった旅に出ることにした。いっしょに旅してくれる人をネットで探す。まさか返事が来るとは思っていなかったのに、来た。
    「ジョアンヌ29歳、身長は157cm、20キロのリュックを背負って数キロは歩けます。」
    初めはあまりにも無口なジョアンヌにエミルは少し遠慮していたが、次第に慣れて行く。
    エミルは過去を捨てるために旅に出たが、1年前に別れた恋人のローラに未練たっぷりで、捨てるどころではない。しかし、フランスとスペインの境に位置するピレネー山脈周辺をキャンピングカーで回り、車を置いてテントや食

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    2026年06月08日
  • 空、はてしない青 上

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    「異常」以来のフランス作家さんの本。静かに旅する話だと思っていたが、思った以上にいろいろある旅で、いい意味で予想を裏切られた。元恋人のローラがビックリするくらいキツい性格だけど、フランスではこれくらい当たり前なんだなぁって国の違いを感じた。ジョアンヌはある意味日本人っぽいかも。エミルとジョアンヌは魂の繋がりだけで終わって欲しいなぁ。

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    2026年06月06日
  • 空、はてしない青 下

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    心にジワジワと染み渡る、読後感がとっても良い本ですね。ハッピー感が強い上巻に比べて、エミルの病状の悪化やジョアンヌの過去が語られるにつれて、「死」に係る重たい内容も増えてきますが、それ以上に「生」が意味深く語られる事で希望が持てます。加えて、旅の途中で出会う人々の心や、描かれる自然が本当に美しいです。
    メリッサ・ダ・コスタさんのデビュー作らしいですが、完成度に脱帽ですね。別の作品も是非手に取りたいと思います。

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    2026年06月06日
  • 空、はてしない青 上

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    ジョアンヌの存在に目が行ってしまう。何故こんなに整然としていられるのか?レオンと何があったのか?下巻が楽しみである。

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    2026年06月05日
  • 空、はてしない青 上

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    久しぶりの海外作品。
    ひとつひとつの描写が丁寧でシーンを思い浮かべることができる。伏線とか難しいことを考える必要がなく、物語をより鮮明に。エミルのジョアンヌの心情の変化が楽しみ

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    2026年06月04日
  • 立ち上がる時 下

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    下巻
    結末はそれしかないところに着地しており、絶望で終わるようなことがなくてよかった。
    しかしお金についての言い争いがなかったように記憶しているが、あの生活ではさすがにありえないのではないかというのが疑問点。読んでいる最中に引っかかり、大した仕事をしていないし、貯金も保険もそんなに多くなさそうな記述であったため、そこが最後まで疑問だった。

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    2026年06月03日
  • 立ち上がる時 下

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    CL 2026.5.27-2026.5.30
    突然の「喪失」に人は、否定し苦しんで苦しんで、ようやく受け入れられそうになりながらも再び後ろ向きになり、また新たな幸せにも気がついて。
    本当にこうやっていったりきたりで対処していくんどろうなーと思う。
    フランソワもレオも、未成熟で見えっ張りで、自分本位で身勝手でわがまま。決して献身的ないい人というばかりではない。いろんな人たちとの結びつきがあって、二人は再び人生を取り戻すことができるんだろうな。

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    2026年05月30日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    上巻ではよくわからなかった同行者・ジョアンヌの過去が下巻で明らかになるにつれ、彼女は人間的な深みを増していく。一方で主人公エミルの病状は進行し、二人の人生はすれ違っていく。悲しい物語ではあるが、最後までエミルの希望を叶えるように寄り添うジョアンヌの姿がピレネー山脈の美しい景色の中に描かれ、密やかな美しさを纏った作品だった。

    彼女の行動は、自身の喪失を埋めようとする自己回復の欲求から端を発していることは間違いない。しかし、エミルの望みを最後まで叶えようと並走し続ける姿は、エミルと出会った頃のジョアンヌから大きく変わっている。

    人はしばしば利己的な理由から他者と関わり始めるが、その関わりの中で

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    2026年05月30日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    若年性アルツハイマー型認知症で余命2年を宣告された青年がネットに一緒に旅をしてくれる人を募集したところ、謎の女性が名乗り出た。家族に黙ってキャンピングカーでその女性とフランスの絶景を求めて旅を始めるんだけど、フランス文学って映画がそうなようにやらしくて退屈ってイメージが吹っ飛ぶほどに面白い。文中にでてくるGRって何って調べたらグランド・ランドネの略で、自然遊歩道の事を言い、二人はキャンピングカーを駐車場に置いて登山リュックを担いで各所を歩いてまわるんだけど、その景色の描写を読んでいるとついついネットでググってどんなところなのか、またキャンプで作る料理がどんなものかとかを調べる(実際ギリシャ料理

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    2026年05月27日
  • 空、はてしない青 下

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    読み心地最高。
    明確な理由はわからないけれど、異常に引き込まれる、引力がめちゃくちゃ強い小説。
    過度な演出がある内容ではないので、読み手によって何を切り取るかが異なる気がします。
    私はひとつの人生の終え方を見させられたような気がしています。
    最後の時を実感したとき、それまで自分が歩いてきた道を振り返ると、どう見えるのでしょうか。
    それは、その振り返ったときに自分が誰と、どこにいるかにかかっているように思います。
    エミルもジョアンヌも良いことも悪いこともあった過去を、最後には認められているように感じました。
    ひとつの人生の終え方として、とても素敵でした。

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    2026年05月25日
  • 空、はてしない青 下

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    少し時間がかかってしまったが、『空、はてしない青』
    の2冊を読み切った自分を讃えたい
    人生最後の旅。
    若年性アルツハイマーという難病を患い、このまま暗い病院のベッドで死ぬわけにはいかない。
    私も主人公エミルと同じ立場になっていたら、
    そんな死に方は絶対に嫌だ。
    エミルと同じように旅に出ていただろう。
    「最高の死に場所」を見つけるために旅に出ていた
    だろう。
    物語の中で、「尊厳のある死」という言葉が
    出てきた。それは人間が人間としての尊厳を保って死に臨むことである。
    また、「尊厳」とは、人間が生まれながらに持つ
    価値や尊さのことである。
    しかし、人間が生まれながら持っている価値とは
    何だろう?裕

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    2026年05月24日
  • 空、はてしない青 上

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    人生にある理不尽と旅で出会う偶然とを物語に余すところなく敷き詰めてる。

    上巻は物語の半分?
    旅の半分?
    それとも2人の人生の半分?

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    2026年05月16日