メリッサ・ダ・コスタのレビュー一覧

  • 空、はてしない青 下

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    前半にも増して後編、さらにエンディングに向けて最高の内容でした。思い出にこのる小説になりました。すでに次作も発売されており、本国(フランス)でも高評価のようなので読んでみたいと思います。

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    2026年08月03日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    涙無しには読めなかった。

    ジョアンヌの過去が少しずつ明かされて、
    エミルの病状も悪化していって…。

    最後のジョアンヌの決断は、とても勇気のいる、けど素晴らしい決断だったと思う。


    私が最初に泣いた場面。
    エミルがジョアンヌのことを誰だか分からなくなっていた時、エミルが言った言葉。

    "「三つ編みならできるよ」
    ジョアンヌは思わずにっこりしながらも、切なさを感じた。そういえば、エミルは、あの偽の結婚式のためにミルティユがジョアンヌの髪を三つ編みにしてくれたのをとても気に入っていた。"


    …なんかもう、感想を上手く言葉にできない。
    それくらいすごい読書体験だった。

    8

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    2026年08月01日
  • 空、はてしない青 下

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    余命2年と診断されたエミルは、後悔しない生き方を選ぶ。短命を告げられたからこそ、彼は壮大な旅へと勇気の一歩を踏み出すことができたのだろう。その決断は、エミルの人生において何よりも濃密な時間をもたらしたに違いない。

    旅に同行することになったジョアンヌは、エミルにマインドフルネスを教え、本の中の深い名言を分かち合った。それは、ジョアンヌがエミルに「物事を見る新しい目」を与える行為だったように思う。同じものを見ていても、人によって感じ方は違う。感性を高める目を手に入れたエミルは、より深く幸せを感じられるようになったのだろう。

    心に闇を抱えた見知らぬ男女が出会い、旅を通して少しずつ絆を深めてい

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    2026年08月01日
  • 立ち上がる時 下

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    7割苦しかった…
    お互いがお互いを想いつつも、辛い現状に見苦しいまでに絡めて取れて逃れられない。
    傷つけ合って、罵り合って、損ない合って。
    読者のこちらまで陰鬱な気持ちになりますし、身勝手過ぎやしないか?とイライラさせられました。

    それでもフランソワとレオが、周りの力を借りながらも、少しずつ立ち上がっていく姿には、夢中にならずにはいられませんでした。
    ブルゴーニュに移ってからの生活は、何度も心惹かれるシーンがありました。
    あれほどまでに闇落ちしたふたりの最後は、もうできすぎくんです!
    キレイすぎるエンディングだけど、フランソワにはやはり舞台しかなかったでしょうし、私も立ち上がった先の光景は、

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    2026年07月30日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    初のフランス文学。
    2026年の本屋大賞翻訳小説本部門1位ということで読んでみた。
    表紙の絵がなんて美しいんだろう。

    景色や心情の描写が細かくて、時系列も丁寧に描かれているので、まるで二人の旅を追体験しているような気分になれた。

    ―真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく、新しい目をもつことだ(プルースト)

    ―もっとも偉大な旅人とは、自分自身を見つめ直すことができた旅人だ(孔子)

    ジョアンヌの、人生が謎めいているところとか、生き方とか、もの静かなところとか、なぜか惹かれてしまう。

    エミルのブラックアウトしんどいな。
    きっと、下巻に比べたら、まだ症状は落ち着いている方なんだろうけど

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    2026年07月26日
  • 空、はてしない青 上

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    下巻まで全て読み終えた今となっては、2人の人生の旅が、このまま安らかにもっと長く続いてくれればと願ってしまう。それくらい愛しい記憶。

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    2026年07月25日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    物語を通して、愛するということに想いを巡らした。
    下巻ではジョアンヌの悲しい過去が明らかに。
    レオンの母親の言動の全てが不快でレオンの意気地のなさにやり場のない怒りを覚える。
    一方で際立つのがジョゼフの偉大さ。ジョゼフそのものがジョアンヌにとっては愛そのものだった。
    自分がもう長くないと悟ったジョゼフは、ジョアンヌに合図を送ることを約束する。
    ジョゼフ亡き後、小さなトムまで失ったジョアンヌは、その導きによってエミルと出会ったのだった。
    2人のキャンピングカーでの旅は、始めとてもぎこちないものであったが、いくつもの美しい場所で共に過ごす時間の中で、二人は次第に心を通わせていく。ささやかな食事のシ

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    2026年07月25日
  • 空、はてしない青 下

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     翻訳でここまで読みやすいのはここ最近で1番です。

     旅立ちそして新たな命。
    旅はこれからも続くいくんですね。

     じんわり沁みました。
    素敵な作品でした。 
     

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    2026年07月24日
  • 空、はてしない青 下

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    純粋に感動した。
    多少の疑問は残るが、それは日本人とフランス人の違いかな、と。
    アルケミストを再読したいとも、思う


    読み進めるに従って、下巻は辛い…
    ジョアンヌの過去、結婚したい、父と一緒に住む、子どもができた!からの幸せの転落… ブルートムの誕生!アンドレ夫妻と夫のレオンがどうしようもなく耐えられない… 散髪のシーンは中盤最も辛かった…

    きっとこのような大人の方が絶対数で、トムの心がのびのび育つように守るなんて至難の業
    でもそれをやってのけるジョセフとジョアンヌの愛溢れる人間性、その対比が読んでいて辛い

    さらに美しい山々を思い浮かべ、一緒に心踊る感覚でロードストーリーを楽しむ反面、エ

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    2026年07月23日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    めちゃめちゃ泣いた。この小説に出会えて良かった。色んな男に苦しめられてきたジョアンヌが最終的に女の子を授かるけれど、結局はエミルという最愛の男も失ってしまうし、これは幸せなのかな?と疑問に思って、Geminiに聞いてみました。みなさんの解釈もお聞きしたいです。

    愛する人を失い、小さな命とともに残されること。それを外から見れば、どうしても「残酷で不条理な試練」に見えてしまいますし、「それが本当に幸せと言えるのか」と立ち止まって考えてしまうのは、とても自然で優しい感性だと思います。
    「幸せ」の定義は人それぞれですが、この物語における彼女の姿を考えると、いくつかの解釈が浮かび上がってきます。

    1

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    2026年07月19日
  • 空、はてしない青 下

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    気づいたら1週間で上下完読していた。登場人物それぞれの心情が交互に綴られていたり、日記が添えられていたりするからか、自分も物語の登場人物になったかのような気分で読み進められた。

    だんだんとエミルとジョアンヌが互いに心を開き、心の奥に秘めていた辛い過去を共有し、互いがありのままの姿で入れるようになっていくその過程を見るのが楽しく読むのがやめられなかった。

    死について考えさせられるが、それと同時に生きることの尊さ、美しさも教えてくれるそんな一冊だった。自分は死を迎える時どんな人、どんな環境に身を置きたいのだろうか、考えるきっかけになった。

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    2026年07月16日
  • 空、はてしない青 下

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    とても美しい本。今を大切に、今を集中して生きる。瞑想について。素敵な格言の数々。美しいフランスの風景、人々との関わり、美味しそうな食べ物。人生で大切にしたいことをたくさん感じることができた。
    どこか自然に近いところに行って、風や匂い、鳥の声などに耳をすませたい。

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    2026年07月15日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーの青年が、インターネットの募集に返事をくれた女性と人生最後の旅に出る、悲しいけれど美しい物語。

    二人の旅に同行させてもらっている気分で、たくさんの綺麗な風景を思い浮かべながら読んだ。

    下巻ではどんな景色に出会えるのか、楽しみに読みたい。

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    2026年07月13日
  • 空、はてしない青 下

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    とても良かった。
    詩集を読んでいるような、
    自然に包まれているかのような読書体験だった。
    読み終えてから数日経った今も
    ジョアンヌとエミルの旅から私は戻れずにいる。

    「死について話そうとしても、そこにはいつも生が立ち現れる」

    グッときたな。
    どう感想を書いていいか分からないくらい胸にきた。

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    2026年07月13日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマー、余命2年と宣告された26歳のエミル、余生を病院の臨床試験に費やすではなく昔から行きたかった旅にでる!と家族には密かに計画。

    ローラと別れ悲しみを引きづり、親友ルノーはレティシアとベビーのティヴァンと幸せに生活しているから旅には誘えない、SNSの掲示板に旅の友を募集し、なんと28歳の黒ずくめ大きな黒帽子を被るジョアンヌ登場…

    ピレネー山脈を目指してキャンピングカーで旅立つ

    初めは異様な子と思ったジョアンヌに旅先でたくさん助けられ、徐々に心を通わせながら静かに過ごすことを感じ、五感を研ぎ澄ませていく。スピリチュアルな部分や知的さをいいなと思い始めるエミル、旅先で出会う様

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    2026年07月12日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻を読んでから、少し間が空いたけれど、続きの物語も美しく幕を閉じた。
    「合図に気付け」この言葉は、深く胸に響いた。

    こんな旅ができたら、幸せなこと、この上ないだろう

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    2026年07月10日
  • 空、はてしない青 下

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    若年性アルツハイマーを宣告された青年エミルが、心に傷を抱えた女性ジョアンヌとともに、最後の旅に出る。お互い知らない者同士だった二人は、自然の中で次第に心を通わせ、心の平穏を得てゆく物語。
    とにかく、お前は無為な日常を過ごしていないかと問いを突き付けられているようだった。
    ほかの人はどうかわからないが、ジョアンヌが指輪を2つつけている件が一番グッときた。

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    2026年07月08日
  • 空、はてしない青 上

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    本当にいい小説だった。読み終わりたくなかった。
    悲しいはずなのに、こんなに心温まるラストにできるとは。最後にジョアンヌが山の上からした電話のシーンは何度も読み返した。
    「アルジャーノンに花束を」に心動かされた人には特におすすめしたい。読む前と読んだ後で人生が変わった本の内のひとつになった。

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    2026年07月02日
  • 空、はてしない青 下

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    やはり予想通り泣きました。
    そして自分が女性だからこそ予想出来た事柄が2つ。
    母なんですよ、やっぱり。

    翻訳者の方も書かれていたけど、風景が見えるので何年後かには映画化されていますね。

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    2026年06月26日
  • 空、はてしない青 上

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    アルツハイマーを患う26歳の男が初対面の女と最期の旅に出る話

    上巻400P一気読み!心理描写が繊細で没入感がすごい。よくある泣かせる本ではない。記憶と共に人生の意味を考える本。読むだけでマインフルネスを体験しているよう。下巻が楽しみ

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    2026年06月20日