メリッサ・ダ・コスタのレビュー一覧

  • 空、はてしない青 上

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    今まで読んだ本が思わず霞んでしまうくらい、衝撃を受けた本。私が死んだらこの本とともに火葬してもらいたい。ずっとずっと読み続けたい。

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    2026年04月11日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻から一気に読んだ。
    相変わらず風景描写が丁寧で自分も旅行した気分にさせてくれる。下巻は登場人物の心理描写をより深堀している。
    最後の主人公の決断にはなかなか考えさせられる。

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    2026年04月10日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

     若年性アルツハイマーを患ったエミルと、大好きな父と息子を失ったジョアンヌが、エミルの最期の旅として、ピレネー山脈を旅する物語。
     下巻で明かされるジョアンヌの過去がとても悲しく、エミルの死により、ジョアンヌが再び一人になることに心を痛めた。しかし、エミルはジョアンヌに、未来を与え、新しい生命を宿した。生と死の辛さと美しさについて教えてくれる小説だった。

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    2026年04月08日
  • 空、はてしない青 下

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    若年性アルツハイマーで余命2年を宣告された26才の青年エミルと人生最後の旅をすることにした29才の女性ジョアンヌの物語。
    美しいピレネー山脈を背景にキャンピングカーで旅を始めた2人。
    ネットで募集した「最後の旅」に応募したジョアンヌには彼女なりの苦しい過去があった。
    過去を捨て去りたいジョアンヌと未来の無いエミルが「今」を楽しむ最後の日々を過ごす。
    最後の最後をどう2人が過ごすのか、ハラハラドキドキのラストで涙が止まりませんでした。

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    2026年04月02日
  • 空、はてしない青 下

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    翻訳小説にありがちな読みにくさが無く、リーダビリティの高い小説。

    2人の魅力的な主人公、エミルとジョアンヌが、それぞれの問題を2人で乗り越えながら旅をする。
    若年性アルツハイマーのエミルが、ジョアンヌにとってどういう存在だったのかが判明する後半からは、また物語が違う方向へ動いていく。

    最後は悲劇的な終わり方になる違いない運命なのに、ずっと希望がある。その希望に向かって読者も伴走していく。
    そしてその期待に背かない、そういう物語だった。

    魅力的な言葉をジョアンヌがエミルに教えていくのだが、読者である私にも刺さるものがあった。

    「最も深くて悲劇的な旅立ちは、結局はなされなかった旅立ちである

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    2026年04月02日
  • 空、はてしない青 下

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    幸せってなんだろう。別れは避けられないものだけど、でもそれに向き合うことができるというのは、残される者にとっても、旅立つ者にとっても、恵まれた事なのかなと思った。上巻では全てを成り行き任せにしていたジョアンヌが、自分で考えて決断を下したのが良かった。
    悲しいけど、希望のあるラスト。ジョアンヌのこれからの人生が、力強く美しくあってほしい。

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    2026年03月28日
  • 空、はてしない青 上

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    半ば勢い任せに始まった旅の中で、美しい景色や人との出会いに自分を見つめ直していく主人公。ほとんどの小説を一気読みすることが多いけど、これは読み進めるのが惜しくて数日に渡ってゆっくり読んだ。
    ジョアンヌのバックグラウンドなどまだ明らかになっていない部分も多く、下巻でどうなっていくのか気になる。

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    2026年03月27日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    若年性アルツハイマーで余命2年と診断された男性が、最後の旅に出る話

    素敵だと思ったこと
    ジョアンヌが、ブルートムや退行したエミルと接する時。「話を合わせる」のではなく、「彼らの世界に入る」という表現だったり
    エミルがジョアンヌを忘れて過去の自分に戻っていることを「別の世界に行ってしまっている」と捉えていたこと
    自分の世界(の常識やルール)以外にも、世界があることと認識して、尊重すること
    言葉で言うのは簡単だけど、実際にはすごく難しいことだよね

    エミルがどんどん退行して、最後には子どものエミルが残った。1番根っこにあるのはお母さんだったんだ。ジョアンヌも自分の息子を亡くしたときに、息子ときち

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    2026年03月25日
  • 空、はてしない青 下

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    エミルとジョアンヌが旅をしながら絆を深め、自分たちが真に生きていると感じられる日々を送っている姿が、楽しくもあり、感動的であった。
    下巻では辛い出来事も多く訪れたが、最後までエミルに寄り添うジョアンヌの姿に胸を打たれた。
    また二人の出会いから、様々な人との出会いが描かれ、人と人とのかかわり合いの美しさ、尊さをすごく感じた。
    読むのに時間がかかったけど、だからこそこころに残る作品になったと思う。

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    2026年03月20日
  • 空、はてしない青 下

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    素晴らしい物語でした

    生と死に向き合い、時に絶望し、暗闇に飲み込まれながらも
    今、この時を大切にする
    そんなマインドフルネスの精神と共に描かれていくこの物語は、私の心に深く、優しく染み入ってくるものでした

    生きていることの素晴らしさを壮大なピレネー山脈の景色や自然とともに語りかけてくるこの作品を、今読むことができて幸せさえ感じます

    生きていれば辛いことは必ずある
    でもそれは、生きているからこそであり、生きる意味でもあるかもしれない

    人は一人では生きていけない
    改めて感じることの出来る物語です

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    2026年03月16日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻はエミルの変化がメインだったが、後半はジョアンヌの変化がメインだった。
    ジョアンヌはなぜ、エミルの投稿に反応したのか。その答えが分かった。あの結末はやや驚いたが、彼女にとっての再生はこれから始まるのかもしれない。そういう希望も感じさせる終わりでもあり、とても良かった。

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    2026年03月16日
  • 空、はてしない青 下

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    上下巻の長編ですが下巻は涙なしでは読めませんでした。哀しみの涙ではなく優しくて温かい涙。
    外で読むのはオススメしませんw
    自宅でゆっくりとほしいです。
    若年性アルツハイマーの主人公とともに旅をする話です。自然の景観の描写もさることながら人の弱さや強さの描写もわかりやすく感情移入しやすい本でした。
    優しく強くありたいと思わせてくれる1冊です

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    2026年03月14日
  • 空、はてしない青 上

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    なんの前情報もなく、ただただ表紙が好きになった、それだけで手に取ったこの本
    上巻は、エミルの苦しい胸の内が散りばめられていて、時々苦しい
    若年性アルツハイマー
    記憶がだんだんと失われていく恐怖はどれほどのものだろう
    それは、私たちがかんじているただのもの忘れとは違う
    すっぽりと、そこの記憶だけが抜け落ちる
    覚えていたものが、思い出せなくなる
    自分が今、どこで何をしているのかがわからないというのは、どれほどの絶望だろう
    フランスの、美しい自然を背景にして、美しい物語が紡がれていく予感しかしない
    エミルとジョアンヌの旅の続きを、下巻でも

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    2026年03月13日
  • 空、はてしない青 上

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    まず、美しい旅だ。出てくる景色は、険しい道のりだからこそ、より美しく感じるのだろう。
    主人公エミルは、なかなかクセのあるお人。だが、最愛の恋人と別れてしまった悲しみ、病気の絶望があるからこそ、そこまで嫌いになれない。
    本書にて、旅は新たな視点を与えてくれるというが、エミルにとってはまさに新たな視点を得たからこそ、立ち直る勇気を持ち始めた。その矢先でも、病魔は忍び寄る。影があるからこそ、どこまでも美しい物語だと感じてしまうのだろうか。
    旅をすることで、日常から離れ、自然と己を見つめるようになり、新たな自分を発見していく。それができているエミルはすごく羨ましいなと思った。

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    2026年03月08日
  • 空、はてしない青 上

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    自分の人生にやがて終わりが来る事を知り旅に出る事にした主人公はこちらもワケありの女性と出会う。
    距離感がある2人だったが主人公は旅の中で女性を通して自分の気持ちの整理や向き合い方を見つけていく。
    そしてその変化はワケありだった女性をも変えていく、その人と人との交わり合いがとても魅力的なお話。野山の厳しくも静謐な雰囲気も好き。
    病は確実に進行していき体を蝕んでいくがむしろ精神的に成長をしていく、その力強さが読み手にも力を与えてくれる。
    読み終わった後に表紙を改めて見ると泣けてくる。

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    2026年03月08日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻がエミル過去編だったとしたなら、下巻はジョアンナ過去編。しかしジョアンナの過去が本当につらい。

    エミルは元カノへの執着と理想の僕への固執、ジョアンナは自己および家族の尊厳と、も〜きみたちなんでくっついたの!!!と言いたくなるようなリアリティ。だって現実ってそんな感じだもんね。いやそれにしてもアンドレ家はマジ出禁。こっちが寛大にしてやればつけやがりやがって(真に怒りで震えながら読んだのだ)

    父ジョゼフを軽率に扱い、ジョアンナは愚弄され、なによりも大切だったブルートム。そのままで生きていることに何故誇りを持てない?何故愚かな親より自分の家族を守れない?髪の毛!!!もしやリアルで遭遇した青

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    2026年03月03日
  • 空、はてしない青 下

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    26歳若年性アルツハイマーとなったエミルが、最期の過ごし方を自分で決めていく物語。上巻は、エミルとジョアンヌの旅をテレビ画面を見るように、読み進めた私でした。
    けれども下巻は、彼らと一緒にキャンピングカーに乗り、一緒に旅をした感じがしました。美しい自然と、時に過酷な天候さえも、人々との関わりの中で、人生を彩ってくれます。
    お互いの過去を知らない2人が、次第に自分から過去を話し、理解を深めていく・・・
    人は辛い過去を思い出したくない、忘れたいと思うこともあることでしょう。でも、人に話す(吐露することは、文字に書くことでもいいと思います。)ことによって、自分のそれを、俯瞰して見ることができるのです

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    2026年03月01日
  • 空、はてしない青 上

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    フランスを舞台にした翻訳本。若年性アルツハイマーのエミルが旅にでる話。一緒に来てくれる人を募集し旅に出る。マインドフルネス、瞑想、アルツハイマーの人の気持ちなど描写されていて時々せつなくなります

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    2026年02月26日
  • 空、はてしない青 上

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    上巻が進むにつれ、マインドフルネス、瞑想、自然と生きるジョアンナが、元彼女であるローラを引きずるエミルよりも、主人公に見えてくる。

    きっかけはエミルの若年性アルツハイマーが進行し、際臨床試験を受けるなど終活準備をさせられることになった逃避行だったとしても、たまたまネットでの相方募集に飛び込んできたジョアンナは真に生きる人で、「理想の僕」で凝り固まっていたエミルの心がほぐれていった上巻だった。

    ローラに対するエミル、マジでガキすぎてウケる、というのが心の底からの感想笑 モセやエウスに行ってみたい!なによりもピレネー山脈に!

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    2026年02月26日
  • 空、はてしない青 下

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    エミルの病状が悪化する毎日。

    ジョアンヌの過去とエミルの思い出が
    交互に描かれ、2人の想いに共感しながら
    物語を読み進めることができた。

    『普通』の関係とはいえない2人の周りには、
    何故かいつも支えてくれる仲間たちがいるのも、
    心穏やかに、癒されるところだった。
    見ず知らずの旅人の2人に
    なんでこうも優しく接することができるのだろう。

    ジョアンヌの息子、ブルートムの話は苦しかった。
    彼を思い続けるジョアンヌの母としての想い。
    母としての強さ、優しさが最後の最後まで
    表現されていたところが、
    とてもカッコよく、世界中の理想の母親象だったのではないかと思う。

    終盤、エピローグまで全部良か

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    2026年02月11日