メリッサ・ダ・コスタのレビュー一覧

  • 空、はてしない青 下

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    エミルとジョアンヌの旅は続く。エミルの病状は着実に進行し、記憶の混同が起こるように。ジョアンヌは自身の悲しい記憶と少しずつ向き合い、心に変化が生まれていく。
    そしてエミルは、ついにジョアンヌのこともわからなくなっていく…
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    エミルはどんどん本来の自分を保てなくなっていく。すぐそばで支えるジョアンヌは、どれだけ辛いだろう。上巻でエミルとジョアンヌの信頼の深まりを感じていただけに辛い…。
    それでも、エミルの望みを叶えようと最期まで向き合うジョアンヌは、本当の意味で強く、美しい。

    命を全うする尊さと、愛の深さを感じる物語。

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    2026年02月04日
  • 空、はてしない青 上

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    エミルとジョアンヌの間に流れる空気感と各地の風景とがあいまって、何とも言えない美しい世界を描き出している。フランスの風景が目に浮かび、ジョアンヌとエミルの姿も目に浮かぶような錯覚に陥る。病気を抱えるというシリアスな事実はあるが、そのシリアスさよりも2人の意思の美しさが印象に残る。下巻に続く。

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    2026年02月03日
  • 空、はてしない青 上

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    旅の美しい情景とそっと寄り添ってくれるジョアンヌに癒される。若年性アルツハイマー病と診断され、余命宣告までされたが、エミルは廃人ではない。判断ができないとか、幼児や老人のように接するのは間違ってる。認知症であっても心は死なない。

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    2026年02月03日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    迫り来る「死」に向き合う人、「死」を見送る人、死が描かれるほどに、それに反して「生きること」がより濃く感じる。エミルとジョアンヌが出会った人、町、村、エウスのミルティユ、漁村のセバスチャン、パーマカルチャーの村のマルコ…どれもが必然で、2人を導いているようだった。
    ジョアンヌが抱える過去は癒しようの無いほど深い傷で、それでもエミルとの旅、出会いを通して、ゆっくりと再生していく。一方、エミルの症状は悪化していくが、彼の望む形で過ごさせてあげようとするジョアンヌの献身に彼女の静かな慈愛を感じた。

    最後の数章はぜひゆっくり味わってほしい。
    ジョアンヌ!そんな状況でエミルの最後を見届けたのねとか、エ

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    2026年01月28日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    若年性アルツハイマーとの診断を受けた26歳のエミルは、自分に残された時間の過ごす場所を、病院ではなく旅先に選んだ。旅のパートナーを掲示板で募集して…。
    あらすじを読んで、死に向かう若い青年の悲話と捉えていたが、出会いと気づきの物語だった。上巻では悲壮感はまだ先に見える程度だが、旅の友ジョアンヌ側のストーリーが辛い。下巻へ。

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    2026年01月28日
  • 空、はてしない青 上

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    数ページ読んだところとで、ああこの本はとんでもない本かもと感じる。
    26歳の若さでアルツハイマーと診断された青年エミルがキャンピングカーを購入し、家族にも何も告げず旅へ出る。
    旅の相棒は謎が多そうな女性ジョアンヌ。
    寡黙であまり感情を出さず
    自分のペースをしっかりと自分で知っていて
    柔軟さも備えている女性。

    初めはぎこちない2人だが徐々に距離が縮まり、ちょっとした会話も実に愛おしく感じられてくる。

    ジョアンヌは何故黒い服ばかり着るのか。
    色々と気になる事が多い。
    上巻を猛スピードで読み切ってしまい
    すぐにでも下巻を読みたいのだけど、
    読み終えてしまうのがあまりにも勿体なさすぎるので
    他の本

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    2026年01月20日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマー症候群と診断されたエミル。家族に治療を懇願されるも、病院のベッドで過ごす残りの人生ではなく、「人生最後の旅」に出ることを選ぶ。旅のパートナーとなった、ジョアンヌという謎の多い女性と共に。
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    とても美しく紡がれる物語。本自体の装丁も美しく、電子ではなく本で読む楽しさを実感させてくれる。

    旅をしながら少しづつ、心を通わせる二人。
    自分のことを少しづつ言葉にすること。雄大な自然を体いっぱい感じること。
    現代を生きる私たちは、未来のことを考えすぎて悩むけど、今、目の前にある物事を大事にするって大切なことだよね。
    たくさんの情報が目ま

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    2026年01月17日
  • 空、はてしない青 下

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    長い長いロードノベルの下巻。読み始めた時にはその分厚さに圧倒されていたのに、読み終わる頃にはまだ終わらないでほしい、と思わされました。作者が最初につけたタイトルはそのまま使わなくて個人的にはよかったと思う。とても良いお話でした。これだから読者はやめられない。

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    2026年01月10日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    旅と共にお互いの事を知り、大切に時間を経たせていく。ジョアンヌの過去が少しずつ明らかになってその痛みに心がしめつけられ、記憶を無くしていくエミルの恐れと見守るジョアンヌの哀しみ、この2人の出会いと旅が奇跡だと思う。
    美しい風景と美しい人間の心情、素敵な物語です。

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    2026年01月08日
  • 空、はてしない青 上

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    旅をしたくなる。自然を感じたくなる1冊だった。
    ジョアンヌの過去についてはまだ明かされていないが、この2人はお互いに全く違うものを持っている2人だと思う。だからこそ、新しい視点、考え方を持つことができるのだと思う。
    下巻に続いていくが、この2人の関係がどのようになっていくのか楽しみだ。

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    2026年01月03日
  • 空、はてしない青 上

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    旅行先の本屋さんで、綺麗なジャケットの本だなと思ってなんとなく購入した。期待をしてなかったけど、期待以上の本だった。一言で言うとタイトルの通り「美しい」本だった。

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    2025年12月13日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    父親が同じ病気だったから、暗い作品なのかと思って敬遠していたが…

    序盤のパスタを茹でているのを忘れてから暫くカリカリしているシーン
    家を借りる時の騙されてないかと疑心暗鬼になるシーン
    どれも父親の介護をしている時を思い出した。

    早期に家族を退場させたのは暗くなりすぎるからなのか

    ジョアンヌがブルートム、ポック、主人公(弱者)を引き取ると言う表現が素敵
    下巻を早く読みたい

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    2025年12月09日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーのエミルと無口な女の子ジョアンヌの旅の物語。
    前半は余命2年と宣告されたにもかかわらずあまりにもエミルがのほほんとしていて、元カノの事ばかり考えているのが引っかかってしまっていたけれど…
    後半は、旅が続く中、徐々にエミルとジョアンヌの関係も変わっていき、エミルの症状も悪化し、周りの人達との関わりも加わり物語が進んでいく。
    旅するフランスの山々、自然、街の風景が目に浮かび、加えてジョアンヌの名言や2人の会話が物語にさらなる色付けをしてくれる。

    早く続きが読みたい〜

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    2025年11月30日
  • 空、はてしない青 上

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    オールタイムベスト級。この本に出会えてよかったとまで言える傑作でした。何が凄いって、面白すぎて上下2日間で読み終わってしまったこと。本当に集中した本でしかやらないぶっ通し読破だったので、自分が本当に好きな内容だったんだろうなと思います。

    数々の名言集は、自分の人生の中でもふとした時に思い出せたら嬉しいな〜

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    2025年11月25日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーと診断されたエミルと、その旅について行くと決めた初対面のジョアンヌ。
    話が進むにつれ徐々に2人が近づいていくが、ジョアンヌが何故旅に出ることにしたのか。
    そしてどうしてそこまでエミルの決心を支えられるのか。
    旅の途中で度々起こる発作。
    そんな不安の中旅をするエミル。
    上巻だけでもかなり面白かったし、何より、この作品はなんだか私にとって大事な作品になるんじゃないかと感じた。

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    2025年10月14日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーになった26歳主人公男性のエミル。
    「人生最後の旅」をしようと、ネットで同行してくれる人を募集。
    するとジョアンヌという謎めいた若い女性が同行することに。

    エミルの過去は大体分かってきたけど、ジョアンヌは何故ここまでやるの?
    何故そこまでの覚悟があるの?
    彼らの『旅』の終わりはどこなの?
    どうなるの?
    ジョアンヌは過去に、何があったの?

    などなど、気になって仕方がありませんので、下巻も購入しました。

    翻訳ものは訳が読みづらいこともありますが、この本はとても読みやすいです。

    きっと今年一番印象に残った本No.1になる予感がします。

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    2025年10月09日
  • 空、はてしない青 上

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     ネットの掲示板で知り合った二人。男は過酷な運命から逃れる旅に出るために、女は新たな運命の導きに従って、選択した結果だった。

     主人公の若年性アルツハイマー発病という男側の背景が明かされ、物語が動き出す。旅はキャンピングカーでピレネー山脈を巡る、うらやましくもあるものだった。美しい景色、素晴らしい出会いと同時に若年性アルツハイマー病がこの旅の本質をつき付けてくる。旅の合間、病の合間に女性側の事情が自分語りで明かされ、男と読者は共にその人生を知ることになっていく。

     男、エミルの症状が深刻になるに伴い、旅は移動から移住に近いものになる。女、ジョアンヌはエミルの希望する最期をかなえるため環境を

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    2026年04月05日
  • 空、はてしない青 下

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     ネットの掲示板で知り合った二人。男は過酷な運命から逃れる旅に出るために、女は新たな運命の導きに従って、選択した結果だった。

     主人公の若年性アルツハイマー発病という男側の背景が明かされ、物語が動き出す。旅はキャンピングカーでピレネー山脈を巡る、うらやましくもあるものだった。美しい景色、素晴らしい出会いと同時に若年性アルツハイマー病がこの旅の本質をつき付けてくる。旅の合間、病の合間に女性側の事情が自分語りで明かされ、男と読者は共にその人生を知ることになっていく。

     男、エミルの症状が深刻になるに伴い、旅は移動から移住に近いものになる。女、ジョアンヌはエミルの希望する最期をかなえるため環境を

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    2026年04月05日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    下巻は謎が解けると共に、2人の関係が急速に近くなっていく。雄大な自然の中、様々な人と出会いながらも、病魔は確実に進行し、そして最後を迎えることになる。

    ロードノベル、恋愛小説であるけれど、家族とりわけ母という存在が大きい。

    ハッピーエンドで終わったこと、なんだか本当に嬉しい。

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    2026年04月03日
  • 空、はてしない青 下

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    涙腺崩壊。ラスト2時間くらい泣きながら読んだ。

    この本が映画化したら、絶対見たいと思った。
    旅先の風景や登場人物達が、頭の中で鮮やかに浮かび上がるような、美しい小説だった。

    下巻はジョアンヌの視点で、過去の回想が入りながら、エミルとジョアンヌの旅を描く。
    エミルがブラックアウトする度に、ジョアンヌと一緒におろおろして、涙を流してしまった。

    ジョアンヌにとってエミルは、天国のお父さんからジョアンヌへの贈り物だった。

    最後の旅の中で、ジョアンヌが気付いた自らの過ちと、その後にとった行動が圧巻。涙腺崩壊。

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    2026年03月16日