新井ひろみのレビュー一覧

  • 涙の果てにかかる虹

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    退院してきました。
    心身ともに癒されたくて手にとり傷口の痛みを一時的に忘れるほど読みふけりました。

    いや〜癒された〜!

    このジャンルは積読状態だったが好きなジャンルであった!

    装丁もタイトルも素晴らしすぎる。

    また読書の幅がひろがった。

    癒やしって大事だね。


    ぜひ〜

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    2025年08月14日
  • 薬屋の秘密

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    18世紀、ロンドンの裏路地にひっそりと佇む薬屋があった
    決して見つかることのないその薬屋は男に苦しめられる女性に「毒」を処方する…
    そして現在、夫との間に問題を抱え、一人イギリスを旅するキャロライン…
    テムズの河原の「泥ひばり」ツアーに参加し、空色の小さな小瓶を見つける!
    どうやら、昔の薬瓶らしい…
    その小瓶に導かれるように、キャロラインは18世紀、薬屋があったであろう扉を開く
    そこには、遠い昔に忘れられたまま、長い眠りについていたものたちがあった…

    もう、これは拍手!
    全米400万部突破も納得!
    18世紀のロンドンと現在が交錯しながらストーリーは進むが、登場人物が少ないため人物相関図も必

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    2025年03月10日
  • 薬屋の秘密

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    とても面白く、読み始めてすぐ引き込まれた。18世紀と今を生きる女性たちの日常が重なって、ミステリーとしてはもちろん、女性としての生き方をエンパワメントしてくれるフェミニズム小説としても大変楽しめる。謝辞で紹介されている、著者が出会ったという実際の泥ひばりの1人のインスタグラムを見ると泥の中からあらわれたさまざまな遺物がたくさん紹介してあって、現実と小説が交わったような感覚を覚えた。

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    2025年02月15日
  • 薬屋の秘密

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    時代と視点が交互に変わる作品が大好きなので、最高の作品だった。
    花草虫の知識を持った薬師の視点の話が特に良かった。自ら作る毒で女性を助けるが、その毒が自分自身を死にも向かわせているのは何とも可哀想でならなかった。どの時代でもどの国でもまだまだ男尊女卑で、女性が地位を築くのは血反吐が出るくらい努力しないといけないのだよね。

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    2024年03月01日
  • 薬屋の秘密

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    18世紀のロンドンの路地裏でひっそりと営む女性の為の薬屋の女主人とお屋敷のメイド。ひょんな事からテムズ川で薬瓶を手にした現代女性。物語はこの3人が交互に語る形式で進められる。時代背景も現代女性が置かれてる状況もしっかり描いてある上でミステリーの伏線もうまく働いていてほんとに面白かった。

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    2023年10月29日
  • 毒見師イレーナ/よみがえり~レザレクション~ ◆ハーパーBOOKS創刊記念 ◆無料立読み版

    購入済み

    ファンタジーものではあるが

    異世界物ではあるが、他の作品の多くが魔法や超能力 チートな力で安易に物語を進めているのに、そのような手段を使わずしっかりと物語を組み立てている。身分制度の課題もしっかりと書き込んでいる。翻訳も非常によくいわゆる翻訳臭が全くしない。波乱と危機感に富んだストーリー展開に惹きつけられる。

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    2023年01月01日
  • 終の航路

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    夫が連れて行った娘を探す旅。でもそこは2130年の海面が上昇し世界のほとんどが水没し船での移動、幼い娘パールと2人で。1日を生きるのが精一杯の状況のなか、略奪や殺しが後を絶たず危険がすぐ近くにある日々。そんな世界で出会う人たちによって大きく動き出す。母子だけではなくグループの中での生活と対立。絶望的な環境のなかで生きていくこと。それに必要なものは何か。娘は見つかるのか。たくさんのものが詰まった物語。母と旅する幼いパールの存在がとてもよくてヘビを捕まえて友達にするその時の無邪気さ、笑顔がとても印象的。たくさんの人に読んでほしい面白い一冊。

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    2019年12月12日
  • Wait,What?(ウェイト、ホワット?) ハーバード発、成功を導く「5つの質問」

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    これは読んでよかった。常に意識すべき問いが五種類紹介されるが、非常に本質的。仕事やビジネス問わず、家族との接し方や自分の人生を充実させるために大切な考え方を知れたと思う。
    あと、問いに立ち戻ること自体が、思考の奥にある根源的な目的を改めて認識できるなとも気づいた。

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    2018年08月07日
  • 誘惑のモロッコ

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    ネタバレ

    文句なしに面白かったです。
    ひと息に読めました。

    ヒロインのベスは並の女性よりも上背があることをコンプレックスに思っていました。また、その他にも男性との関係についても、自分は普通ではないのだと悩んでいました。
    そんなところに颯爽と現れたヒーローは王族で、しかも大富豪のイケメン。乗馬学校を営むベスは優れた子馬欲しさに、彼の祖国モロッコへの招待を喜んで受けるも、その裏にどんな思惑か隠されているかも知らずに―。

    結果として、相手側、つまりヒーローのアザイアには男性としてのはっきりとした下心と欲望があってベスを招待したわけですが、慎み深いベスはそんなことなど考えもせずに、彼の申し出に従っただけでし

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    2017年02月02日
  • よみがえり~レザレクション~

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    ネタバレ

    この本を読む人は多分、帯を見て、少しの覚悟をしなければならない。
    『大切な人が生き返ったら――――あなたは本当に喜べますか?』
    この文句が、この作品をこれ以上ないほどに物語っている。

    50年前に8歳の息子を亡くした老夫婦の元に、その息子が還ってくる。
    姿形、記憶、全てが息子そのものだけれど、どこか、何かが違っている。
    妻は神の奇蹟だと信じて彼をほとんど無条件に受け入れ、夫は拒絶を示して距離を測りかねながらも少しずつ失われた幸せを取り戻していく。
    だが、よみがえったのは息子だけでなく、この町、この国、この世界じゅうの人々で、そのために世界は混乱に陥る。
    そのさなかで、老夫婦がとった行動が、この

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    2015年07月28日
  • マイ・ファーストラブ

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    前2作ではあまり出番のなかったお姉さんのメグ、思ったよりハードモードの人生である。
    それにしてもこのシリーズ悪役がとことんクズだな!

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    2014年10月25日
  • マイ・スイートガール

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    4.8 読み応えたっぷり。
    クマのきもちが描写されるハーレクイン。
    クィンいいやつ…。
    悪役なので当然なのだがロニーのやり方が悪どくて辛い。
    プロレタリア文学読んでるみたいな気持ちになる。
    クィンが拉致られるあたりからがクライマックス。
    マライアの頑張りが凄すぎる。
    犬の名前にモーゼって凄いなと思ったら、ほんとモーゼ。

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    2014年05月27日
  • マイ・ラブレター

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    ハリウッドで映画化できそうな映像映えする作品。
    爽快とは言わないまでも気分のいい読後感。
    割と多方面からの描写があって飽きさせない。モーの人物描写とか面白い。ドンパチ多くてハラハラもするが。
    しかし田舎の血族の団結力すごい。クィンの話も楽しみだなー!

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    2013年12月23日
  • 揺らめく羨望

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    マギーシリーズ第四弾。周囲が少し落ち着いた中で起こった、ドラム缶詰めにされた複数の死体発見。今迄の追い詰められる焦りを持たず行動するマギーが新鮮です。新たな登場人物との今後も気になる!

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    2009年10月07日
  • 汚れた指

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    マギーシリーズ第五弾。一作目から読み続けてきた人なら気になっていただろうマイケル・ケラー神父と遂に決着がつきます。傷ついた子供の救済、という難しいテーマに捜査官である己の立場も含めて葛藤するマギー。最後に出した結論は、意外でしたが嬉しいものでした。ニックとマギーの悩みの温度差が可笑しい。

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    2009年10月07日
  • 汚れた指

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    待ってましたのマギー・オデールシリーズ第5弾。ケラー神父も再登場します。そして個人的にはいい加減くっつけばいいのにと思うニックとマギー。また持ち越しか。結末はけっこう意外です。

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    2009年10月04日
  • 薬屋の秘密

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    久しぶりの海外作品、はじめての著者さんということで、心配していましたが、大丈夫でした。面白く、引き込まれる作品でした。

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    2025年11月07日
  • 涙の果てにかかる虹

    ネタバレ 購入済み

    久しぶりのシャロン·サラ

    安定のシャロン·サラでしたね。ずらずらと一気読みしました。今作もシャロン·サラお得意の一途に1人の人を思い続けるヒーローヒロインでハラハラ・ドキドキはあったものの、お決まりのハッピーエンドが見えてたので安心して読めました。作中に出てくるお互いの毒親には、もっと厳しい罰を与えてほしかったかな。特にヒロインの父親には、ホントにイラッとさせられました。あと同僚の看護師の男!!ホントにキモい!!この男にも、もっと「ざまあ」が見たかった

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    2025年09月20日
  • 薬屋の秘密

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    とても読みやすい文体
    そして それぞれの人物の
    その後、が気になって
    ページが止まらなかった

    登場人物に 感情移入し過ぎると
    苦しくなる
    やるせなさと 仕方なさと
    少しの怒りと…
    少しペースダウンもありつつ
    ラストでは報われたような気持ちに

    女性が生きていくには困難な時代
    女性も 人生を自分らしく生きられる時代
    それぞれ時代は違えど
    悩みは
    似かより 同じ苦しみもある
    そして それぞれが少しの勇気と行動で
    人生の舵をとることが可能なのだ

    きっと2人は 舵を良い方へきれたと
    思っている

    キャロラインには
    忘れていたことを思い出させてもらえた
    彼女と一緒に 高揚した気持ちになれた

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    2025年07月21日
  • 名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54

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    すごいどんでん返しってことはないけど、なんこ安定したミステリー小説って感じがよかった。
    海外小説でページ数もおおいけど、けっこうすらすらと読み進められる

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    2025年03月31日