あらすじ
星の数ほどの悲しみを知る彼女に、神様がもたらす奇跡とは。
癒しの名匠S・サラが渾身をこめて紡ぐ、涙のシリーズ第2弾。
病室に現れたクィンを見てマライアは息をのんだ。彼に会うのは実に3年ぶり――遠い戦時下の異国で出逢った二人は、かつて体を重ねる仲だった。とはいえその行為は軍に属するクィンにとって、死と隣り合わせの日々からつかのま目を背ける手段。そうわかっていたマライアは愛を打ち明けられず、やがてクィンの突然の帰国で音信不通になっていたのだ。クィンは知人にマライアが怪我を負い帰国したと聞いたらしく、身寄りのない彼女を自宅に連れ帰るため迎えに来たという。最愛の人との思いがけない再会に心乱れるマライアだが……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
4.8 読み応えたっぷり。
クマのきもちが描写されるハーレクイン。
クィンいいやつ…。
悪役なので当然なのだがロニーのやり方が悪どくて辛い。
プロレタリア文学読んでるみたいな気持ちになる。
クィンが拉致られるあたりからがクライマックス。
マライアの頑張りが凄すぎる。
犬の名前にモーゼって凄いなと思ったら、ほんとモーゼ。
ヒロインがカッコいい
シャロン・サラは期待を裏切らない。3部作なんだけどレビューが好評価だったので1をとばして読んじゃいました。レビューの通りヒロインのカッコいいことったらないわ。PTSDで迷ってるんだけど、やる時はやるよねえ。笑っちゃうシーンもあったりして、あっという間に完読です。星マイナス1はヒーローの活躍が少なかったからかな。シャロン・サラの作品はヒーローよりヒロインがカッコいいよね