サラ・ペナーの作品一覧

「サラ・ペナー」の「薬屋の秘密」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 薬屋の秘密
    4.3
    1巻1,280円 (税込)
    40言語に翻訳、全米100万部突破! その毒は男を殺し、女を守る。 18世紀ロンドン、 連続殺人犯と恐れられた〝薬屋〟がいた―― 18世紀、ロンドンの路地裏にひっそりと佇む薬屋があった。客は男に苦しめられた女性のみで、店主ネッラがつくる“毒”に助けを求めやってくる。ネッラは女たちのため毒を処方し続けたが、ある少女が店を訪れたことで運命の歯車が狂いだす――時は変わり現在、大学で歴史学を学んだキャロラインは古びた瓶を拾ったのを機に、かつて謎の薬屋がおかした連続殺人を調べることに……全米100万部の話題作!
  • 薬屋の秘密

    Posted by ブクログ


    18世紀、ロンドンの裏路地にひっそりと佇む薬屋があった
    決して見つかることのないその薬屋は男に苦しめられる女性に「毒」を処方する…
    そして現在、夫との間に問題を抱え、一人イギリスを旅するキャロライン…
    テムズの河原の「泥ひばり」ツアーに参加し、空色の小さな小瓶を見つける!
    どうやら、昔の薬瓶らしい…
    その小瓶に導かれるように、キャロラインは18世紀、薬屋があったであろう扉を開く
    そこには、遠い昔に忘れられたまま、長い眠りについていたものたちがあった…

    もう、これは拍手!
    全米400万部突破も納得!
    18世紀のロンドンと現在が交錯しながらストーリーは進むが、登場人物が少ないため人物相関図も必

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    2025年03月10日
  • 薬屋の秘密

    Posted by ブクログ

    とても面白く、読み始めてすぐ引き込まれた。18世紀と今を生きる女性たちの日常が重なって、ミステリーとしてはもちろん、女性としての生き方をエンパワメントしてくれるフェミニズム小説としても大変楽しめる。謝辞で紹介されている、著者が出会ったという実際の泥ひばりの1人のインスタグラムを見ると泥の中からあらわれたさまざまな遺物がたくさん紹介してあって、現実と小説が交わったような感覚を覚えた。

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    2025年02月15日
  • 薬屋の秘密

    Posted by ブクログ

    時代と視点が交互に変わる作品が大好きなので、最高の作品だった。
    花草虫の知識を持った薬師の視点の話が特に良かった。自ら作る毒で女性を助けるが、その毒が自分自身を死にも向かわせているのは何とも可哀想でならなかった。どの時代でもどの国でもまだまだ男尊女卑で、女性が地位を築くのは血反吐が出るくらい努力しないといけないのだよね。

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    2024年03月01日
  • 薬屋の秘密

    Posted by ブクログ

    18世紀のロンドンの路地裏でひっそりと営む女性の為の薬屋の女主人とお屋敷のメイド。ひょんな事からテムズ川で薬瓶を手にした現代女性。物語はこの3人が交互に語る形式で進められる。時代背景も現代女性が置かれてる状況もしっかり描いてある上でミステリーの伏線もうまく働いていてほんとに面白かった。

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    2023年10月29日
  • 薬屋の秘密

    Posted by ブクログ

    薬屋をやっている女性と歴史学を学んだ女性
    時代が異なる二人の話が交互に語られる
    歴史学の女性は拾った薬瓶をたどるとその
    過去の薬屋につながり・・・
    薬屋はひとりの訪問者のせいで歯車が狂いだした
    感じで目が離せませんでした
    歴史学の女は旦那の不貞と薬瓶の調査が絡んで
    しまいこちらも目が離せず
    終盤は現在と過去が短いターンで語られました
    いろんな要素もあり楽しめました

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    2024年12月28日

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