薬屋の秘密

薬屋の秘密

1,280円 (税込)

6pt

4.3

40言語に翻訳、全米100万部突破!


その毒は男を殺し、女を守る。

18世紀ロンドン、
連続殺人犯と恐れられた〝薬屋〟がいた――

18世紀、ロンドンの路地裏にひっそりと佇む薬屋があった。客は男に苦しめられた女性のみで、店主ネッラがつくる“毒”に助けを求めやってくる。ネッラは女たちのため毒を処方し続けたが、ある少女が店を訪れたことで運命の歯車が狂いだす――時は変わり現在、大学で歴史学を学んだキャロラインは古びた瓶を拾ったのを機に、かつて謎の薬屋がおかした連続殺人を調べることに……全米100万部の話題作!

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薬屋の秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    時代と視点が交互に変わる作品が大好きなので、最高の作品だった。
    花草虫の知識を持った薬師の視点の話が特に良かった。自ら作る毒で女性を助けるが、その毒が自分自身を死にも向かわせているのは何とも可哀想でならなかった。どの時代でもどの国でもまだまだ男尊女卑で、女性が地位を築くのは血反吐が出るくらい努力しな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月29日

    18世紀のロンドンの路地裏でひっそりと営む女性の為の薬屋の女主人とお屋敷のメイド。ひょんな事からテムズ川で薬瓶を手にした現代女性。物語はこの3人が交互に語る形式で進められる。時代背景も現代女性が置かれてる状況もしっかり描いてある上でミステリーの伏線もうまく働いていてほんとに面白かった。

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    Posted by ブクログ 2024年04月04日

    1791年と現代のロンドンが舞台。現代はアメリカ人30代女性キャロラインと、過去は薬師ネッラとメイドの少女イライザの3人の視点で綴られていく。その当時のロンドンにあまりいいイメージを持っていないので,本書を手にするのにやや躊躇していたが読み進めてみると、まぁそんな杞憂は吹っ飛んだ。いやーなサスペンス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    設定はちょい魅力的もストーリーが地味、登場人物も魅力的でなく、謎解きもそんなに大したことなく。ただ展開は面白く、情景描写も上手で何だか引き込まれてしまいました。その後の展開が気になる本でした。

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    Posted by ブクログ 2023年11月09日

    外国の小説は名前が頭に入ってこず読みにくいのですが、登場人物が少なかったので混乱せず読み進めることができました。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    ファンタジーなミステリ小説。舞台は18世紀のロンドンと、現代のキャサリンが傷心旅行として訪れたロンドン。それらが交互に書かれることで、連続毒殺事件があきらかになる。暗く希望のない薬屋の主人ネッラにとって、少女イライザとの交流が、少しだけ救いをもたらして死んでいく、、、この小説はそんな風に終わるのかと...続きを読む

    0

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