片山恭一のレビュー一覧

  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    20年前に大ベストセラーとなり、映像化した作品。
    ドラマ版や映画版は観たことがないため、映像作品の方も観てみたい。

    内容紹介では完全に児童書という印象を受けたが…むしろ小学生が読む内容ではないような気がした。

    白血病を患った中学生の少女アキ。
    アキと出逢い、恋に落ちる主人公朔太郎(さくたろう)。
    2人の少年少女に押し寄せる過酷な現実。

    恋愛や命の尊さが染みる作品。
    自分より大切な存在ができる事がどれだけ凄い事なのか痛感した。

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    2024年11月20日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    中高生のとき、図書室で手に取って夢中になって読んだ本。友人と話していて話題になったので、再読。あまりになにも覚えてなくて自分の記憶力に笑っちゃったけど、淡々と綺麗な言葉が並べられていて、その当時のわたしが好きな文章に違いないと思った。アキとサクのかけがえのない日々が、この本の中に閉じ込められている。わたしが大人になったからなのか、この本がそうなのか、わからないけど思ったより感情はのらなかったな。整頓された、しわのない真っ白なシーツという感じだ。

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    2024年06月12日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    ネタバレ

    主人公の彼女に対する愛情がこっちまで伝わってくるくらい大きくて、本当に大好きなんだなと思う純愛物語だった。
    だからこそ、病で彼女を亡くした時の主人公の気持ちを考えると辛い。
    立ち直るのにも相当時間を要したと思う。
    ただ、最後には別の彼女を連れて亡くした彼女と真の決別をするシーンには感動した。
    強く生きていくことを決めた朔太郎は立派だと。

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    2024年03月31日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    祖父の言う、残された方の悲しさは
    亡くなった恋人の悲しみを
    肩代わりしてるといる考え方がいいなと思った。

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    2024年01月22日
  • もしも私が、そこにいるならば

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    病気に関する物語でリアリティーがあり冷たく怖い感じがした。その中で小説らしいものとそうでない現実感がある作品だった。

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    2023年10月04日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    2008年07月05日 15:45
    ほんとは、おすすめ度1か2にしようかと思ったんだけど、

    最近、本を読まない人が増えている。

    そんな人に読んでほしいという意味で、3。

    まず始めに感じたことは、書き込みが足らなさ過ぎると言う事だ。

    物足りない物足りない。あっという間にアキが病気になって死んでしまう。

    気がついたら葬式の場面だった。

    感情移入、出来そうな気がしそうで出来なくて歯がゆい。

    せいぜい主人公(朔太郎)とおじいちゃんの関係の場面が良かったのと、

    会話のテンポはまあまあ好きだったことか。主人公とアキのも含めて。

    題名は、パクリとか言ってる人がいるけど、

    題名くらいと言っ

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    2023年09月02日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    約20年ぶりの再読。「こんな話だったっけ?」と思うことがたくさんあって、再読もいいものだと思った。

    最終章で、朔太郎が婚約者と学校に行く。そこで、アキの焼けた骨の灰をまく。そのシーンが切ないような、でも、朔太郎も吹っ切れたんだという思いの両方が伝わってきて良かった。
    物質的なものがなくなっても、生き残った人間の心にとどまっていれば十分だと思う。

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    2023年08月08日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    「ぼくにとってアキのいない世界はまったくの未知で、そんなものが存在するのかどうかさえわからないんだ」「大丈夫よ。わたしがいなくなっても世界はありつづけるわ」朔太郎とアキが出会ったのは、中学2年生の時。落ち葉の匂いのファーストキス、無人島でのふたりきりの一夜、そしてアキの発病、入院。日に日に弱っていくアキをただ見守るしかない朔太郎は、彼女の17歳の誕生日に、アキが修学旅行で行けなかったオーストラリアへ一緒に行こうと決意するが―。好きな人を失うことは、なぜ辛いのか。321万部空前のベストセラー、待望の文庫化。

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    2023年04月01日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    自分が擦れてしまっているからなのかありがちだなと思ってしまった
    内容的にはさらっと読めたが没頭はできなかった
    新しい作品ではないので最近の話の先駆けと考えればすごいのかな

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    2023年02月18日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    冬休み1冊目
    まだ身近な人が死んだりする経験がなくて共感出来るとかいうことは無かったけど、先に死ぬほうより死なれた方の方が苦しいんやなあっていうあっさい感想で申し訳ない。クリスマスに読む本ではなかったけど考えさせられるし、もし身近な人が亡くなったらこの本が染みるんやろうなあ

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    2022年12月26日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    いま頃なぜか空前のセカチューブームです!(自分の中で)
    ドラマ見て・映画見て・コミック読んで、次はやっと原作かな?
    でも本当は、主人公が病気になったり、ましてや亡くなったりするストーリーはあまり好きぢゃない
    映画にしても、ある程度まとまった時間を使って観るので、出来れば鑑賞後はスッキリ?元気に? まあ、ポジティブな感情で居てたいって思うから 自然とハッピーエンドだったり爽快感を求めてしまう
    そんな中、何となく見始めてしまい、途中からは この先あまり見たくなって思いつつ 結局見続けてしまったドラマの綾瀬はるか と 山田孝之の演技にやられちゃったかな
    とっても素敵な物語です
    見るならやっぱりドラマ

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    2022年09月23日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    生きている人間が先に死んでしまった人間の悲しみを請け負って肩代わりしている。逆の立場になった時、好きな人が悲しまないよう自分が好きな人の分まで生きないといけない。
    理屈ではあるがなるほどなと感じることができた。
    前向きに生きる大切さを作品を通して痛感した。

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    2022年08月23日
  • 雨の日のイルカたちは

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    気持ちが落ちている時によく生きる意味だとか自分が生きる価値はあるのかだとかをよく考えるけど、その問に対しての1つの答えになってくれそうな本だった。
    特に「雨の日のイルカたちは」「彼らは生き、われわれは死んでいる」が好き。
    「百万語の言葉よりも」はいきなりオカルトチックになって微妙だったけど。

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    2022年01月04日
  • 世界の中心でAIをさけぶ(新潮新書)

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    旅行記?!と思ったら 旅のブログがまとめられた本だったのですね 2045年に来るかもしれないシンギュラリティを見据えて さまざまあるけれど AIでも手が届かない人間の情や他者と共に生きることについて考えなければならないのだなと思った 人間の中身は二者択一できないし 決してアルゴリズムではないと

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    2021年07月26日
  • 世界が僕らを嫌っても

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    性同一障害のタシケ
    父が母親を殺めた犯人と疑うサヤ
    父親の猟銃自殺を幼少期に見たクチナシ
    思い十字架背負ってしまった3人が
    偶然に出会い交じり合う事で
    自分に起こった出来事を直視し受け入れる

    なんとも重い運命を背負った3人の話に
    結末がしんどい物になるのか?
    と思いましたが
    3人の幼少期に起きた出来事が
    結末で一つに重なり合うという
    上手く仕上がった作品だと思いました
    読後感はスッキリした良い作品でした



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    2020年01月15日
  • もしも私が、そこにいるならば

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    #2がよかった。#1は△、#3はまあまあかな。読んでる時はそれなりだったが終わってみるとあまり残るものがない。人物の心理描写があまり好きじゃないのかな?

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    2018年10月15日
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

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    あの作品のコミカライズ。絵は綺麗だしプールや例のシーンも再現。吐血のシーンはかなり生々しかった思い出。

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    2017年10月09日
  • 愛について、なお語るべきこと 下

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    あらすじ(背表紙より)
    山中で老人とともに熊を追っていたオサムは、老人が命を落とす瞬間を目の当たりにする。その後、老人の知り合いである鍛冶屋を頼り、ギギとともに「耕す人」の村で生活をするオサムだったが、あることを契機に鍛冶屋に殺意を抱き、元の棲家である都市部のビルの廃墟に戻る決意をする。 一方、タイで息子の消息を追っていた小説家の辻村は、思わぬ成り行きから、突如ラオス国境の山村に帰ってしまった謎の美女・ウァンを追って、日本人カメラマン・川那部と彼の地へ向かう。そして、事態は思わぬ方向へ急変する。

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    2016年03月20日
  • 愛について、なお語るべきこと 上

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    あらすじ(背表紙より)
    近未来の世界で生き残った少年が生活をともにする、ギギと呼ばれる言葉を話せない少女。旅先で消息の途絶えた息子を探しにタイの地を踏んだ作家が出会った、ウァンと呼ばれる謎の美女。「彼女の本当の名前」を巡る、ふたつの物語。

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    2016年03月20日
  • ジョン・レノンを信じるな

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    『ジョンレノンを知らない贅沢』
    世の中には知りたいものと、知らなくちゃいけないものと、知らなくていいものと、知ったらいけないモノがある。

    ジョンレノンやビートルズを知らないまま死ぬ贅沢を僕は夢見ているんだ。

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    2015年03月01日