【感想・ネタバレ】ジョン・レノンを信じるなのレビュー

あらすじ

『世界の中心で、愛をさけぶ』の原点、著者初の文庫化作品を電子化!

1980年冬。ジョン・レノンが凶弾に倒れたその年の冬、僕は8年間付き合っていた恋人・玲との別れを迎えた。世界がたちどころにモノクロームに変じてしまった喪失感のなか、新たな恋に向かうものの、それはどこか匿名の誰かによって演じられたようなリアリティーに欠けたものでしかなかった。そんなある日、僕はある出来事に遭遇する。22歳の恋と喪失、そしてその先にあるもの――。

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Posted by ブクログ

一九八〇年十二月八日、ジョン・レノンは、ニューヨークの自宅マンション前で凶弾に倒れた。そしてその年の冬、僕は八年間付き合っていた恋人・玲を失った。世界がたちまちモノクロームに変じてしまったような喪失感のなかで、僕は同じ大学に通う渡辺由香里に出会うが、それは匿名の誰かの恋を代理したようなリアリティに欠けたものだった。そんなある日、僕はある出来事に遭遇する。二十二歳の恋と喪失、そしてその先にあるもの―。「世界の中心で、愛をさけぶ」の原点とも呼べる著者初の小説文庫化作品。



こうなりたい。
ああなりたい。
というのはあってもおかしくないものと思いますが、自分でない何かや誰かには誰もなれないんですよね。
様々なことを吸収し自分を作り上げていくということはとても大事なことだと思いますが、自分以外のものになってもねぇ・・・
と自分の存在意義を再確認していみました♪

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2009年10月09日

Posted by ブクログ

2008.12.
15
「普段、人は何もわかってないのに、なんでもよくわかっていると思っている。しかし小さな躓きから、みんなわからなくなってしまう。自分が何をすればいいか、どこへ行けばいいか。本当は、よくわかりもしないことを、ただ昨日もそうだったという理由で、今日も繰り返しているだけかもしれない。」

35
「かつてのぼくは玲を通じて世界と結びついていた。一般的に信じられているように、『愛』というのはいつくしみの感情などではなく、むしろ世界認識に近いものではないだろうか。その人を通して、世界があることを実感する、そして自分が世界の一員としていることを実感する、確固とした意識のことではないだろうか。」

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

『ジョンレノンを知らない贅沢』
世の中には知りたいものと、知らなくちゃいけないものと、知らなくていいものと、知ったらいけないモノがある。

ジョンレノンやビートルズを知らないまま死ぬ贅沢を僕は夢見ているんだ。

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2015年03月01日

Posted by ブクログ

~内容(「BOOK」データベースより)~
一九八〇年十二月八日、ジョン・レノンは、ニューヨークの自宅マンション前で凶弾に倒れた。そしてその年の冬、僕は八年間付き合っていた恋人・玲を失った。世界がたちまちモノクロームに変じてしまったような喪失感のなかで、僕は同じ大学に通う渡辺由香里に出会うが、それは匿名の誰かの恋を代理したようなリアリティに欠けたものだった。そんなある日、僕はある出来事に遭遇する。二十二歳の恋と喪失、そしてその先にあるもの―。「世界の中心で、愛をさけぶ」の原点とも呼べる著者初の小説文庫化作品。
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2010年04月02日

Posted by ブクログ

ビートルズファンにとって、このタイトルは反則です。
セカチュ―の原点の作品だそうな。
ご想像通りジョン・レノンはあまり関係ないです。

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2009年12月20日

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