あさひ木葉のレビュー一覧
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ネタバレ警視庁公安部に籍を置く紀藤亮二は、冷酷で強引な捜査を行っていた。
そんな自分に反発する上司がいるのも理解の上。
それでも自分のやったことに対するおとしまえは自分自身で付けるし、部下に責任をなすりつけようとも思わない。
また、持って生まれた中世的な美貌を生かして、男と寝るのも常套手段だった。
とにもかくにも、自分の使えるものは全て使い、自分一人だけで捜査を行う。
そんな紀藤が大きな失態を犯した。
人身売買をしているという外国マフィアを追い詰める手段として、囮を使う捜査をしていたのだが、その囮に裏切られたのだ。
おかげで、マフィアは叩けず。それどころか、警戒されて手を出しにくい状 -
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天才ピアニスト X 悪魔
ピアニストの佐光に喚び出された悪魔の艶夜。早速契約して魂を奪おうとするが、いきなり襲われ、監禁状態に!「あなたは、そんな顔してイくんですね」人間ごときに快楽で跪かされる屈辱、それさえも欲望に素直な体は悦んでしまう。悪魔を玩具のように弄ぶ男なのに、魅惑的なピアノの音色、艶夜に対してだけ向ける熱のこもった眼差し。こんな人間、初めてだった。だが、逃げ出そうとした艶夜は、佐光に羽根をもがれ…!!執着するのは、あなたにだけ―悪魔をも翻弄する甘美な旋律。
どんな黒い話なんだろう~って思ってたんだけど、
読んでみると、独占欲の強い攻に翻弄させられてる悪魔って感じで面白かった -
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ほぼ初読みの作家さん
攻め:李麗峰
受け:朱雀雪緒
性奴として調教され貢ぎ物となって麗峰に3ヵ月預けられた雪緒はその3ヵ月で自分の意志をもって男たちを君臨するように麗峰から教えを受けて日本に戻ってきた。その麗峰を殺せと命じられ…。
エロかったぁ。
卑語を喋るのは好きじゃないので玩具として意志を捨てて性奴に堕ちていた雪緒は好きじゃないけど男たちを手玉に取るようになってからはいいと思う。手玉に取る場面描写が欲しかったかな。
あと、雪緒が性奴として先生たちに調教される場面も。
いっそのこと、その調教部分で1冊書いて欲しい(笑)
李麗峰は幾つの設定なのか?…と思ったら雪緒の感じ方で20代 -
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ネタバレ時は明治。まだ、日本が鎖国から解かれて間もない頃。
契は、西欧の血が入ってるが故に、産みの親から捨てられ、施設で名前もないまま育っていた。
そんな契を救ったのは、関東一の侠客・鬼頭一家の次男・圭介だった。
名前のなかった契に「契」という名前を付けた彼は、ペットの代わりに引き取ったという契を大切に扱ってくれる。
今まで虐げられてせ暮らしていた契は、圭介のことを主人として仰ぎ、圭介のいうことであれば、何でも聞き入れたいと考えていた。
そんな二人も年を重ね、成人し、そろそろ結婚してもおかしくない年齢になってきていた。
そんなある時の正月。
一家の長でも有り、圭介の父親でもある総次郎の -
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ネタバレこういうの好きです。
学費とか、生活費とかを支払ってもらう代わりに、体をカタに取られちゃう話。
元々、夕貴は的場のことを慕っていたんですが、強引なことをされちゃって、感情がこじれてしまった……という。
もう、これは完全に、的場が悪いですよね。
もうちょっと順番にちゃんと手順を踏んでいれば、こんなことにならなかったとは思うんですけどね。
その手順を踏まれたら、こんな話にはならなかったと思うので、おいておこう。
ただ、夕貴には優しくされた昔の思い出があるので、的場を嫌いになりたくても、嫌いになれない……という。
ちょっとドツボ的な話。
お互いが意地を張れば張るほど、すれ違 -
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国を富ませてくれるかわりに、100年に1度生贄を要求する神と
その役目を自ら買った巫女(神子)のお話。
生贄=やる、なんですけども(笑。
一矢報いようとするも阻まれ、陵辱され、攻めに嫌悪する受けだけれど
彼の孤独と自分への深い思いを感じ、次第に共に生きていくことを
受け入れる。ようやく穏やかな時間を過ごせるようになったころに・・・。
エロはチクヒ責めどっさりの触手ありです。ストーリーも思った以上に良く
特に後半は、攻めの正体や生贄を必要とする謎もわかり楽しかったけど
このカップル、普段とH中にちょっとギャップがありすぎかなあと。
もうちょっと清楚さを受けに残しても良かったかなあ。