あらすじ
国の守り神への生け贄となった翡翠は、その神・碧王に陵辱されてしまう。「一滴残らず、絞りとってやるよ」碧王の操る蔦に縛められ、猛々しい雄で貫かれた。虜囚の身となり辱めに悶える翡翠だったが、己を貪る碧王の眼差しに深い孤独を見る。国を富ませるために精気が必要とはいえ、翡翠を犠牲にすることで碧王もまた傷つき、自分を責めているのだ。翡翠は、その傷を癒し碧王に寄り添いたいと思うが、彼には呪がかけられていて──。孤独な神に捧げられた、真摯な愛の結末は…?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ノリが、どちらかというと、完全に男の人向けの小説だったような気がしてならないのですが……
というか、この小説読んで思ったんですが、あんまりBLに「触手」とかって出てこないですよね?
男性向けの小説には割とよくあるアイテム(?)なのに、そういえば、BLではないなーということを再確認。
それから、もう一つ思ったのが、なんていうか直接性器の名前を口に出させることも少ないんですよね、実は。
しっかり、翡翠は碧王に言わされてましたけど!
でも、そう思いながら、次の小説を読んだら、意外としっかり言わされてました(苦笑)
けど、それもあんまり「普通」とは言い難い小説だったので、何とも言えないんですけど。
その2つのノリとかが、完全に男性向け小説ノリ。
でも、後半部分は、ちゃんとBLの愛のあるお話でした。
個人的にはこれはこれであり! というか、むしろ大好物でしたけど!
そういう感じで、そういうシーンに関しては、前半部分がものすごく濃いお話でした。
もちろん、後半にもないはずもなかったんですが、アブノーマルという意味では、前半でした!
どこか陰のある、翡翠を思いやってくれる碧王に、翡翠は段々惹かれていって……というのが、物語の趣旨。
碧王の切なさも、それが翡翠の心に染み込んでくるのもほんわか理解できるいい話だったと思いました。
濃いえっちが大丈夫な人にはお勧めです!
Posted by ブクログ
国を富ませてくれるかわりに、100年に1度生贄を要求する神と
その役目を自ら買った巫女(神子)のお話。
生贄=やる、なんですけども(笑。
一矢報いようとするも阻まれ、陵辱され、攻めに嫌悪する受けだけれど
彼の孤独と自分への深い思いを感じ、次第に共に生きていくことを
受け入れる。ようやく穏やかな時間を過ごせるようになったころに・・・。
エロはチクヒ責めどっさりの触手ありです。ストーリーも思った以上に良く
特に後半は、攻めの正体や生贄を必要とする謎もわかり楽しかったけど
このカップル、普段とH中にちょっとギャップがありすぎかなあと。
もうちょっと清楚さを受けに残しても良かったかなあ。
Posted by ブクログ
触手万歳っ(爆)純愛っぷりも良かったです。受がいつもならあまり好きじゃないタイプなんです。ちょっと女の子っぽ過ぎるような気がして。でも、今回は気にならなかったのが不思議。