博のレビュー一覧
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小熊たちも高校3年になり、それぞれの進路への決断と不安を抱えながら、高校最後に出来ることにチャレンジし、自分自身の大切なものが明確になるシリーズ第3巻。何も無かった少女がこんなにもカブを整備する程カブに熱中できるようになり、そんな自分を愛おしく思えるようになるまでの過程が、本当に宝石のように磨かれ輝...続きを読むPosted by ブクログ
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山梨県の高校に通う小熊という女の子が、原付バイクに出会ってから自分の価値観や環境が変わっていく青春ストーリー。両親も友達も趣味もなく、ただ地味な毎日が続く少女がスーパーカブ(原付バイク)と出会ってから、彼女の中から湧き上がる感情がとても豊かに描かれており、微笑ましいお話しです。愛車に対する思いが、共...続きを読むPosted by ブクログ
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主人公の女子高校生小熊が生活をしていく上で、大きな存在となったスーパーカブ。彼女を取り巻く季節は容赦なく冬の音を立ててくる。風を切って走るカブには冬支度が必須となり、お財布の中と相談しながら少しづつ冬支度をしていく小熊の奮闘ぶりが伺える。カブと共に成長し、変わっていく小熊。自分の世界が広がるって最強...続きを読むPosted by ブクログ
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スーパーカブくらいだろうな バイク それ自体の存在そのものが作品を生み出せるのは 人が脇役なのは まさに唯一無二
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自分にとって本当に大事な作品すぎて、新刊を開く前は毎回「今度こそ嫌いになったらどうしよう」と不安でつらい。結果的に今回もこの作品を好きでい続けられることができた。その大きな理由は、戸鹿野舞衣さんが蛇森生静さん以外の同級生たちと絡む描写が多くあったこと。(蛇森さんが木崎江利花さんらと濃密に関わるのも勿...続きを読むPosted by ブクログ
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──笑わないで
──なんにもおかしくない
全ページが超絶美麗という恐ろしい漫画も第11巻。
蛇森さんの百面相が楽しいけれど、全体的に表情の変化が増えた印象。前から感情表現豊かだったけど、描写のバリエーションが増えたというか。
クールビューティ戸鹿野さんが、叫ぼうとして逡巡する一連の流れが最高。
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かつてありふれて今はあまり見かける事のなくなった実用バイクで人生に彩りを与えられた一人の高校生の物語
文章は体言止めが多く、素っ気なさを感じて主人公に作者が強く東映されている感じがするけれども主題であるホンダ・スーパーカブの魅力を良く書き切っていて今まで興味を持たなかった層にもバイクの面白さを伝え...続きを読むPosted by ブクログ -
1〜6巻今までのお話のおまけ的なショートストーリーをまとめた感じの1冊。
読んでいてバイクを知らない自分でも楽しめるいいお話。匿名 -
小熊たちの高校卒業と新たな旅の始まり。
2年弱のカブと出会ってからのさまざまな思い出を改装したり,3人がそれぞれの道に進んでいく。
バイクがきっかけで知り合ったたくさんのつながりなど見ていてホッとする。匿名 -
小熊がカブに乗って初めて経験した事故と入院の話。
病院での出会いや無事退院してバイク乗りへの復帰を果たしたシーンなんかは見ていていいなぁと思いました。匿名