藤城陽のレビュー一覧
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2020/1/2
2巻まで再読
キャラクタや筋書きや構成や情景描写でなく
引き込まれる文章芸で読ませる作品
単語の連なりだけで美味
この作者だけこその味わい
2010/12/27
『ケルベロス』を読んでの再読
舞台背景が同じでもまったくことなる味わいがありどちらも大変素晴らしい
あとはもうすこし筆...続きを読むPosted by ブクログ -
「龍盤七朝」という中華風というか武侠小説風舞台の
「時代」もの(その時場所を描くことに意味あるもの)
日本ならばシノビとサムライ(カタカナで)もの
お話自体も数冊で収まる単純なものなのに
なぜここまで他の小説と違うのか
「ライトノベル」(キャラクタが話しを作るほど特徴的である)であり
「時代劇」(ど...続きを読むPosted by ブクログ -
どうもまだ完結してないようなので、終わってから読もうかなと思っていたけど機会があったので1巻だけ。
秋山作品飢えてるのでこの文章読めるだけでなんかうれしい。
一巻だけだけど恐ろしく作りこまれた世界を感じる。そしてあいかわらずのうんこ。うんこ出てくると安定の秋山ワールドみを感じてしまうのは私だけだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
圧倒的。読ませられる。
各章の、最後にピースがバチッとはまる感覚がたまらない。
どれだけの試行錯誤、工夫を経てこういう小説が編めるのだろう。Posted by ブクログ -
第2巻を読破。
この作品って「まじしゃんず・あかでみぃ」シリーズのスピンアウトものなのですか?
実はそっちのシリーズは読んだことがなくて。
だけれどこれはこれとして楽しめました。
きっと「まじしゃんず・あかでみぃ」を読んでればさらに楽しめたのかな? と思わなくもないですが。
榮太郎を匿った...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
卯王朝、第十八皇女の月華。どぶ川の畔で、虐げられる民“言遇”である涼孤の剣舞を目撃し自らも剣をとる。はじめは金持ちの道楽でしかなかったその剣術だが、まさかの開眼をはたし―!?一方、元都には武人が生死をも賭して真剣試合を行う大比武が近づいていた。涼孤の働く講武所の...続きを読むPosted by ブクログ -
これはただのよくあるような話ではなかった
月華はあくまでも自分の世界でしかものを考えない、ジャンゴもあくまでも自分の世界でしかものを考えない、結局この二人はお互いを全く理解していないし理解しようともしていない
この身分差ならばありうることなのに、恋愛にはならずとも、交流あって、技の伝達がなるかと...続きを読むPosted by ブクログ -
久々に引き締まった文章
最近は行間がないだらだらとした文章が多い中で嬉しい限り
身分違いの恋愛となるのかどうなのか
月華は剣に目覚めるのか、ジャンゴから教わるのか
続きが気になるPosted by ブクログ -
数年ぶりに秋山の新刊を読むたびに、やっぱこの人の文章おもしれーわ、と思わされます。
私たちがハナタレ小僧であったときに喋っていた言葉も、波乱万丈の人生を送り円熟した老人が語るであろう言葉も、自在に操れるところがこの作者の恐ろしいところです。
そして持ち上げて落とされるのももはや様式美。
でもやり口...続きを読むPosted by ブクログ -
改めて思うのは、この人の書く文章が好きだということ。
いちばんに好きだ。
あらすじとしては月華が覚醒して、強くなってるけれど、
涼孤には遠く及ばない。そんな感じ。
戦闘場面とか、お祭りで買い物のあたりが特に
読んでいて楽しい(((o(*゚▽゚*)o)))Posted by ブクログ -
いやあ、素晴らしい。長年待った甲斐があった。
話の凹凸と言うか構成と言うか、盛り上げ方がすごく上手い。
明日も仕事だというのに一気読みしてしまった。
これだからこの人のファンをやめられない。Posted by ブクログ -
やっと出てくれた2巻!楽しみにしすぎて、一気読みをしてしまいました。
各人物の視点で語られていた話がだんだんと交差して、どこにも行くあてのない涼孤の道を変えていく様にドキドキしながら読みました。
涼孤と月華のお互いの本性を隠しながらのやり取りが、可愛いけどどこかせつない。
そして、最後の最後に力の一...続きを読むPosted by ブクログ -
ファンタジア文庫以外で榊さんの作品を買うのは初めてだなあ。
エンドに平積みされていたのを発見して、表紙イラストに見覚えがあって。
確認したらイラストは藤城さんで。
「あ、ストジャのタッグだ」と思い、買ってみました。
そんなわけで――
たいへん楽しませてもらいました(-人-)
こう……映画...続きを読むPosted by ブクログ -
もう、なんというかですね、電撃文庫、ふところ深すぎw
これが出版できるラノベ文庫が、いったい他にあるのかとw
(2012/2/19訂正:ガガガなら出せそうw)
というか秋山先生はいつまで電撃で書くつもり?
新潮文庫あたりで骨太の時代小説とか、書きませんかね?
ラノベのレーベルで書いてもお互い不幸な...続きを読むPosted by ブクログ