藤城陽のレビュー一覧

  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    秋山瑞人「DORAGONBUSTER」1巻を読み返した。架空の世界を舞台に、架空の伝承や文化、食べ物などなど、なぜそこまで?と思うくらいに細部にこだわる。このディテールこそが、作品の世界観をリアルに見せるのだ。デビュー作の「EZコンバット」も、いかにもライトノベル的な女子だけの部隊という設定を、細部...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02
    何というか、ここ数年すっかり忘れていたこのシリーズ。2巻が出ると知ったときは、結構嬉しかった。
    正直前の話はあんまり覚えていないけど、面白かったことは覚えている。
    月華の地団駄が相変わらずで、かわいい。そしてあんな風になるとは。その気配はあったけど、ずいぶんと短時間だなぁと思いもしなくもない。昔の中...続きを読む
  • ストレイト・ジャケット11 ニンゲンのアシタ THE DEATH BELL 2nd.HALF
    シリーズ完結。いろいろとネタにさせてもらいました。
    「花~」とか。

    最後は相変わらずの榊節炸裂、といった感じで、
    ラストにふさわしいといえばふさわしい。

    前の巻でようやくひとつの区切りをつけたキャラクター
    たちの作品としての落とし前をつけた、といった所だおうか。
    キレイにしまっていて、久しぶりに...続きを読む
  • ストレイト・ジャケット11 ニンゲンのアシタ THE DEATH BELL 2nd.HALF
    また一つ長い物語が完結しましたな。
    最後多少ご都合主義なところもあったが
    ハッピーエンド万歳。コレで良いのだ。

    ネクストジェネレーションもちょっと読みたかったな。
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    「猫の地球儀」が大好きで、秋山さんが久しぶりに新刊出してる!と思って買っちゃいました。
    暖かくておかしくて涙が止まらない―――猫の地球儀の2巻の紹介によく書いてある文ですが、またそんな感じになりそうだなあと思う。
    涼孤頑張れ!
    ただ個人的に思うのは、「世界」を書きたい小説は、キャラクターのことが全部...続きを読む
  • ストレイト・ジャケット7 イケニエのヒツジ~THE SACRIFICE 1st.HALF~
    「ストジャ」シリーズもいつのまにか7巻です。副題が「THE SACRIFICE 1st.HALF」となっているように、8巻との上下巻です。榊作品は、「ステプリ」以降「キミボク」とこの作品のみシリーズで読んでいます。他の作品は、体が受け付けないので・・・。
     巻の冒頭では、「龍」「男爵」という物語のキ...続きを読む
  • ストレイト・ジャケット8 イケニエのロンリ~THE SACRIFICE 2nd.HALF~
    「実は君に恋してしまったのさ」
    紅茶吹いたw
    そろそろ裏事情も出てきてクライマックスに向けた準備も整ってきた模様。
    アニメ化企画動いているらしいけど、完結までにまにあうのか?w
  • 終末のアダム
    これ、欧米圏で出版できるだろうか?
    どっかできいたタイトルだなー、とおもいつつ作者買い。
    悪くはないけど、こう、へんな心配してしまう。
  • ストレイト・ジャケットフラグメント3 テンリンのサガ THE GENIUS
    ストレイト・ジャケットのフラグメント第三弾。ちょっとした過去の話、そして今回はジャックがメインにでてきています。いや〜天才というのは本当にある種怖いですね、という感想がでてきてしまう。

    しかし二輪に乗っているカペルというのはちょっと想像できないな。
  • 冬の巨人
    雪原を歩く巨人の中に住んでいる人々。
    老いた巨人は、一体どこへ、何をするため歩くのか。

    童話が少々難しくなった、という感じでした。
    下っ端、権力者、その子供、反対勢力。
    想像できるような話の流れでしたが
    色々謎が残ってしまったような。
    とりあえず、読んでいて時間の単位が
    歩数と時間の二種類あるのは...続きを読む
  • 冬の巨人
    クラシックのように美しく素朴なファンタジーだなあ。
    ずっと静かに流れている破滅の予感と、瞬く間にすべてを眩く照らし出す太陽の光。
  • 冬の巨人
    世界観と初盤から中盤にかけての物語は良いが、いかんせん終盤が唐突。覚悟もなしもなしに、主人公がやっと英知に小指の先が触れるか触れないかというところでミールが止まるので、急展開に感じる。レーナの存在が唐突。いや、唐突なのはいいんだけど、触れ合う時間もほとんどないままにミール停止と次の展開に進んでしまう...続きを読む
  • 冬の巨人
    千年にわたり永遠の雪原をただ歩き続ける異形の巨人ミール。人間の世界のすべては、巨人の背の上に作り上げられた都市だった。どこへ向かうのか、知る者はいない。ミールの研究を続ける“変人教授”ディエーニンの助手オーリャは、ミールの外ーーすなわち人の住めぬ雪原でひとりの少女を拾う。「外」からやってきた彼女との...続きを読む
  • その男、魔法使い“A” 1
    通りすがりの魔法使いAが米に戦争を仕掛ける.
    というわけで通常兵器をどんどん導入する米と
    そんなの全く寄せ付けない魔法使いの激しくも一方的な蹂躙.

    ガルムちゃんが可愛いけどそれだけだな.
    魔法使いvsアメリカ
    かと思えば途中から超能力部隊が登場してきたり
    アメリカ側についた魔法使いが出てきたり
    ...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    中華ファンタジーもの。 久しぶりにこの作家の文を読んだがなんだろうこの筆力。喚起力のある文章にクラクラした。盛り上がりとしてはちょっと鈍いかと思ったが、ミナミノミナミノで免疫がある。スロースターターなのがこの作家。それでもうまい。 来年この本の続巻がでることが決まったようだ。めったに本を出さなくな...続きを読む
  • その男、魔法使い“A” 2
    某作のスピンアウト過去作品。

    この話のいわんことしてるわからんでもないが、何故、これで?
    という印象のほうが大きかったりする。

    最後のほうで、え?まさか?と思わせる展開までしておいて
    最後の最後で、というのはまあ、だまされた感というか。
    いい感じで終わってはくれたけど。
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02
    生きていたか、この作家。ほされたかとおもってたよ。

    生々しい描写とか、最近のキレイなファンタジーには見られない部分だけど、そこがいいんだろうかね。

    ヒロイン無双かとおもえばきっちり筋通してくれるし、安易に走らない部分もまたいいけど。

    いかんせん、前巻との間が開きすぎて前の話覚えてない。どこにい...続きを読む
  • その男、魔法使い“A” 1
    バビル2世だよなぁ。。。

    読んでてこれわ、と思ったらその通りのスピンアウト作品。
    まだまだこれからの話なのでどうなるかは不明。
    色々と裏もありそうだしな。

    ある種のクロスオーバーもしてるので、どうも神野オキナあたりと
    混合するのはどうしたもんかと。
  • その男、魔法使い“A” 1
    かなりの世紀末臭。いや20世紀臭?バビル2世っぽくもありw

    完全に序章なので評価保留。

    主人公のファッションセンスは俺がいうのもなんだがイマイチだw
    厨二マントの下に黒ジーンズ履くんじゃねえwwww

    次巻、読むかどうかは気分しだい?
  • クラウド1 雲海の逃亡者
    無責任シリーズではないですが、惑星連合宇宙軍やラアルゴンがでてくる同一世界物。
    古代ローマ時代まで文明が退行してしまったど田舎惑星を舞台にした逃亡劇。