藤城陽のレビュー一覧

  • その男、魔法使い“A” 1

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    ファンタジア文庫以外で榊さんの作品を買うのは初めてだなあ。

    エンドに平積みされていたのを発見して、表紙イラストに見覚えがあって。

    確認したらイラストは藤城さんで。

    「あ、ストジャのタッグだ」と思い、買ってみました。

    そんなわけで――

    たいへん楽しませてもらいました(-人-)

    こう……映画を見ているような、そんなわくわく感のあるお話でした。

    世紀末。

    ノストラダムスの予言。

    魔法使い。

    最初から最後までにやにやしっぱなしでした。

    魔法使い“A”の目的や、実はまだなにか企んでいるらしい影やら、解き明かされてない謎もありますし。

    というか、魔法使い“A”の正体も不明のままです

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    2012年01月08日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    ネタバレ

    もう、なんというかですね、電撃文庫、ふところ深すぎw
    これが出版できるラノベ文庫が、いったい他にあるのかとw
    (2012/2/19訂正:ガガガなら出せそうw)

    というか秋山先生はいつまで電撃で書くつもり?
    新潮文庫あたりで骨太の時代小説とか、書きませんかね?
    ラノベのレーベルで書いてもお互い不幸なだけなんじゃ?

    というわけで全2巻の予定がめでたく終わらず、全3巻www
    さて3巻は何年後に出版されるのでしょうか?www

    ミナミノミナミノの2巻も期待しています!www

    ところでこの2巻、1巻から4年近くたっていますが、
    わたくし半村良「妖星伝7巻(完結編)」を【15年】待った経験が
    ありま

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    2012年02月19日
  • ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ THE DEATH BELL 1st.HALF

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    最終巻前編。カペルの内面や究極の魔族、過去等いろいろ盛りだくさんで、前巻から空いてしまったのが悔やまれる。

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    2011年10月17日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    久しぶりに読んだラノベかも。
    ほぼ序章に近いけれど、これは面白い。
    変に萌えにはしっていないところも好き。
    中華風ファンタジーということで文中に出てくる言葉に少し癖はあるけど、一度慣れてしまえば後はするする読めた。
    きな臭いことが起こりそうな気配もするし、今後物語がどう進むんだろう。
    2人の作家によるシェアワールドということで、もう一人の古橋さんのほうの物語も気になるし、これからを期待!

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    2009年11月17日
  • ストレイト・ジャケット5 ヨワムシのヤイバ~THE EDGE~

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    説教くさい、暗い、重苦しい
    だが格好よく、読み応えもある

    葛藤する主人公
    パワードスーツを着て戦う魔術師
    魔術を使いすぎた人間が魔物になる

    こんな世界を読みたい人には一押し
    ただし人を選ぶ作品

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    2009年10月04日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    はやく続きが読みたい!!!!待ちきれない!!流れるような文章、イキイキとした登場人物、そして穏やかに確実に進む物語。どれをとっても天下一品。あーもー早く次巻でないかな!

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    2009年10月04日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    架空世界にどっぷり浸れる愉悦の中華風活劇。前作までは比類なき文章力がいかにもラノベな枠に押し込められていたが、ついに突き破った感じ。「イリヤ」を超える名作の予感。ちゃんと続き書いてくれますように!

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    2014年09月09日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    おてんば姫ベルカと
    絵描きで生計をたてる被差別民族のジャンゴの話

    一見接点がないように思える二人だが、
    強大な剣術の才能があり
    自身ではそれに気が付いていない
    という共通点を持つ

    まるでその力に導かれるように
    序章ともいえるこの一巻で二人は出会う


    二巻がものすごく盛り上がりそうな予感なんだが
    いつ出るのか、本当に出るのか不安

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    2009年10月04日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    くそ、月華がかわいすぎる。小さい女の子の描写では秋山の右に出る者は居ないのではないだろうか。デストロイ。

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    2009年10月04日
  • ストレイト・ジャケット4 オモイデのカナタ~THE REGRET/SECOND HALF~

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    現実の世界には存在しない「魔法」という力。それが産業の一つとして活用されている世界を舞台とした小説がこの作品です。
    作品中では魔法はとにかく便利で有用な力であるものとして書かれています。しかしその反面、一定以上魔法を使用すると人間の魔族化という副作用も。
    自分達のいる世界には魔法という力は存在しませんが、この作品の設定は現実にあるあらゆるものに当てはまります。例えば炎、例えば電気、例えば核。あらゆる力には正と負の面があり、どの面が顕在化するかはそれを用いる者、つまり人間の手にかかっている。そんなことを再認識させられる作品です。

    もちろん、普通の小説として読んでも面白いですよ。

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    2009年10月04日
  • 海底二万マイル

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    発明や技術が芽吹き出した19世紀に今も色褪せない科学と空想を融合した物語が書けるのがすごいと思った。

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    2024年02月20日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

    ネタバレ 購入済み

    真の最強キャラは誰か!?

    1巻とは比べようもなく、急激に強くなるヒロイン月華。しかし後半からは敵剣士も相当強い。
    炸裂する中国剣(というかヌンチャク?)発勁を応用した回転剣法って感じですかね。 終盤ラストバトルからの盛り上がりは凄い。
    でも、作中で言及してた武道大会編に入らなかったのはいささか残念。仮に3巻が出たらやる予定だったのかな? 敵も殺し切れてないし。

    #アツい

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    2022年11月10日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

    ネタバレ 購入済み

    中華剣法を習う姫様

    ワガママ皇女のお忍び奮戦記。1巻ではまだ本格的なバトルはお預け(序章の老剣士回想は除く)
    やたら態度のでかい月華のキャラクターが良い。その割にまだ弱いので、無双シーンもなく痛い目を見ることも多し。
    架空世界のお話なので、中国史の勉強にはならないが、伝統文化の描写は参考になる。

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    2022年10月13日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    ネタバレ

    未完。1巻のあとがきに、2巻で終わる、と書いてあるから、終わるのだろうと思って読んでいたのだけれども、全然終わらなかった。いろいろな伏線が回収されていなさすぎる。続刊はまぁ出ないでしょう。全般的には、いつもの秋山瑞人の通り面白く読めるのだけど、中国ネタだからか、よくわからない漢字が多くて、読むのがちょっと大変だった。微妙な点としては、主人公が卑屈すぎるのが読んでいてちょっと不快かな。それにしてもお姫様強すぎな件。

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    2021年11月22日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    秋山瑞人最新刊/ エセ中華武侠もの/ 非常に面白いし古橋とのシェアワールドの展開も興味深い/ が、完全に活動停止してらっしゃるので残念/ 辛いものが食べたくなる

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    2018年10月08日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    秋山瑞人は死せず! / あいかわらず読んでてにやけてしまう文章で、嫉妬すら憶える / わりと長めのバトルがあってそのあたりは少しカロリー使う / なんとも秋山らしい展開で、そう簡単にはお定まりの馴れ合いには突入させてくれない / 今巻は禿も月華も、そして次の巻ではあの男もあの女も、みんな死にたくなるような目に遭うんだ / 短刀をもらった侍女は陵辱され、あげたじーさんは病でぽっくり、きっとそうに決まっている / 次の巻が出れば、な

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    2018年10月08日
  • 冬の巨人

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    ネタバレ

    ミールと呼ばれる巨人の上に住む人々の物語。
    外市街に住む主人公のオーリャは初めての調査行から帰ってくると、とある才能から新たな調査行の担当に選ばれた。その調査行での出会いをきっかけにミールでの生活が大きく変化していく…というお話。

    この薄さで世界観や設定が、非常にしっかりしていて良い意味で驚いた。

    ページ数が少ないが故の終盤の怒涛の畳み掛けがあるものの、前半のモノクロな世界が色鮮やかに変化していく最後の展開は情景が目に浮かぶようでよかった。

    ワンダと巨像というゲームをやったことがある方は、情景描写がしやすいのではないだろうか。
    設定こそ異なるが、広大な世界というより、矮小な自分たちの世界

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    2018年07月20日
  • 冬の巨人

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    ネタバレ

    雪の降る寒い日に読み終わりました。とても好きな世界です。
    雪原を歩く巨人の背中に作られた都市に住む人々の話…登場人物たちも真摯で好きです。
    ここが世界の果てか、と思います。千年の歩みを止めて崩壊した巨人と、住んでいた人々のこれからが気になりますが、ここで終わるのが良いのかもしれません。
    寒い日にぴったりな本でした。

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    2018年02月05日
  • 冬の巨人

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    情景描写はとても綺麗だった。
    富裕層とそれ以外の層の隔離、終末党にミール信仰、巨人というワードのせいか進撃の巨人を連想してしまった。
    こんなに素敵な設定があるのだから、この世界観でもっと読みたかった。
    なぜ巨人が歩いていたのかや、レーナの正体について扱ってほしかった。
    最後は、ご都合主義がすぎるのではないか。
    オーリャはカメラアイでも持っているのか。
    教授の言う巨人の目、外からの目というのは、私たちにも必要なものだと思う。

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    2017年03月15日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    10年経って最終巻となる予定の3巻が出ず、これはもう一生書く気ない、あわよくば死後に誰かが勝手に引き継いで完結させてくれればいいと考えていると取りましたので、一旦2巻までで感想を書きます。

    本書は古橋秀之氏の 龍盤七朝・ケルベロス シリーズと世界観を同一とした作品で、龍盤七朝の世界の中で秋山瑞人、古橋秀之両氏で話を作り上げる企画になっています。
    龍盤七朝・ケルベロスは未読です。そのうち読む予定ですが、古橋秀之氏も筆が遅いことで有名で、龍盤七朝・ケルベロスも7年ほど前に"壱"が出て以来"弐"が出る気配もないです。
    本書も次巻が出ることを期待する方は購入を

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    2016年09月07日