藤城陽のレビュー一覧

  • ストレイト・ジャケット10 ニンゲンのオワリ THE DEATH BELL 1st.HALF
    最終巻前編。カペルの内面や究極の魔族、過去等いろいろ盛りだくさんで、前巻から空いてしまったのが悔やまれる。
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    久しぶりに読んだラノベかも。
    ほぼ序章に近いけれど、これは面白い。
    変に萌えにはしっていないところも好き。
    中華風ファンタジーということで文中に出てくる言葉に少し癖はあるけど、一度慣れてしまえば後はするする読めた。
    きな臭いことが起こりそうな気配もするし、今後物語がどう進むんだろう。
    2人の作家によ...続きを読む
  • ストレイト・ジャケット5 ヨワムシのヤイバ~THE EDGE~
    説教くさい、暗い、重苦しい
    だが格好よく、読み応えもある

    葛藤する主人公
    パワードスーツを着て戦う魔術師
    魔術を使いすぎた人間が魔物になる

    こんな世界を読みたい人には一押し
    ただし人を選ぶ作品
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    はやく続きが読みたい!!!!待ちきれない!!流れるような文章、イキイキとした登場人物、そして穏やかに確実に進む物語。どれをとっても天下一品。あーもー早く次巻でないかな!
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    架空世界にどっぷり浸れる愉悦の中華風活劇。前作までは比類なき文章力がいかにもラノベな枠に押し込められていたが、ついに突き破った感じ。「イリヤ」を超える名作の予感。ちゃんと続き書いてくれますように!
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    おてんば姫ベルカと
    絵描きで生計をたてる被差別民族のジャンゴの話

    一見接点がないように思える二人だが、
    強大な剣術の才能があり
    自身ではそれに気が付いていない
    という共通点を持つ

    まるでその力に導かれるように
    序章ともいえるこの一巻で二人は出会う


    二巻がものすごく盛り上がりそ...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    くそ、月華がかわいすぎる。小さい女の子の描写では秋山の右に出る者は居ないのではないだろうか。デストロイ。
  • ストレイト・ジャケット4 オモイデのカナタ~THE REGRET/SECOND HALF~
    現実の世界には存在しない「魔法」という力。それが産業の一つとして活用されている世界を舞台とした小説がこの作品です。
    作品中では魔法はとにかく便利で有用な力であるものとして書かれています。しかしその反面、一定以上魔法を使用すると人間の魔族化という副作用も。
    自分達のいる世界には魔法という力は存在しませ...続きを読む
  • 海底二万マイル
    発明や技術が芽吹き出した19世紀に今も色褪せない科学と空想を融合した物語が書けるのがすごいと思った。
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

    真の最強キャラは誰か!?

    1巻とは比べようもなく、急激に強くなるヒロイン月華。しかし後半からは敵剣士も相当強い。
    炸裂する中国剣(というかヌンチャク?)発勁を応用した回転剣法って感じですかね。 終盤ラストバトルからの盛り上がりは凄い。
    でも、作中で言及してた武道大会編に入らなかったのはいささか残念。仮に3巻が出たらやる予...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

    中華剣法を習う姫様

    ワガママ皇女のお忍び奮戦記。1巻ではまだ本格的なバトルはお預け(序章の老剣士回想は除く)
    やたら態度のでかい月華のキャラクターが良い。その割にまだ弱いので、無双シーンもなく痛い目を見ることも多し。
    架空世界のお話なので、中国史の勉強にはならないが、伝統文化の描写は参考になる。
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02
    未完。1巻のあとがきに、2巻で終わる、と書いてあるから、終わるのだろうと思って読んでいたのだけれども、全然終わらなかった。いろいろな伏線が回収されていなさすぎる。続刊はまぁ出ないでしょう。全般的には、いつもの秋山瑞人の通り面白く読めるのだけど、中国ネタだからか、よくわからない漢字が多くて、読むのがち...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02
    秋山瑞人は死せず! / あいかわらず読んでてにやけてしまう文章で、嫉妬すら憶える / わりと長めのバトルがあってそのあたりは少しカロリー使う / なんとも秋山らしい展開で、そう簡単にはお定まりの馴れ合いには突入させてくれない / 今巻は禿も月華も、そして次の巻ではあの男もあの女も、みんな死にたくなる...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    秋山瑞人最新刊/ エセ中華武侠もの/ 非常に面白いし古橋とのシェアワールドの展開も興味深い/ が、完全に活動停止してらっしゃるので残念/ 辛いものが食べたくなる
  • 冬の巨人
    ミールと呼ばれる巨人の上に住む人々の物語。
    外市街に住む主人公のオーリャは初めての調査行から帰ってくると、とある才能から新たな調査行の担当に選ばれた。その調査行での出会いをきっかけにミールでの生活が大きく変化していく…というお話。

    この薄さで世界観や設定が、非常にしっかりしていて良い意味で驚いた。...続きを読む
  • 冬の巨人
    雪の降る寒い日に読み終わりました。とても好きな世界です。
    雪原を歩く巨人の背中に作られた都市に住む人々の話…登場人物たちも真摯で好きです。
    ここが世界の果てか、と思います。千年の歩みを止めて崩壊した巨人と、住んでいた人々のこれからが気になりますが、ここで終わるのが良いのかもしれません。
    寒い日にぴっ...続きを読む
  • 冬の巨人
    情景描写はとても綺麗だった。
    富裕層とそれ以外の層の隔離、終末党にミール信仰、巨人というワードのせいか進撃の巨人を連想してしまった。
    こんなに素敵な設定があるのだから、この世界観でもっと読みたかった。
    なぜ巨人が歩いていたのかや、レーナの正体について扱ってほしかった。
    最後は、ご都合主義がすぎるので...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    10年経って最終巻となる予定の3巻が出ず、これはもう一生書く気ない、あわよくば死後に誰かが勝手に引き継いで完結させてくれればいいと考えていると取りましたので、一旦2巻までで感想を書きます。

    本書は古橋秀之氏の 龍盤七朝・ケルベロス シリーズと世界観を同一とした作品で、龍盤七朝の世界の中で秋山瑞人、...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02
    前作から4年ぶりの続巻。 架空の中華風武芸もの。 ボーイ・ミーツ・ガールものだが破局を迎えたところでこの巻終わり。 一巻目では全二巻になると書いていたが、この巻のあとがきではもう一巻必要だと作者は述べている。やっぱり。 やっぱこの人の文章はゾクゾクするわ。 描写が強い印象を持ってる。相変わらずの描写...続きを読む
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01
    内容(「BOOK」データベースより)
    虐げられる民“言愚”の青い目を持つ涼孤は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。かつて胡同の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。卯王朝、第十八皇女の月華は屋敷を抜け出しては市井を探検する。感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。...続きを読む