田中ロミオのレビュー一覧

  • 人類は衰退しました 平常運転

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    短編集。複雑な構成やブラックな要素は少なく、気楽に本作の「たのしい」部分を楽しめる。ブラック企業の話は凄いかわいかったな。

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    2016年04月10日
  • 人類は衰退しました9

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    ネタバレ

    散文的感想。

    ある意味「呪い」でもあったこのタイトル、本当ちょっとした誤解を解くだけで、未来への希望が生まれようとは。

    ラストのネタ晴らしではイマイチ理解できなかったけど、そこから続く2段3段の展開でようやく腑に落ちる。少々冗長気味に感じたけど、まぁ私にはわかりやすかったです。

    冒頭、一人称主人公が冷静を装いながら明らかに暴走しつつ話が進むというのは凄かったなぁ。

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    2016年04月01日
  • 人類は衰退しました8

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    ネタバレ

    本当、人類は衰退しても嫌な所だけは色濃く残ってるなぁw

    途中まで、ストレス、ノイローゼ、薬物依存とかそういう方面の話なのでは?と思ってましたが結局はこちらもゲームの話…ソシャゲ、ネトゲ時代篇…みたいな感じでありましたね。ネームド以外のキャラの無責任、退廃ぶりがひどく、あんまり笑えなかったけど最終的には有志は残っていたみたいで良かった良かった。

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    2016年03月25日
  • 人類は衰退しました7

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    この作品、わたしちゃんが無茶ぶりを受ける様が妙に生々しくってなかなか胃が痛くなる時がある。

    今回の学校の話なんかは、「一旦文明が隔絶した世界を舞台にして、現代文明を別の視点で観てみる」側面が、社会問題的な部分にも踏み込んだあたり面白かったり。そして感動や思いやりで解決しないあたりも本作らしいなぁ。

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    2016年03月21日
  • 人類は衰退しました6

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    「すかいはい」
    妖精さんたちを秘密道具の如く便利に使って無理難題を片付ける話。少々変則的?こんなイベントは適当に事故らせて二度と行わないほうが良いと思うのだがw

    「さぶかる」
    作中で発展していく文化が、現実の文化と微妙にリンクしていく感じの話。こういうネタ好きだ。

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    2016年03月04日
  • 人類は衰退しました5

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    「おちゃかい」序盤はけっこー重い感じで読むのしんどかったですが、やはり少年少女の孤独を描くのが上手い。

    「いちにちいちじかん」同様のネタは数あるものの、ネタの密度が半端ない。たぶん半分くらいは気付いてない気がするw

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    2016年02月28日
  • 人類は衰退しました9

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    ネタバレ

    評価:☆4.5

    祖父の訃報(のようなもの)が届き、わたしは祖父を探しに月に行くことを決心。人類の進化が車窓に流れる蒸気機関車に乗った、わたしが着いた旅の終着駅は夢?それとも……。ついに、かんけつです!!??


    とまぁそんなこんなで人類は衰退しましたも最終巻。
    あらすじは上に書いた通り。

    妖精さんとの楽しいやり取りは相変わらず、いつの間にかわたしちゃんがゴ○ゴ13になってたりと笑いもありw
    ですがそこは最終巻だけあって真面目な内容多め。

    おじいさんを助けようと必死になるわたしちゃんの姿には熱くなった。

    結局人間=妖精さんで妖精さん(の不思議な力)=心の力(何かを変えたいと願う力)ってこ

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    2015年09月15日
  • 人類は衰退しました4

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    「ひょうりゅうせいかつ」が出色。オチまで含めた構成と、軽くブラックな所、あと妖精さんの出番が多いので読んでてほんわかしますね。

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    2015年08月26日
  • 犬と魔法のファンタジー

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    ネタバレ

    『就活』という切り口から、人生の岐路に立たされた時に何を選びとるかを描いた作品だと理解しました。

    ネット文化に馴染みが深い人にとっては、そこかしこに散りばめられたネタの数々に思わず頬が緩むこと請け合いの本作品。ガガガ文庫の読者層にはマッチするのではないでしょうか。

    ファンタジーの世界観でありながら、これでもかと現実を突きつけてくる描写の数々に成り立つ独特の世界観が非常に面白かったです。新感覚。ファンタジーはあまり得意じゃない私でもサクサク読める。すごい。


    私自身、就活中にはよく主人公のチタンの思考に親しいことを考えたもので、有り体に言ってしまえば感情移入ができたのも大きかったですね。

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    2015年07月18日
  • ミサイルとプランクトン2

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    大島先生がシャレにならない痛さ。

    誰もが傷や嘘を抱えている世界…ですが、その中でもたった一人の大人、大島先生の葛藤と苦悩、そしてその選択がどうしようもなく…どうしようもない。
    しかもそれを、年齢的には自分よりも子供である青海に看破されるという残酷なおまけ付き。
    彼女の境遇は強力な力をもったが故の皮肉ではありますが、彼女の選択の基礎である「臆病さ」は誰にも当てはまることであり…我が身を振り返ってゾッとします。

    どうにも救いのない世界の中で、それぞれの青春を過ごす事がテーマではありますが、ほんとにキッツいなぁ…。


    そんな中、君の救われなさは救いだよ、理系男子の本宮君w

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    2015年07月08日
  • 人類は衰退しました 平常運転

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    さすがロミオ先生だと思うばかりの話の作り方でした。
    最近の子どもはから始まって最近の子どもに落ち着いたりね。
    外伝という枠組みの巻なのですが、それぞれ独立してる話が魅力度が高い。わたしちゃん語りが本当にわかりやすく、読みやすい。
    個人的に、初々しい私ちゃんと助手くんのデートが良い。

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    2015年05月11日
  • 人類は衰退しました 平常運転

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    「三つの村における需要と供給とそれ以外の何か」「旅の手土産に最適なもの」が特に面白かった。インドア村に住みたい……
    本編は完結してしまいましたが、また短編集出してほしいです。
    あと口絵のカラーイラストがたいへんかわいく満足です。

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    2015年03月22日
  • 人類は衰退しました 平常運転

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    本編終了後、おまけの短編集。後日談でわたしちゃんが世界を旅する話ですが、そこはサブタイどおり“平常運転”な妖精さんエピソード満載。そんな中、「おふたりさまで~」のエピソードはラブ多めのラブコメコメチックでやや毛色の違い新鮮だった。しかしわたしちゃんは強くなったなぁ。もう妖精さんの権威ですよね(笑)あとがき読むとまた出るかもみたいなことがかいてあったけど、出たら嬉しいなくらいがちょうどいいかな。ひとまずおつかれさまです?

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    2014年12月30日
  • 人類は衰退しました9

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    いやあ、まさか人類が衰退してるとは。びっくりでした。いやほんと。
    孫…わたしちゃんの名前と助手さんの名前はあれでいいのかな?まああれだろうなあ。
    読み直すといろんなところで胸が熱くなるタイプのしかけで困った…1巻から読み返したいぞ…。

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    2014年12月24日
  • ミサイルとプランクトン1

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    複雑ですれ違う恋愛模様、青春の痛み・悩み…よりもロミオ世界が強烈過ぎて、あぁロミオだなぁって印象になっちゃうのがどうしたものか。

    壊れてしまった世界、壊れてしまった生活、壊れてしまった人たち。
    相変わらず壊し方が上手いな、と思います。世界が壊れてしまった理由、世界が壊れたから生活が壊れ、そしてそこで動く人達の心が壊れる。流れるかのように自然に絶望感が漂っております。
    少年少女達の笑顔の裏に歪みきった思いがあって、切ないやら空しいやら。
    どういう形にせよ皆頑張っているし、この状況を打開して欲しい…とは思うのですが、問題が解決すれば同時に今の幸せが終わるという、巧みな詰み具合なのでどうしたものか

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    2014年12月21日
  • 人類は衰退しました1

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    妖精の生態を知っていく”わたし”さんと妖精のお話。
    雰囲気や世界観は違うのにどことなくキノの旅を思い浮かべてしまった。
    物事に対する皮肉な捉え方をするキャラ達にくすりとくる。

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    2014年12月15日
  • 人類は衰退しました

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    ネタバレ

    人類は衰退しましたのコミックだけど、「ようせい、しますか?」と違ってこっちはオリジナル。
    オリジナルキャラも出てきたりして、ダメな人は全く受け付けない感じがするけど、独特の雰囲気と味が人退とマッチしていたと個人的には思う作品。
    帯でロミオも言ってる通り1巻で終わらせたのはもったいなかったような気もするが、2巻以降もこのテンションで出来たのかどうかは不明なので良かったのかもとは思う。
    オリジナルは難しいと思ったんだけど、良い作品に出会えて良かった。

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    2014年11月25日
  • AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~

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    スゴイ面白かったw
    読みながらずっとゲラゲラしてたw
    厨二病を患いつつ、自己分析しつつ、クラスの半分から好かれ、っていう情景が超ウケるw
    どんどんカオスになって行って楽しかったww
    この作者面白すぎるw

    1点、古ゲーにされてしまったのが地味にショックでした(笑)

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    2014年08月16日
  • 人類は衰退しました7

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    ネタバレ

    結局妖精さんほとんどでてこなかったなw

    前半のは、超能力というより進化かあるいは退化した別の人類なのかもしれないと思った
    子供だし
    妖精さんっぽい要素もある子供、みたいな
    最初は意味深に妖精さんによるのっとられだと思ったのになー
    新人類=妖精さんだから、世界もそんな風につくりかわってるのかしら

    この人の文は皮肉が読みやすくていい
    日本語もきれいだと思うし

    後半の、なんか「わたし」らしくない言い回しがあるなあと思ったら…
    結局妖精さんが知覚できないなら、最初からだめだめじゃね?この計画…
    後半のも含めてアニメ化は無理だな

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    2014年07月16日
  • 人類は衰退しました9

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    ・ワ・ほんぺんはぶじかんけつしましたです?短編集が出る予定のようですが、ひとまず大団円。前巻読んだのが結構前だったから話続いてたことすっかり忘れてた(笑)けどいつものテンションで特に問題なかった。遂に宇宙にまで出たと思ったら時空をも超越してSFに持って行くいつものトンデモ妖精さんパゥワーはさすがの一言。最後まで人退らしかったなぁ。短編集も楽しみにしています。ひとまず両人類、お疲れ様でした。

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    2014年07月01日