田中ロミオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『人類は衰退しました』第2巻。
『人間さんの、じゃくにくきょうしょく』
里に出回っている妖精さんの遺留物(不思議アイテム)を回収・調査することとなった調停官である"わたし"。妖精さんの遺留物は、何を目的に作られたのか分からない不思議なアイテムばかり。その中の一つ、謎の数字が書かれた「計量スプーン」のようなアイテムを調べていると、なぜか頭に刺さり、なぜか薄力粉が産生され、なぜか身体が縮み―――。
『妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ』
現場復帰する、調停官である祖父の助手を迎えにいくため、待ち合わせ場所に向かう"わたし"。早く迎えに行けと叱る祖父、待 -
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Posted by ブクログ
アンソロジーの三巻目は由比ヶ浜結衣に焦点を当てた巻。
結衣はねえ、いい子だよね。改めてそう思う。
さて作品の方では、
料理話の結衣のだめっぷりが酷すぎる。それじゃバカテスの瑞希だよ(笑)
ネコの話はなんというかアンソロジーとしては思いの外、重い話で切なくなってしまった。これはまるで渡さんが書いたような味わいだった。
あと、youtubeのキャラクター考える話もけっこう好き。
材木座やサイちゃん小町含めそれぞれの個性が良く出てる。
八幡が結衣に掛ける『お前が来て……奉仕部が始まるんだ』の言葉とかちょっとグッと来てしまう。
そして渡先生はアンソロ1雪乃に続きまさかのお父さん繋がり。
娘をお持つお -
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Posted by ブクログ
前半は、ひたすら苦痛というか、我慢
クラス内の、いわゆる中ニな人たちに絡まれるけど、どうにか関わるまいとする主人公
平凡、できたら、リア充目指して、無理して背伸びする主人公
そのためか、文章が固い
固いというか、砂を噛むような感じで、面白みがあまりない
そして、起きるクラス内対立(というより迫害?)
中二対リア充とそれに連なる面々
そこからの急展開が面白い
今まで面白みに欠けていたのに、急にスピーディーに、生き生きしたような、そんな文章に
伏線の回収もキッチリされているし、終盤の熱さは、予想していてものまれた
あと、主人公の年齢(ハマったものとか)が割と近く感じたのも、似たようなこ -