田中ロミオのレビュー一覧
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あの八幡が、あの雪乃があそこまで心の内を露わにするとは。
7巻から続いていたギスギスとした微妙な雰囲気。
それを見事に解決してくれたんじゃないでしょうか。
確かに間違った青春ラブコメをしてるのかも知れない。
でも間違いつつも前に進んでいける八幡たちが羨ましいと思う。
中盤まで胃が痛い展開が続いただ...続きを読むPosted by ブクログ -
私ちゃんと助手さんの話だけでもニヤニヤできますけれど、最終話(多分特典のやつ)もそれなりに好きですね。
助手さんからの好意はチラ見せしてましたけど、私ちゃんからの好意はそっと見せすぎてほんわりします。
最初から最後まで私ちゃんは私ちゃんか。
かわいいので良いです。
でも、年の差があるはずなので、と...続きを読むPosted by ブクログ -
私は千葉に住んでるのですが、主人公がいろはちゃんとデートするお話などは千葉の情景がとてもリアルに描写されていて、まるで私がいろはちゃんとデートしてるかのような気分に浸れました。Posted by ブクログ
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これがライトノベルっていうのが曲者です。
ライトノベルっていうのはわりとノリと勢いが肝心なところがありますゆえ、そんな作品群につかってだらけきっていたときに、アニメからこの作品を知り完結まで読んだわけですが。
あああ、そっか、SFだったのか…。
SFにあまりつからないひとなので気付きませんで、軽いノ...続きを読むPosted by ブクログ -
ずーっと一色いろはがメインの話が続きます。
一色いろはが好きな人なら楽しめるでしょう。
これまで一色いろはに興味がなかった人も、
彼女のあざと可愛い魅力に気付くはずです。Posted by ブクログ -
うん。いつも通りの面白さだった。
本編9冊分のいろいろあって、わたしちゃんがコミュ障のヒッキーから立派な国連職員に成長したんだと思ったら感無量。しんけいずぶとくなりましたね。Posted by ブクログ -
数多のブラックユーモアを盛り込んだSFライトノベルの短編集。特に労働関係のネタが多い……。人類が衰退した世界観だというのに、尚日本のブラックな労働環境を風刺して行くのか……。日本の闇が垣間見える一冊でもある。
作中でも数多登場した妖精の道具や、社会情勢をモチーフにした独特の内容が多い。また時事ネ...続きを読むPosted by ブクログ -
7巻から始まった俺ガイル中盤戦を締めくくるにふさわしい巻であった。
捻くれ主人公の八幡の心にも大きく、そして決定的な変化が訪れ、また雪乃や結衣との絆もまた、新たな段階に踏み出したように思う。
季節はクリスマスシーズン。新生徒会を手伝ったり、みんなでディスティニィーランドに遊びに行ったりと、400...続きを読むPosted by ブクログ -
1~6巻までで見ると、間違いなくこの文化祭エピソードである6巻が最高潮に盛り上がっていた。
実行委員会の活動であったり、クラス演劇、そして有志バンドのライブなど、とにかく見どころ満載であり、今までの登場人物もほぼ総出演するお祭り回であった。
今回も、八幡の自己犠牲によるヒールっぷりが、結果的に雪...続きを読むPosted by ブクログ -
BDの特典の描き下ろしだっやつがようやく文庫化。
それとは別に書き下ろし新作も入っていて良い感じ。
BDの特典も早くもなく遅くもなくで良い感じのタイミングだと思います。
某、作品にも見習ってほしい……。
まあ、それはそれとして、内容の方はいつもの妖精さんとのお話に加えて、ラストでちょっとだけ匂わせ...続きを読むPosted by ブクログ -
これでひととおりシリーズが終わりかと思うと残念でなりません。
「君主制と~」は妖精さんならではの「楽しい混乱」と思ったりします、「はた迷惑」とはこのことなのでしょうね。
最後の孤児院の話は最後はほっこりとくる手土産でござんした。世界は子供で満ちているw
自分が野っ原に行った時はついつい妖精さんを探...続きを読むPosted by ブクログ -
後半は通勤バスの中では読んではいけないですww
妖精さんの愛らしさの答えがあったり、家族の物語であったりとスルスルと読めます。
月面で金平糖と妖精さんがカラフルに散らばり消えていくシーンなんて作者が考えた「科学とメルヘンの大合唱や!」と思うくらい素敵でした。たぶん隣の席のじーさんは朝っぱらから何この...続きを読むPosted by ブクログ -
正直、前巻で比企谷のやったことがどうしてダメなのか分からなかったんだけど、今巻で葉山くんの取った行動を見て理解できたような気がします。もし自分の友人が誰かを庇うためにわざと悪役を演じたら、そこにどんな目的があったにしても良い気分にはなれないですよね……。
今回はいつもの解決方法と違ったし一件落着!か...続きを読むPosted by ブクログ -
現代ぼっち文学の最先端を突っ走るラノベ作品、通称「俺ガイル」の第5巻。いよいよ凄みが増してきた。優しくも正しくもない世界で、生きづらさを感じながらも生きていかねばならない潔癖な青少年が、いつか自分を許せる日が来るのか。と書くと何だか高尚な感じがするけれど、実態はダメな人物のダメな日常を描いているだけ...続きを読むPosted by ブクログ
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本編終了後の、その後の物語である。らしい物語ばかりの、良いショートショートだった。
惜しむらくは、やはり出るタイミングだろう。もう少し早くに読みたかった。前半に書き下ろされた物語は、それぞれキャラを思い出すのに苦労したし、結局どんな物語で出たか思い出せなかったキャラもちらほら居る。
その点、ど...続きを読むPosted by ブクログ -
これは今まで読んでいなかったことを全力で後悔しました。
この世界観、設定、妖精さんの言動に潜むサイエンス・フィクションの美味しいところだけ持ってきて作ったデザートのような奇想が実に素晴らしい。
お菓子のような冗談のような作風で、それが超科学を持ちながら「ゆめとげんじつのあわい」に棲息しお菓子が大...続きを読むPosted by ブクログ