鈴木輝一郎のレビュー一覧
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“敵は本能寺にあり_”
“本能寺の変”の10年前を描いた光秀からみた戦国の世界_
わぁぁー!! ちょうど“麒麟がくる”のストーリーとベストなタイミング!!
読むなら“今でしょっ!!”という事で初めて歴史小説を手にとりました…
ゲームのごとくAボタンかBボタン…さぁーどっち?と判断を迫られる怒涛の戦い
仕える上司(主君)の想いの裏の裏を読み…
横と縦の人間関係にも気を配り…
常に報・連・相の徹底が求められ…
どの時代でも部下(家臣)のやってる事が
変わらない(笑)
だからこそ面白いー!!!!!
脳内は麒麟がくるに登場にする俳優さんで再生される喜び(しあわせ~♡)
武将や家臣 地名や独特な -
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ご本人も後書きで書いてある通り、「歴史」小説でなく、歴史「小説」。
長篠の戦に関わる有名な4人の武将の気持ち?や関係をコミカルに描く。信長はなんだか憎めない、自分の功績を自慢する可愛い子供みたい。秀吉は、鬱陶しいくらい暑苦しいキャラ。家康はただただ普通で、他の3人に翻弄されて、お気の毒といった感じ。面白いのが、光秀。度胸がありすぎて、大胆な振る舞いが笑える。でも、ベースラインは史実に基づいていて、光秀が戦争にも長けているから出世したって書いてあったり、信長がとりたてた位だから、光秀も傾奇者に違いないとか言われると、そうかもと思ってきてしまう。
私の好みではないけれど、これはこれでありだなと -
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ネタバレ・今は昔より新人賞が増えたから、新人賞を取りやすい。
・短編より長編の新人賞を狙う。短編の新人賞は、長編が書けるようになるまで若い作家を育てようとして設けられたもの。今の編集部には若い作家を育てる余裕がない。長編を書ける即戦力が欲しい。
・とにかく長編を書いてみる。書いたら出す。出し続ける。その繰り返し。
・出版社主催の新人賞には千本以上応募が来る時もある。千分の1に入るのは難しいと思えるが、最終選考に残れればいい。千分の5なら確率0.5%。
・「小説」というキーワードでグーグルのトップページにくるのは、4千200万の10。ネットでトップ人気を目指すより、新人賞を獲る方が簡単。
・数回落ちたく -
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本願寺は詳しく知らなかった為、凄く読み応えがあり史実(+逸話)と想像も入れて話が組まれているので、戦国の流れに少し詳しい人は読んで楽しいと思えます。
この手の戦国物は大体の史実を知っているのであまり読まないのですが…
武将の半生を史実+想像で掘り下げている話はやはり面白い。
話しは浄土真宗をまとめる本願寺顕如を中心とした戦国の流れを描いています。
信長や明智、秀吉もそうですが…
顕如の長男・茶々丸(教如)の言動と幼さが可愛くて仕方ない。
得度(武家だと元服みたいな感じなのかな?)を受け教如になった時も、
父に刃向かうような野心を持っていても、なぜか幼く見えてしまい可愛くみえる。
教如の史実はほ -
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[ 内容 ]
英雄・義経はどうして転落したのか―。
義経は、鎌倉から動かない総大将・頼朝の承認も得ず、独断即決で行動することが多かった。
組織において、上司への詳細な報告、迅速な連絡、緻密な相談は不可欠である。
それは時代を問わない。
もしも、義経に携帯電話があったなら、もしも、義経が社内根回しの大切さを知っていたら、もしも、始末書の書き方を知っていたら…。
現代の経営・人事理論で読み解く義経失脚の謎。
[ 目次 ]
第1章 旧体制平清盛―強大さの構築と維持の秘訣(平清盛の分断戦略・独占戦略・そして自己改革;なぜ頼朝、義経らは殺されなかったのか―巨大独占企業の自主的自衛策 ほか)
第2章 同