鈴木輝一郎のレビュー一覧

  • 桶狭間の四人 光秀の逆転

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    やはり、鈴木氏によって紡がれる四人の語り口調や味のある会話がクセになる!

    「人生の夜明け」が本書の大きなテーマのように感じた。これは、人間として生きてゆくにあたり、一度は頭を悩ませることなのではないか。
    私ももちろんその一人だ。
    本シリーズはこれまで家康視点で物語が展開している印象だったが、今回は光秀。
    光秀は信長・秀吉・家康より年長であり、長い間開花を知らなかった故、「人生の夜明け」というテーマを考える上で一番相応しい人物、且つ共感を得られやすい人物だと思った。

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    2025年03月16日
  • 何がなんでも新人賞獲らせます! 作家の道をまっしぐら!!

    購入済み

    「小説の書き方本」ではありません。「業界本」です。作家を続けていくことがいかに大変かということがよくわかりました。
    色々知れて面白かったです。

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    2020年12月19日
  • 桶狭間の四人 光秀の逆転

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    大学受験時には日本史を選択しませんでしたが、社会人になってからは専ら、それを取り返すべく日本史に触れてきたと思います。中でも一番興味があるのは、織田信長の一生を決めたと言っても過言ではないと、私が思っている「桶狭間の戦い」です。

    私が以前に読んだ解説本を思い起こしてみると、今川義元が油断していた、緒戦の勝利のお祝いのお酒を飲んでいた等、ありましたが、それまでの今川氏の業績を見ると、それは変だ!と、ずっと思ってきました。

    その後、この本のあとがきでも触れられているように、藤本氏による「桶狭間の戦い」などで、その戦いの様子が少しずつ見えてきました。

    この本は小節です、筆者は多くの文献を研究し

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    2019年07月15日
  • 新・何がなんでも作家になりたい!

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    小説家講座を主催している現役作家が、作家を目指す全ての者に突きつける厳しい現実。
    デビューはあくまでもスタートに過ぎず、二作目の壁を越えたとしてもいつ書けなくなるか、そして必要とされなくなるかに戦々恐々とする。
    事実著者自身がアルコール依存症になり、なんとかそれを克服して今に至るという。
    作品がドラマや映画化されてもそれほど原作者にメリットがないというのも意外だった。
    以前人気声優の大塚明夫さん著「声優魂」を読んだが、なんとなくこの二冊は似ている。
    声優も作家も希望者は多いがなれるのはわずかな狭き門。
    なれたとしても新人がどんどん入ってくる世界で、うかうかしているとあっという間に干されてしまう

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    2019年01月21日
  • 何がなんでも新人賞獲らせます! 作家の道をまっしぐら!!

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    20180627


    これまでに何冊か小説家になるための本を読んできたが、その中でも最も具体的で分かりやすかった。

    あとは、ホントに小説を書いてみるしかない。

    そして、受賞するまで書き続ける。

    1万枚を目標に。

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    2018年06月27日
  • 長篠の四人 信長の難題

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    受難の徳川家康@長篠。
    今回も信長に振り回され、光秀にイライラして、秀吉に寄生されます。ご愁傷さま。
    この苦労は後々報われますので頑張ってください。と後の歴史を知っている立場から高みの見物です。なので、後の展開を予想させる文言が出てくるとにやにやしてました。

    次の舞台は?そろそろ本能寺?武田攻めかな?

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    2017年02月06日
  • 金ヶ崎の四人 信長、秀吉、光秀、家康

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    ネタバレ

    こんな本を待ってたんだ!!

    案外すぐ出逢えたな……(笑)。

    すっごいオモシロかった!
    こんな話が読みたかったんだよ!!
    ☆゚・*:.。. .。.:(((( *≧∇)ノノノキャーッ♪☆゚・*:.。. .。.:


    視点は狸さんです。
    でもオモシロいのが謎(笑)。

    狸さんと金柑さんがお猿さんを立ち直れないくらいに(精神的に)叩きのめしてます。(←他の人が読んだら違うと言われそうだけど)
    その掛け合いが漫才並でオモシロい!!
    この3人、ユニット組めばいいよ!(・∀・)イイ!!

    ある殿崇拝者が、この筆者は神だ! と崇められておられましたが、その気持ちが分かりました。
    殿崇拝者にはたまらん殿の

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    2015年03月31日
  • 何がなんでも新人賞獲らせます! 作家の道をまっしぐら!!

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    大変勉強になりました。
    小説家を志して書き始めるほとんどの方が、
    一度書いてすぐにやめてしまう、という
    現実を知りました。
    自分はやめずに最後までやり通したいという
    意を強くさせてもらった本です。

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    2015年01月09日
  • 姉川の四人 信長の逆切れ

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    浅井長政強すぎです。
    ジャパニーズ呂布。いや、いいすぎだけどさ。でも、この4人の個人的武芸と比べたら、それぐらいのひらきはあるんじゃないでしょうか。
    イメージする、戦国武将の強さがあふれてます浅井長政。

    正直、シリーズになると思いもしなかったので、驚きと喜び半々。
    このまま、続けて欲しいですね。
    「本能寺の4人」までかな?その後だと、主役の半減しちゃうからね。

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    2013年08月25日
  • 金ヶ崎の四人 信長、秀吉、光秀、家康

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    英雄たちが右往左往。
    冒頭の3行に惹かれ購入。
    信じるか、信じないかの2択の信長、落ち着き払った博打うちの光秀、器は?な苦労人秀吉、貧乏クジをひいた家康。
    家康は、どうもでっぷりした印象があって、イマイチだったけど、ここに描かれている家康はいい。
    巻き込まれて、味方もいつ寝返るかわからない中、秀吉を叱り飛ばし、光秀に呆れながら四苦八苦していて、好きだな。

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    2012年05月08日
  • お市の方 戦国の凰

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    お市の方について書かれた小説はいろいろあるが、今までにはなかったストーリーで新鮮な気持ちで読むことができた。

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    2011年11月24日
  • もしも義経にケータイがあったなら

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    素直に笑いながら読みました。
    あんなべらんめえな義経は嫌だwww

    単なる「もしも」に終わらず、「もしも」を使って義経や頼朝の失敗の根源を探っていく、歴史好きなら楽しめる本。
    とりあえず、最後の奥さんに乾杯(笑)

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    2009年10月04日
  • 印税稼いで三十年

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    小説家のリアルな生活が垣間見て勉強になりました。
    偶然手にした仕事を、自分なりに試行錯誤して頑張らないと、あっという間に居場所を失ってしまう。楽な仕事などない。

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    2021年11月11日
  • 新・時代小説が書きたい!

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     読んでいる間、既視感(既読感)を覚える。特に『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を推奨する辺り、和服の着こなしの辺り。
     何のことはない、無印『時代小説が書きたい!』を既に読んでいた。

     時代(歴史)小説を書くにあたって、けっこう初期投資が要るようだ。無人島でも書けるのはファンタジーぐらいか。
     186頁「一日を百刻とし、一刻を84分とした。一刻は14分40秒」、ここはサッパリ解らない。「一刻を84分とした」を削れば意味が通る。
     

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    2021年06月23日
  • お市の方 戦国の凰

    pon

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    この時代、戦国武将の娘が、自分が想った人のところへ嫁げるのは、まず、無かったことだったかもしれませんが、
    もし、お市の方やその娘の茶々が、意中の人のもとに嫁げていたならば、納得した婚姻だったとしたならば…、こういうストーリーだったかもしれないな、とは思いました。

    #切ない

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    2021年06月14日
  • 桶狭間の四人 光秀の逆転

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    これが四人シリーズでは一番新しいみたい。一番新しいのに最も古い戦いを扱う。桶狭間だもん、光秀をどう絡ませるのかが作者の腕の見せ所ですな。光秀が資料に出てくるのは本圀寺からだから、作家としては自由度の高い人物と言えるかもしれない。今回も抱腹絶倒だったけど、前の3作を振り返ると、先の理由から光秀目線の作品が多かったことに気付いた。もう一度『長篠の四人』を読もうかな

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    2021年02月01日
  • 桶狭間の四人 光秀の逆転

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    信長モノは面白い。
    この4人にフォーカスした話ってのもよい。
    続編があるみたいなので、また読むかな。

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    2021年01月30日
  • 光秀の選択

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    4人シリーズから、光秀にフォーカスしたのは大河ドラマに乗っかったのかな。タイトルからして「なぜ本能寺なのか?」を扱うのかと思ったら、それは違った。元亀年間の信長による畿内制圧の時期が舞台だ。このあたり最新の研究成果によるところも大きいのだろうけど、けっこう新鮮。楽しめたよ。

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    2020年12月06日
  • 光秀の選択

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    面白いことは面白いのだが、なんとなく中途半端な感じがする。小説として書きたいように書いたような気はするが、きちんと書きたかったのか、面白く書きたかったの…
    人物描写もあまりなく、読者の持つイメージに任せている?となると、逆に合う・合わないが出てしまうしとこれも中途半端。
    全体とはしてのストーリー展開は面白い。史実に合わせたようで脚色も多く、「小説」として楽しむのは良い。なんとなく今年の大河ドラマ便乗本とも受け取れてしまうのは残念。

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    2020年11月29日
  • 光秀の選択

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    面白かった。
    フィクションとはあったが、そうかも、と思わせる。
    大河ドラマと重なり、感慨を覚えた。

    卑怯とは、その選択のことをいうのではなく、
    選んだ責任を取らないこと。

    覚悟があるかどうかね。

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    2020年11月12日