超一流の雑談力の続編。28の方法論に再整理したものを説明しています。
話し方、と、聞き方、基本のおさらい、と、より、ハイレベルな実戦技術、の4構成になっています。
著者は、スキルの密度を高めていて、新しい視点、知識、スキルを盛り込み、パワーアップしていると解説しています。
ただ、雑談に気を付けるあま
...続きを読むりに本論がおざなりにならないよう考えるべきではと感じました。
気になったものは、以下です。
・かみ合わない会話の原因は、リズム。一文を短く、テンポよく。
・人はペースをみだされると苦痛に感じる。「居心地がわるい」、また、本来なら話せることも話せなくなることも。
・コミュニケーションといっても、要素は、20以上も。表情、声の高さ、スピード、イントネーション、一文の長さ、表現力、話の構成、教養のレベル、受け答えの精度等々
・相手の言葉をじっくりと待って、優しい言葉づかいを心掛けること
・相手が何をいいたいのか、要点を聞きもらさないように。それには優先度をつけるといい。重要なことはなにか、
・あいづちを打ちましょう。日本人の大半は、あいづちがヘタどころか、まったくあいづちを打たない人が多い。
・声のトーン、大きさも使いわけること。相手のことを話すときは、大きな声で明るく。自分のことを話すときは、小さめで
・雑談に必要なのは、お互いの共通点、なければ、木戸に立ちかけし衣食住。
・相手に真剣に話を聞いてくれる、理解してくれていると安心感を持ってもらうこと。
・相手のキーワードをとらえること。①なにげに行ったひと言。②相手が好きなキーワード
・たとえ話をつかって説明する。対比。物事の本質を見抜き、他のことばで置き換えて説明する。
・相手が愚痴をいってきたら ⇒ 相手を批判しないこと。対応は2つ ①相手の不満によりそい深堀する ②不満の内容に理解しつつも、深入りしない。⇒相手の話をまず聞くスタンスをとろう。
・相手の考えと持論がぶつかったら、決して正論をぶつけない。 ①自分が持っている案、考えなどを、ふとおもいついたアイデアとして伝える。②相手の考えを否定しないで、相手に再考を促す
・心の距離を縮めるには、相手に関心をもって観察する。気になる点があれば、口に出して伝える。要は相手に喜んでもらえること。心配りを行うこと。
・おなじことを伝えるにも、言葉をやわらかに。相田みつを氏いわく「セトモノとセトモノと、ぶつかりっこすると、すぐこわれちゃう。どっちかやわらければ、だいじょうぶ」
・相手に伝えたいことに優先度や、階層を設けること。①どうしても伝えたいこと、②できれば伝えたいこと、③そうでもないこと など
・相手にあった対応のおさらい
①CP 思い通りにしたがる ボスタイプ
②NP やさしいおっとりタイプ
③A 理系タイプ
④FC 天真爛漫な、盛り上げタイプ
⑤AC 相手に合わせる おとなしいタイプ
もくじは以下です。
はじめに
第1章 引き寄せる話し方
第2章 心をわしづかみにする聞き方
第3章 困難な場面に対応する
第4章 変幻自在の雑談