五条紀夫のレビュー一覧

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ストーリーも面白かった。走れメロスを知っているとより楽しめて、そちらも読んでいてよかったなと思えた。

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    2026年07月31日
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

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    ネタバレ

    ごんぎつね
    良パロディだった
    すぐに火縄銃撃とうとする探偵兵十はいい味出してるし、しっかりと ごん、お前だったのか も決めてかつ余韻もいい

    鼻→髭
    ごんぎつねは続きものパロディだけど、こちらは全体のモチーフパロディ
    これも出来が良かった
    鼻が長すぎる人はファンタジーだけど、髭が伸びすぎる人はちょっとありそうなラインで良い

    山月記
    続きの妄想
    李徴は結局獣の本性に抗えなくなったとする本来のラストが好きだからどうしても蛇足感
    こんな李徴は嫌だ みたいな話

    吾輩は猫である
    オチは読めてた
    気味が悪かった

    山椒大夫
    現代日本で人買いが発生して現実味があるのは宗教施設っていうのはそうかもなって感じ
    パロディというか、いつもの恩田陸のオマージュ作品
    山椒大夫抜きにして面白かった

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    2026年07月26日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    最初は王道ミステリの筋を気を衒ってずらしただけかと思ったけど意外と面白かった。新聞記事が記事らしくなくて変だと思ってたのに理由があって良かった。

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    2026年07月22日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    死後の天国で真犯人を探すミステリー。斬新な設定と、良い意味でミステリーらしくない軽さであっという間に読み終えた。
    全体的に面白かったが、真相を知った後があまりにもあっさりしすぎて、もっと感情があってもいいのではとも思えた。それも死んでしまった後だから仕方ない、という意味なのだろうか。

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    2026年07月18日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    自白から始まるサスペンスものですが、圧倒的に意味不明なあらすじに対して、ただただ宇宙猫みたいな顔して受け取ることしかできない時間に浸れました。
    昨今、なかなか無いですからね、こういう体験。
    大変ありがたいものです。

    デスノートのチクワ版と捉えた方が良いのかと、はじめは思っていたのですが、登場人物の苦悩や迷走、正気からの逸脱を追想する構成なので、これはこれで一つのジャンルとして確立をした、チクワサスペンスもので間違いないです(チクワサスペンスもので間違いないです)
    チクワサスペンスものってなんですか。

    さて、本作、もちろんただのサスペンスで幕引きなんてことはありません。きちんと計画と作為が水面下で練られており、真犯人めいた人物が現れるわけです。
    個人的には、その動機がとても良かったですね。

    愛する義父から、チクワが嫌いなお前なんて娘じゃないと言われて殺すに至った、だなんて。
    ここまで壮大で凶悪な犯行に及んだ理由が、そんな未熟な精神性に端を発したことに震えました。

    なんて壮大なホワイダニット。
    ここまでの設定を載せて繰り出されるのが、愛憎の反転とは。
    奇抜なあらすじは言わずもがな、それ以上に、人の妙味を巧みに描写した一作かと思います。

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    2026年07月13日
  • 流血マルチバース

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    今は廃墟だけが残される無人の島・龍穴島。
    そこに隠されているという旧日本軍の財宝を探すべく、島に向かう一団あった。しかし、島に到着するやいなや、操舵室で惨殺死体が発見される。
    クローズド・サークルと化した島で、菊田耕一は、記憶喪失の妹・紗枝を守るため重大な選択を迫られるが、その選択が彼らの運命を大きく左右することとなる……。


    3つの世界線に分岐するマルチバース×孤島ミステリ。登場人物の行動により、A孤島ミステリ、B殺し合いサバイバル、C並行世界SFと分岐した世界で、それぞれ生存と事件の解决を目指す異色小説です。

    起こっている事件や世界線同士の関連は割とシリアスかつ複雑なのに、端々が妙にギャグっぽい、いつもの五条紀夫節で、暗く・難しくなりすぎず面白い。妙にふわふわした兄だったり、ダーツ使いの秘書、実戦忍術教室にまじめに通う学者、作者の個性がやたらつよい地の文も。

    私は普通に頭から通しA①→B①→C①→A②→B②……の順に読みましたが、A世界のストーリーを最後まで読んでからB世界へ〜みたいな読み方をしても謎が深まって面白かったかも。記憶が薄れた頃に別の読み方で再読してみたいです。

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    2026年06月27日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    読むとチクワが怖くなります、笑。
    買い物の際、家族がチクワを買おうとし、
    「やめて!」
    と言いました。
    (それでも、買われました)

    物事は二転三転。
    ホラーだけでなくミステリー要素もあります。

    娘が両親が死んだ割に妙に落ち着いているなあと思っていたら…。

    でも、前半はシリアスでグロいところもあるのに、笑ってしまいます。
    コメディかと思いました。

    短く、サクッと読めるのもいいですね。

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    2026年06月27日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    もはやありきたりな設定のミステリーでは、読者は満足出来なくなってきたのかもしれません。
    死後の世界で事件を解決していく、新しい世界観の物語です。
    ストーリーも面白かったですし、何より構想が素晴らしいと思いました。
    しかし、松本清張や宮部みゆきなど、往年のミステリー作家が好きな自分としては、ファンタジー要素が強いミステリーに感情移入するにが難しいという欠点にも気付きました。
    今村昌弘氏の屍荘の殺人以降、ファンタジーを含むミステリーがメジャー化してきたと感じていましたが、死後の世界を舞台にしたら、もはや何でもありですね。

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    2026年06月25日
  • 流血マルチバース

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    あとがきか解説欲しかった!!

    普通にAのストーリー→B→Cとストーリーを追うだけで結構難しかった!

    読み方は自由、とあったけど、さすがにCから読むとこんがらがりそう笑

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    2026年06月11日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    殺人犯を探す訳ではなくて蘇生犯を探すなんて斬新で面白く読めました。登場人物は最初好感を持てなかったがいつの間にかに好感度が上がっていた。最後は感情が振り回されて理解したら終わってた。

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    2026年05月31日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    新潮ミステリー大賞最終候補作。
    特殊設定ミステリ。読みやすかった。ミステリ要素が序盤に提示されてするすると話を読み進めることができた。オチは予想できなかった。不自然な要素、不確定要素で推理するより展開を追っていた。そんな作品。

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    2026年05月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    タイトルがおかしすぎて購入。

    第一章は狂ってて面白かった。想像するとおかしくて、でもどういうカラクリだろうと思って読んだ。
    第二章は、なるほどね、外から見たらそういう感じか、と思って読んだ。
    第三章の最後の方で一気に迷子になった。

    最後に気持ちよく回収してくれることを期待しすぎちゃった。

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    2026年05月22日
  • 私はチクワに殺されます

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    ☆3.6【Audible】
    オチだけが好きじゃなかった…
    1章、2章は面白かったし1章で感じた伏線を2章で回収してくれたときはスッキリしたし3章も途中までは良かったけどホンマにオチが…
    1章でおっさんがチクワを売れないようにスーパーの客にネガキャンするところは最高に笑えた
    美味しいチクワの食べ方研究するな!!笑

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    2026年05月19日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    五条さんの作品で、イデアとメロスがお笑い担当なら、本作品は、ヘブンと同じシリアス担当!

    登場人物達は、癖が有るのになんだかんだ皆んな憎めない人達で、結末は、ストンと腑に落ちる感覚。
    タマタマだけに丸く収まる感じ?ww

    ただどーしても、主人公の名前「健康=たけやす」を「健康=けんこう」と読んでしまって、ぷつぷつ思考がそれてしまう私!ww

    五条さん初めまして!で読むより、五条さんワールドを数冊読んでからのほうがお薦めできる作品だと思います!

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    2026年05月13日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    2023年 第9回新潮ミステリー大賞 最終候補作。
    何者かに殺害された6人の男女が、記憶を失った状態で殺害現場となった屋敷で目覚める。成仏するためには自分たちを殺害した犯人を突き止めるしかないが、手がかりとなるのは何処からか送られてくる謎の新聞による事件の報道のみ。果たして犯人を突き止め成仏できるかという特殊設定ミステリ。

    アイデアは悪くないが、メインのトリックが途中で予測可能かつその時点で真犯人が特定されてしまうので、もう少しヒネりが欲しかったかなと。終盤の登場人物たちの心理も十分に納得いくものではないような。

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    2026年05月07日
  • 私はチクワに殺されます

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    2026 04/25
    トンデモ設定ミステリーかと思って読んでたら、あれ?違うのかな?えっ?いや、やっぱりトンデモ設定かぁ、ん?あれ?どっち、、、?と世界がひっくり返ってはまたひっくり返る。200ページにも満たない中で次々と翻る世界。読み終わった後の本の薄さに「薄いのに濃いなぁ、、」と、しみじみ。
    チクワの穴から人を見ると、その人の死に様が見える、の発想!チクワを掲げて人を見ている人の様子を想像したら珍妙奇天烈過ぎて、この先チクワを見るたびに絶対に本書を思い出す。珍妙奇天烈な内容なのに、妙にリアルに感じるのも凄いし、怖い。
    チクワにアレンジを施すのが面白い。真面目であるがゆえにアレンジが凝っていくのが何とも。
    第一章の男の思考の文やセリフが面白くて、大仰なのに何か間抜けな感じで、緊迫した状況なのにクスッと笑ってしまう。
    理解し難い世界が展開されていく中で、自分の見ていることだけが世界の真実とは限らない。ちょっと目の焦点を変えてみると、今まで感知し得なかった世界が潜んでいるかもしれない。もしかしたら自分の認知の方が歪んでいるのかもしれない。この世界は、チクワが殺傷能力の高いごく身近な兵器として、密かに存在していることを黙認しているのかもしれない。
    なーんてしょーもないことを考えて、思考の沼に落ちて行くのも、読後の楽しみ方としておまけみたいで面白かったな〜。

    「チー、クー、ワー!」

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    2026年05月02日
  • 流血マルチバース

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    設定が難解すぎてよくわからなかった。マルチルート的な構造だけど、A→B→Cの順に読まないとネタバレがヤバい気がする。

    たぶん作者の頭の中ではきれいに組まれてるんだろうけど、それを文字だけで表現して読者に同じ景色を想像させるのは難しい。せめて地図は欲しかったかなぁ…

    事件の背景となった出来事や、犯人の動機とかは好きでした。

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    2026年04月22日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    せっかく殺した悪辣非道な町内会長が蘇った。生き返らせたのは一体誰だ!

    主人公が殺人犯!倒叙ミステリってやつかぁと思ってページを捲ったら、第1章『倒叙ミステリにはならない』で始まって吹き出した笑
    無茶苦茶やるし死ぬし生き返‎るし主人公の健康は何考えてんのか分かんないし、振り回されまくってこのままラストまで走りきるんか!?と思ってたら、中盤あたりから妙な切なさに襲われ……
    ‎由佳里が叱咤するシーンがすごく印象的だった。良い女過ぎる。あれが結末にも効いてきます߹ ߹

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    2026年04月16日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    初読み作家。よく言えばライトな文体でサクッと読めるが、全体的にポップなラノベ的雰囲気であるために少し物足りなさはあるかも。斬新な設定はシンプルにおもしろいし、物語に大きな破綻もなく、爽やかな読後感であった。これがデビュー作みたいだから、他の作品も読んでみたいな。

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    2026年04月13日
  • 私はチクワに殺されます

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    ずっと、ほぇーほぇーとなりながら読んでいました
    一章の手記がよく出来ていたので

    結局、あったか無かったかでいうと、あったということでよろしいのか

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    2026年04月09日