五条紀夫のレビュー一覧

  • 流血マルチバース

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    設定が難解すぎてよくわからなかった。マルチルート的な構造だけど、A→B→Cの順に読まないとネタバレがヤバい気がする。

    たぶん作者の頭の中ではきれいに組まれてるんだろうけど、それを文字だけで表現して読者に同じ景色を想像させるのは難しい。せめて地図は欲しかったかなぁ…

    事件の背景となった出来事や、犯人の動機とかは好きでした。

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    2026年04月22日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    せっかく殺した悪辣非道な町内会長が蘇った。生き返らせたのは一体誰だ!

    主人公が殺人犯!倒叙ミステリってやつかぁと思ってページを捲ったら、第1章『倒叙ミステリにはならない』で始まって吹き出した笑
    無茶苦茶やるし死ぬし生き返‎るし主人公の健康は何考えてんのか分かんないし、振り回されまくってこのままラストまで走りきるんか!?と思ってたら、中盤あたりから妙な切なさに襲われ……
    ‎由佳里が叱咤するシーンがすごく印象的だった。良い女過ぎる。あれが結末にも効いてきます߹ ߹

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    2026年04月16日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    初読み作家。よく言えばライトな文体でサクッと読めるが、全体的にポップなラノベ的雰囲気であるために少し物足りなさはあるかも。斬新な設定はシンプルにおもしろいし、物語に大きな破綻もなく、爽やかな読後感であった。これがデビュー作みたいだから、他の作品も読んでみたいな。

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    2026年04月13日
  • 私はチクワに殺されます

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    ずっと、ほぇーほぇーとなりながら読んでいました
    一章の手記がよく出来ていたので

    結局、あったか無かったかでいうと、あったということでよろしいのか

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    2026年04月09日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    まず何よりタイトルのインパクトが抜群である。
    物語のつかみとして、手に取らざるを得ない。
    肝心のストーリーは、果たして認知症のなせる技なのか、娘による殺人だったのか。
    そして、そもそもチクワに殺されたのは誰だったのか。
    後半になるほど展開が急で、花粉による不眠気味の脳みそではあまり正しく理解できていないかもしれない。

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    2026年03月29日
  • 流血マルチバース

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    話は3つに分岐し、それぞれの世界観なのに有機的に結びついて1つの収束に向かう。3つの世界線が「ミステリ」「サバイバル」「SF」というジャンルなのが面白い趣向。ただ、作者独特のコブシを効かせる文章がちょっと読みづらいなあ。

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    2026年03月28日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    憎い相手を殺したと思ったのに、秘術蘇生術で蘇ってしまった!蘇らせた蘇生犯を殺人犯が追うという、異色ミステリー。その蘇生術に関しての入れ替わりがちょっとだけややこしかったけど、ラストは思いもしない流れで、終わり方もビックリ。こんなアイデアをミステリーに盛り込むなんて斬新だな~面白かった。

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    2026年03月18日
  • 5分間ノンストップショートストーリー めでたしめでたしでは終われない

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    小中学生向けのショート作品集。昔話、寓話を基に現代風、というより、五条紀夫のアレンジにした九つの話を収録。
    小中学生向けなので、大変に読みやすかった。
    個人的に面白かったのは、『三匹の子豚』をモチーフにした「賢い子ブタの捕え方」、『鶴の恩返し』をモチーフにした「恩返し✕増殖」、『花咲かじいさん』をモチーフにした「散る花の願い。」

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    2026年03月14日
  • 流血マルチバース

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    普段ならこの作品のようなラストは嫌いだけど、
    この作品だからこそのラストだったな!と感心。

    五条先生の特殊設定は相変わらずぶっ飛んでるな

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    2026年03月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    町を支配する町内会長を殺害したはずなのに、なぜか翌朝元気に現れて動揺する主人公たち。この町にある死者蘇生の秘術とは…
    死者蘇生がお手軽にできる特殊設定ミステリ。殺人犯ならぬ蘇生犯を特定し、最終的に町内会長を蘇生できないように殺そうとする主人公たちの攻防が面白い。ユーモアミステリだが真相はかなりグロいと思った。

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    2026年02月26日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    あらすじ見て絶対読みたくなった

    分厚くない文庫なのになんだか時間かかってしまった

    それぞれのキャラクターとか結構良かったんだけど
    謎解きが納得いかなかった感の方が強かった

    でも本の表紙のイラストは好き

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    2026年02月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの穴を覗いてしまった男の話。
    一章や二章で「ん?」となった表現に三章で答えが示され、「あーそういうことね」と頷いた読者の後頭部をチクワでぶん殴ってくるようなラスト。痛くないけどチクワの残り香がすごい、みたいな読後感。

    荒唐無稽な話なのでリアリティとか繊細な心理描写を求める方向けではないが、文章が読みやすくテンポが良いのでさらさら読めた。
    三章の結末で「やられたー!」となったので、満足度は高かった。

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    2026年02月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの呪い。展開が重なっていって、エンタメと思いきやちゃんとミステリーだった。読み始めた時はこんな展開だとは予想していなかった。
    もうチクワ覗けないよ。怖いよ

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    2026年01月31日
  • 流血マルチバース

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    ネタバレ

    やっぱ発想が好き。
    この一冊でミステリーとサバイバルとSFが楽しめるんだから贅沢だよねえ。
    分岐ルート考えるの大変そうって思っちゃうけど、作家さん的には楽しんで書いてたりするんだろうか。
    ホント紗枝の頭脳と龍穴が無ければ、この物語成立してないもんな。
    三つの異なる世界を繋げ、一つの結末に収束させる過程が一番楽しかったかも。
    私は頁どおりに読み進めたけど、マルチバース感が味わえて面白かった。

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    2026年01月25日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    すでに死んだ人物たちが何故自分たちが死んだかを探るミステリー。途中挫折しそうになったけど、案外登場人物たちのノリがよくてラストまで読破。この作者はやはり面白い。

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    2026年01月24日
  • 私はチクワに殺されます

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    何この……、何……? 三部構成に分かれていて、第一部のセンスは平成前期~中期くらいの悪趣味・ナンセンス系小説のノリに近い告白文。第二部は犯人を追い詰めるミステリ風。最後は……、なんだろうねこれ。

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    2026年01月21日
  • 流血マルチバース

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    面白かった。
    が、読む順番によって面白さはだいぶ左右される小説である。
    僕はCルートから読み始めたが、個人的にはAルートから順番に読むのが一番楽しめる読み方だと思う。
    あと、収束に至るまでのどう運命が繋がっているかについての理解が結構難しい。

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    2026年01月06日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    Xの投稿で設定に一目惚れして購入。
    特殊設定だけど、スマートウォッチの機能とかスマホの背面タップとか身近なツールも出てきて別次元すぎず読みやすい。

    由佳里が蘇生しない段階で蘇生人に気づいたけど、動機には1本取られたなぁ。思い返せば狂気を散らつかせてはいたものの、急ハンドル切られた感じ。面白い。

    最後、由佳里と昇太にちょっと違和感。
    物語の終わり方としては綺麗だけど、あれだけ結束が強い3人だったのにやけに呆気ないなぁと。

    あと他の方の感想見てそれだ!と思ったのが、皆幼い。閉鎖的な町に住んでるからといえばそれまでだけど。

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    2025年12月30日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    死後の世界で自分たちを殺した犯人を探すっていう設定が面白い!
    前回読んだチクワが合わなかったから不安だったけど、今作はいつもの五条さんらしいテンポの良さ。(初期作だから原点っちゃあ原点)
    ただ見当違いな推理も多く、無駄な会話のやり取りが多かったからそこはちょっと残念だった

    読んだ後だとこの表紙にグッとくるものがある。

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    2025年12月28日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    前半は町や人物の説明パートということもありスローテンポめで、登場人物が主人公サイド含め濃淡はあれど全員嫌なやつで読んでいて辛かった。でも中盤から蘇生合戦に本格的にギアがかかってからは楽しくて仕方なかった。ファミレスでメインが出てきても先に頼んだはずのサイドメニューが来る気配がなくて焦れた時の感じと似ていた。途中でちゃんと「これ、これを求めてたんです」ていうのが出されてよかった。
    最後は全体的に綺麗にたたみすぎた気もしたけど、パズルとしてはピッタリ最後のピースがハマった感じ。
    犬が酷い目にあわなくてよかった。

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    2025年12月16日