千田嘉博のレビュー一覧

  • 城郭考古学の冒険

    購入済み

    城めぐりファン必読

    テレビ出演が多い筆者のため、すでに知り得た情報は少なくない。それでも体系的に整理されているのでより理解が深まった。山城ファンとしては共感できるところが多く、今後ますます存在感を高めて頂き遺構発掘、保全に貢献されることを期待したい。

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    2023年10月05日
  • 歴史を読み解く城歩き

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    千田先生の朝日新聞で書いたコラムをまとめた本なのですが、元々のコラムがそれほど分量が無いものなので一つ一つの城の記述が物足りないし、城によっては城の話ではなく城にまつわる歴史秘話になっているものもあって。各城についてボリューム10倍にした拡大版が欲しいかも。
    そんな中でも最近よく主張されているバリアフリーの充実、海外との比較、歴史を踏まえた復元はちゃんと書かれていて、千田先生らしさは失われてない本になってました。

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    2023年01月26日
  • 歴史を読み解く城歩き

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    全国の城の特徴や、城が出来た経緯をはじめ、城の現状や、少し苦しいけど、社会問題に絡めて解説した一冊。
    今年の大河ドラマの「どうする家康」に絡めて、家康の浜松城や駿府城の解説もあり、信長の意向も城作りに働いていたことは、興味深いと思いました。
    また、豊臣大坂城と徳川大坂城の石垣の作りに違いもあるのも、新しい発見でした。
    時間を見つけて、ゆっくりと城探検したいものです。

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    2023年01月05日
  • 真田丸の謎 戦国時代を「城」で読み解く

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    真田幸村が築城し徳川家康を苦しめた真田丸が誕生するまでの経緯を描いている。
    文献を通じて本当の真田丸へ迫る推理、真田三代、戦国武将との関係、城郭史、歴史遺産を保存する意義の著述もあり千田先生のエッセンスが詰まった良作。
    NHK歴史番組でコメンテーターとして発言する時にも感じていたのだが、城に対する思いは勿論、先生は真面目で丁寧であることが分かる作品でもあった。

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    2022年04月05日
  • 城郭考古学の冒険

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    日本史はあまり得意ではないのだが、戦国武将好きな息子と一緒に、主にNHKの歴史番組を見ているうちに千田先生の存在を知り、少年のように楽しそうにお城のロケをしているのを拝見してすっかりファンになってしまった。
    この本もそんな千田先生のお城愛があふれていて、かつ、現在の日本のお城或いは城跡の保存の在り方について、学者として言うべきことははっきり言う箇所も随所にみられ、納得の一冊ではあった。
    ただ学問的には、千田先生の学説の中には「最近の有力説」ではあるけれども、学会でオーソライズされたいわゆる「通説」とまではなっていない、という説もまあまああるようなので、それらについては他の先生たちの本にも触れて

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    2022年03月26日
  • 信長の城

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    歴史という大きな物語をひとりの人間に絞って見るから伝記は面白いんだろうが、この本はさらに「城」へと焦点を狭くする

    ところが狭くしたことで逆に、信長が戦国時代をどう近世に変えたのか、そして如何に稀有な人物だったのかが浮かび上がる

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    2021年09月25日
  • 新説戦乱の日本史

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    近年通説の見直しが進む戦乱について各時代毎の著者が最新の研究状況を解説する内容。疎い分野については新鮮で面白い。特に航空レーザ測量を用いた関ヶ原合戦の西軍布陣検討は興味深かった。

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    2021年09月17日
  • 新説戦乱の日本史

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    いろいろな時代の戦乱について最新の考え方が示されている。史実の背景や理由に関しては必ずしも真実が分かっているわけではなく、新しい事実や考え方によって、進化するものであることを学んだ。

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    2021年09月06日
  • 城郭考古学の冒険

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    千田先生、テレビでは磯田先生とキャッキャウフフしてるとか杉浦アナと仲良く討ち死にとか、ひたすら楽しい先生なのだが、文章となると驚くほど真面目です。城郭考古学のパイオニアとして、既存の学問と戦ってきたスピリットが見える本でした。なお、過去に書かれたものを集めて新書化しているので、重複する話が一部見えるのが、ちょい引っかかりますが、それだけ強調したいポイントだと考えましょう。

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    2021年03月08日
  • 真田丸の謎 戦国時代を「城」で読み解く

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    真田丸と真田家三代と中世から近世へ白が移り変わることが書かれている
    後半内容が繰り返しが多いように思えた

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    2020年08月01日
  • 真田丸の謎 戦国時代を「城」で読み解く

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    真田丸を中心とした戦国時代から江戸土時代初期までの城郭を分析した一冊。

    これまで真田丸は大阪城の弱い部分を補強した要塞と言われていたが、必ずしもそうではない可能性があることがわかった。

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    2018年10月14日
  • 信長の城

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    重臣=有力者の連合という形態から権力の集権を進めていった信長の画期的な統一手法が、築城スタイルにも表れているという面白い視点。他の信長の施策も合理的で画期的だったのが分かり(寺院権力を滅ぼし交通権益を奪取するなど)、信長の革新性と実行力に感嘆。

    小牧山城の山麓館の庭園、岐阜城山麓の絶壁に沿って作られた庭園、安土城の眺めのいい御殿、安土城内のいくつもの茶室。後の利休・秀吉の茶の湯ができたのは、信長の審美センスとそれを愛する心を二人が目の当たりにしたからこそだったのではと思わずにいられない。

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    2014年09月09日
  • 信長の城

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    信長の生涯に渡り、築城してきた城の変遷について記されています。

    信長が愛知の勝幡城で生まれたとする説を採用し、その後、那古野城、清州城、小牧山城、そして安土城へと移り変わっていく中で、城と信長との関わり。そして、家臣団との関係の変化といったものが読みとれました。

    初期の頃は、家臣団と信長との関係が対等だという説は、常に上下関係にあったと思い続けてきた私には新鮮でした。
    当時の城の詳細な形や設計など見ていて楽しかったです。
    特に、安土城は現在、信長の最高傑作に関わらず、現存しませんが、よくぞここまで調べたものだと思います。

    武田信玄が「人は城、人は石垣」と言っていましたが、信長も自分と家臣

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    2013年03月11日
  • 信長の城

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    信長の本はどうしても読みたくなります。この本は、信長の生まれた勝幡城から、那古野城、清須城、小牧山城、岐阜城そして安土城を扱います。小牧山城から稲葉山城(岐阜城)を見て見たくなります。
    俗説を排する論理も説得力があります。「フロイスの『日本史』によると、摠見寺は信長が自分自身を神として拝礼させるためにつくったといわれています。」(248頁)。これに対し、摠見寺の本尊は毘沙門天であること。当時、城の中に寺院かあるのは珍しくないこと。摠見寺下層の信長の御座所遺構の可能性があることから、信長が天主に移り、御座所を寺院にすることで摠見寺がつくられたとすれば、信長を祀ったという言説がでて、フロイスの記述

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    2013年02月11日
  • 城郭考古学の冒険

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    城は戦の舞台であると同時に人々の暮らしを守る器でもあった。土塁や堀に刻まれた痕跡は無言のまま歴史を物語る。石垣の積み方一つから時代の権力構造が浮かび上がり築城の工夫は地域の知恵を映す。だが城は観光の名所として美化されがちで戦や支配の現実は薄れがちだ。発掘の成果は華やかさの裏に潜む人間の営みを映し出す。遺構に耳を澄ませれば歴史は単なる展示物でなく生きた問いとして私たちに迫る。

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    2025年09月01日
  • 城郭考古学の冒険

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    馬出し、外枡形など織豊期に積極された防御形態が世界的にも地域発生的に採用されており、防御施設としての普遍性があるというのは驚きであった。また織田信長の築城した小牧山城や安土城、明智光秀が築城した周山城の形態から各大名が目指すべき主君像が反映されていて面白いと感じた。

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    2023年08月06日
  • 歴史を読み解く城歩き

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    豪壮な天守・櫓を楽しむ。石垣・堀など土木構築物を楽しむ。凸凹の土塁(土の堤防)を楽しむ。▼城の姿を頭の中で復元する。城を築いた武将の人となり。攻める側、守る側から想像。

    神仏の力で城を守ろうとした。

    竹田城。石垣を保護し、石垣をはっきり見せるために周囲の木を切った。

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    2024年04月11日
  • 城郭考古学の冒険

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    ああ、お城に行きたい欲がむらむらと…明智光秀、松永久秀のところ興味深かったなあ。2人とも、ほんとはいい人なのだな。お城の復元や整備はしてほしい気持はあるけど、あれこれと問題もあるのね…もともとなかった天守を作っちゃうのは酷い…難しい部分も多いけど、そうなんだ〜!と感心していたら少しずつだけど読めたわ。海外のお城もイケる千田先生すごい。モンゴルに発掘調査に行った時のドレスコードいい。勇者。その服装でのお写真載せてほしかった〜。

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    2023年05月04日
  • 新説戦乱の日本史

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    各時代の戦乱に対する今までの通説と新たな研究成果による新説等を取り上げ検討しています。
    巻末には各戦乱をより深く知るためのブックガイドがあり親切。

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    2022年05月06日
  • 真田丸の謎 戦国時代を「城」で読み解く

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    版元がNHK出版、大河ドラマ「真田丸」の放映に合わせた刊行と、NHKのクロスメディア戦略のために担ぎ出されたような本ではあるけれど、「高低差」好きならまずまず楽しめる。しかし「城郭考古学」の見地からはちょっと信繁を持ち上げすぎのような…。あと「惣構」がどんなものなのか、想像図でもいいから図示してほしかった。

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    2016年07月10日