あらすじ
住まいの近くに必ずある、中・近世の城郭跡。自然に触れて心が豊かになり仕事への意欲もわく。いいことずくめの城歩き。歩けば武将たちの思いも見えてくる。全国の城びとを応援する著者による城歩き指南決定版。朝日新聞好評連載の書籍化。
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Posted by ブクログ
もともとコラムの連載だったこともあり、一つひとつの城に関する説明は短いが、エッセンスがぎっしり詰まっているように感じた。入門書ではなく相当レベル高い内容だと思う。城の復元のあり方への考察については、大変勉強になった。何よりも、行ってみたいお城やまた行きたいお城が増えた。
Posted by ブクログ
時間かかっちゃったけど遂に読んだ〜千田先生はお城の専門家であり、誰よりもお城ファン、そしてお城の妖精。先生の本は歴史の勉強にもなるし、先生の素直すぎる気持が迸っている部分はおもしろくて笑ってしまう。8000円で信長本人に会える安土城…たしかに駆け付けたいですよね〜海外のお城についても述べられていて、ドイツのお城も興味深いな〜国内のお城もあちこち行ってみたい。
Posted by ブクログ
千田先生の朝日新聞で書いたコラムをまとめた本なのですが、元々のコラムがそれほど分量が無いものなので一つ一つの城の記述が物足りないし、城によっては城の話ではなく城にまつわる歴史秘話になっているものもあって。各城についてボリューム10倍にした拡大版が欲しいかも。
そんな中でも最近よく主張されているバリアフリーの充実、海外との比較、歴史を踏まえた復元はちゃんと書かれていて、千田先生らしさは失われてない本になってました。
Posted by ブクログ
全国の城の特徴や、城が出来た経緯をはじめ、城の現状や、少し苦しいけど、社会問題に絡めて解説した一冊。
今年の大河ドラマの「どうする家康」に絡めて、家康の浜松城や駿府城の解説もあり、信長の意向も城作りに働いていたことは、興味深いと思いました。
また、豊臣大坂城と徳川大坂城の石垣の作りに違いもあるのも、新しい発見でした。
時間を見つけて、ゆっくりと城探検したいものです。