宮地尚子のレビュー一覧

  • 傷つきのこころ学

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    2時間で読める教養の入口というキャッチフレーズのシリーズ。1時間で読める。トラウマ研究および臨床の第一人者の著者の書なので、事例みれられ、分かりやすく、しかもツボをきちんと押さえられている。もう少し深く学びたい人は著者の書に進めば良いと思う。著者のトラウマ理解のモデル、環状島も出ており、このモデルは当事者と支援をするものにっって非常に理解しやすいモデルである。まやトラウマはコミュニケーションエラーから起こり、そしてコミュニケーションの回復から起こるが、現代的なコミュニケーション、オンラインとリアルという「二つのコミュニケーション」への言及もされている。特にコロナ禍以降、この状況が広がっており、

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    2024年12月01日
  • 傷つきのこころ学

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    細かいことまで含めれば、人との付き合いを前提に世の中が回る以上、大小問わずの自傷他害の可能性は避けられない。癒され方はもちろんのこと、傷つける場合の上手い仕方、第三者としての傷を負った人との接し方まで、短い一冊の中だけど、情報盛りだくさん。シリーズならではの一冊、って感じ。

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    2024年11月22日
  • ははがうまれる

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    ゆったりとした優しい気持ちになれる本。
    「人をケアする人は、人にケアされなければいけない。」という言葉が印象に残った。子育て中の人は漏れなくケアされるべきだよなあ。

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    2024年01月10日
  • トラウマ

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    回復の道のりが新たなストレスをもたらすこともある。
    安全な場所で、共感性をもったよい「聞き手」に話を聞いてもらうことで、気持ちの整理がついてくる。
    とまどいながらそばによりそい続けることには、計り知れない価値がある。
    自己尊重感や試行錯誤の経験抜きには人間は成長していけません。
    安心できる場所とは、自分がそのままでいていい場所、存在証明から解放された場所でもある。
    ただ誰が、誰を、誰から救済しようとしているのか、救済されるべき人たちはそのことを望んでいるのか、ということを考える必要があります。
    トラウマも「耕す」ことによって、豊かになっていく。柔らかく混ぜ返し、外から空気を入れれば、ふくよかに

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    2023年08月10日
  • ははがうまれる

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    母親になる、ということをすごくパーソナルに書かれた書。赤裸々に心理描写を書いていたり、省察というべきか、振り返りに、人はそう簡単には生きていないことが表されていると感じた。
    母というか親。保育者はその親に対する想像力が必要だとヒシヒシと感じた。

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    2023年06月22日
  • ははがうまれる

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    育児真っ只中の今、著者の言葉はじんわり心に響く。待ったなしの育児、どんどん大きくなる我が子。自分も母として一緒に成長しているんだ、1人の大人であるのだと認識させられる。子供という存在がいるだけで、大人だけの世界では見えなかったこと、思いもつかなかったことに気付かされる。大変な毎日でも、我が子との時間は一瞬なんだろうな。かけがえのない日々を大切に生きたいと思う。

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    2023年06月06日
  • ははがうまれる

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    子育てに関しては、自分も色々と思うことがある。
    幸せで満たされたり、怒りを抱いたり、ひどく落ち込んだり。
    この本の中の「母親のための酸素マスク」の話にとても励まされた。「母親の自己犠牲は美化されがちだが、実際にはなんのメリットもない。」
    本当にその通り。自分より家族のことを優先しなければいけない時はどうしてもあるけど、バランスを取りながら自己犠牲だけはしないようにしたい。

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    2023年04月06日
  • ははがうまれる

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    NHK理想的本棚 母親を嫌いになったときに読む本 で紹介されてた。

    数ヶ月前に母という役割を与えられた身としては、そんなに気張らず肩の力を抜いていこう、と声をかけてくれるような本だった。

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    2023年01月11日
  • ははがうまれる

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    どうしてこの本を選んだのかが思い出せない。
    雑誌の推薦か
    どなたかのレビューをみたのか・・・
    子育てが終わった私にも
    優しく響く本でした。
    「子供が生まれたと同時に
    ははも生まれたのだ」
    「生まれたからにはははも成長していかなければならない」
    成長できない はは も沢山いるなぁ~

    私はどうだろう

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    2022年12月02日
  • ははがうまれる

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    お母さん、これからお母さんになる人におすすめ。
    手元に置いて、しんどい時に読み返したいと思った。

    印象に残ったのは「母親のための酸素マスク」

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    2022年02月18日
  • ははがうまれる

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    2021.02.08

    精神科医として働くが、この本では「母」であり
    かつて妊婦で新米母として戦ってきた著者のこれまでの振り返りと、「母として」像がある。
    経験者の言葉は重く深く、そして気づきがたくさんある。
    すぎてみれば…思うところがあるのは、人生皆同じだ。
    この目線は想像するしかない、失敗はしてなんぼ(命にかかわらなければ)先輩ママからのことばに励まされる。

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    2021年02月18日
  • ははがうまれる

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    何度も腕を骨折する息子。見方を変えれば、腕がもっと大事な身体の中心部分を守ってくれている。

    子どもに対して「まったくもう!」と思うことを、ちょっと見方を変えてほっこり心が温まる。そんな風に子どもの成長を見守りたいと思った。

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    2020年11月06日
  • ははがうまれる

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    ははがうまれる。
    このやわらかいひらがな表記の中に、戸惑いや迷い、自信のなさなどいろいろな葛藤が含まれている。妊娠中の今の私に、それでいいんだよ、と包み込んでくれるようなやさしい安心感を与えてくれる。

    ほどく、という章がとても好きだった。
    何かを作るというワークショップは多いけれど、ほどくワークショップはほとんどないという。
    「私たちは、何かを作ることが、生産的で価値のあることだと思い過ぎている」とも宮地さんは言う。今の私の状態は、まさにこのほどく過程にあるのではないかと思った。
    作り出すことは、目に見えてわかりやすいし、やった感があって充実した気持ちになる。でも、どうしても気持ちがそちらに

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    2020年08月27日
  • ははがうまれる

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    もっと核心をついた内容かと期待したので、ちょっと肩透かし。
    でも、『母親のための酸素マスク』と『子どものまっとうな怒り』は為になった。
    この章は繰り返し読んで忘れないように。
    そして『母親の〜』は主人にも読んでほしいと思った。

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    2016年06月28日
  • トラウマ

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    トラウマについての理解を深められる一冊。

    トラウマとは一体何か、心、身体、社会の3つの視点から、述べられています。

    個人的には、ジェンダー、DV、マイノリティ、性被害、正当化の危険性についての部分が興味深かったです。

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    2015年02月07日
  • トラウマ

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    良書。
    トラウマと気軽に使うことが間違いだと判る。そんな生易しいものでは無い。
    幸運なことに、トラウマを経験したことがない。でも、いつでも、どこでも自分がトラウマになりうる。また、トラウマを抱えた方に出会うかもしれない。対応が非常に難しいことが判る。本書はこうした時のヒントになりうる。

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    2013年06月15日
  • トラウマ

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    心の傷であるトラウマについて書かれた入門書的1冊。疾患の基本的な事項から、心のケアに関すること、そして芸術との相関についてまで平易に解説されています。

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    2013年04月22日
  • トラウマ

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    トラウマとは何か。
    傷を抱えた人とともに生きることも、苦しい。話せないことも、苦しい。しかし、話すことも苦しい。
    ジェンダーの観点もからんでくる、複雑な問題。

    いろいろな視点から、専門的な内容を多く盛り込みながらも、語りかけるような口調で読みやすく書かれている。
    トラウマという言葉が軽く扱われている傾向があるからこそ、こういった本で学ぶことには意義があると思う。

    全員が正面から向き合うことまでは求められていないけれども、知っておいた方がいい。

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    2013年02月20日
  • 震災トラウマと復興ストレス

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    震災によってもたらされた多くのトラウマやストレスを環状島というイメージモデルを使って考察している。

    環状島=ドーナツ型の島を想定し、内側の輪の中に内海、外に外海を置き、内海の中には死者(犠牲者)、内海から尾根に上る内斜面に生還者、尾根から外海に下りる斜面に支援者、外海に傍観者や無知無関心の人々を当てはめ、分かりやすくそれぞれの立場や精神状態を理解出来るように解説してくれる。

    自分の現在の立ち位置を確認するのに役立つ本と言える。

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    2011年12月16日
  • 傷を愛せるか 増補新版

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     確認不足でしかないけど新書系の本かと思って購入して読み始めたらエッセイで驚いた。

     著者自身の経験に関する話をしているが、それに伴う創作物・歴史的事実・学術的知識の話が主に語られており、「研究者(専門家)」らしい文章、という印象を受けた。学びの多い本で勉強になったが、一般的な「エッセイ」と聞いて期待するものとはちょっと違う気がした。だからこそ、著者自身の傷の話をもう少し聞きたかったかも。(母に関する話や〈手当てされた風景〉という節は面白かった。)
     あとは本文中では否定されてたけど、結局著者ってエリートなんだよなあ……と思いながら読んじゃった。「傷や欠陥を愛する」ってすごく大切なことだけど

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    2026年01月21日