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Posted by ブクログ 2013年04月06日
被災地支援を知るために手にとったブックレットでしたが、読み進めるにつれて、別の「現場」でも応用できる考え方が紹介されていることに気づきました。
トラウマの中空構造に関しては、「語られないこと」をも大切にされていることが伝わってきて、胸がじんわりしました。
「環状島」について知ったのは、このブック...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月25日
なぜか「自分の方が流されれば良かった」「なぜxxxを無理にでも止めなかったのか」と感じてしまう人達、それはどうしてなのか。東北の被災者でない人達も「こんなことで良いのか」と思ってしまったり、傷ついている。なぜ?東北震災から時間のたちつつある今、被災者も支援者も距離を置いている人も心に触れるところがき...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月10日
震災ボランティアとして2度ほど被災地に行った身として、共感できる部分がたくさんあった。
特に環状島モデルは秀逸。
自分自身の問題意識に引きつけて、新たな環状島を浮かび上がらせることができる、というのは興味深かった。
支援者として、仮設住宅の聞き取り調査に関わること、東京で脱原発の運動などを起こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月08日
宮地自身の著書『環状島』にある、トラウマを持つ人と支援者との関係の「環状島」モデルによる説明と、東日本大震災への適用がまず語られる。そのあとに、被災者、支援者、被災地から遠い人、と説明が続き、最後に震災トラウマと復興ストレスについて語られる。
『環状島』はやや手ごわい本だが、その理論部分を著者本...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月16日
震災によってもたらされた多くのトラウマやストレスを環状島というイメージモデルを使って考察している。
環状島=ドーナツ型の島を想定し、内側の輪の中に内海、外に外海を置き、内海の中には死者(犠牲者)、内海から尾根に上る内斜面に生還者、尾根から外海に下りる斜面に支援者、外海に傍観者や無知無関心の人々を当...続きを読む
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