山本祥子のレビュー一覧

  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十三夜の巻
    シリーズ第5弾。

    上野広小路から湯島天神に至る坂にあるお宿<如月庵>を舞台にした人情噺。プロローグ、連作4話、エピローグという構成になっております。

    今回は<如月庵>の部屋係・お蕗の秘密・・・隠されていた過去と本性が明らかになります。
    第一夜(話)「姑の残した玉手箱」で、行き倒れていたところを助...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    梅乃が如月庵で働き始めるまでがあっという間に話が進んでしまい、もうちょっと背景を厚く知りたかったなとは思ったものの、如月庵でのエピソードが面白く引き込まれた。とても美味しそうな料理の描写があるのもよい。生き別れになったお姉さんとの再会はシリーズの次の巻に続くのかと思いきや、再会までこぎつけたのは意外...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十日夜の巻
    シリーズ第4弾。

    今回は、板前・杉治の過去が明らかになります。
    人目がある中で、暴れ馬から咄嗟に少女を助けたことから、“身元が”割れたのでは・・と悶々と悩む杉治。
    “蜘蛛茸”の事を医者の助手の桂次郎にペロっと話してしまったり、見習いの竹助に「(杉治の)後ろ姿が板前じゃない」と言われたり、何気に脇が...続きを読む
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十日夜の巻
    シリーズ四弾。今作では宿の料理人杉治の過去が通して描かれている。お人好しで純粋な中居の梅乃が様々な人との触れ合いのなか、人として、中居として成長していく。
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十日夜の巻
    プロローグ
    第一夜 三人姉妹
    第二夜 眠る男、眠れない男
    第三夜 猫が仕出かした不始末
    第四夜 人形と旅する男
    エピローグ

    梅乃と紅葉はデコボコで良いコンビ。補い合って頑張っている。見守る人々がまたいい人ばかり。
    ほっこりする。
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    生家を火事で失くした梅乃は生き別れとなった姉、園を探すため、湯島天満宮の近くにある宿「如月庵」で女中として働くことに。そこで出会う人々や、初めての仕事で成長していく姿を描く。
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻
    リアリティーばかりをを追求するのは、ダメだと判ってるけど
    余りにフレキシブルで、下手すりゃ今よりホワイトな勤務体系はどうなの?
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻
    シリーズ第2弾。

    今回は、仲居頭の桔梗の過去に関わる人物が登場します。

    梅乃もお客様に振り回されながら奮闘していますが、何やら気になる人ができた模様・・。
    紅葉の“ガキ大将”っぷりが、なかなか良い味出しています。
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    火事で焼きだされ、姉・お園と離れ離れになってしまった梅乃。
    お園を探しながら、お宿・如月庵で訳ありっぽい従業員達に囲まれ、奮闘する梅乃の姿が健気で、応援したくなります。
    続きはあるのでしょうか・・。