山本祥子のレビュー一覧
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この物語りの最終章です。
あー残念 もったいない!
最初の章 源太郎 母に会う
養父のはからいで 源太郎は 母に会うことができました。
源太郎は 又すぐ母親に会えると思っています。
でも 本当は 元服するまでは 会えません。
そうとは知らず なんせ思春期の男の子
母親に優しくできません。
それでも 母親は あの子に会えた!
これからも 頑張って生きよう!
と思います。でも源太郎は 後悔ばかり
男の子が母親に優しくできる っていくつになっても難しそうです。
梅乃の母親が 本当は心中したんじゃないか?
梅乃は調べ始めます。
そうしたら お家騒動が出てきたり お化け退治が出てきたりします。
心中 -
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4編の話しです。
読み終わっても ずっと心に残ったのは
酢いかの災いでした。
11才の真部源太郎に 友だちができた。
石塚守之介という。
駄菓子屋で万引きがおこる。
犯人は太一という子か?
駄菓子屋のおばあさんは 万引きが続くと 店を閉めなきゃいけなくなる。
そのうち 源太郎の様子がおかしくなる。
城山晴吾と紅葉と梅乃がお見舞いにいく。
顔色も悪く 痩せて 布団にはいっめいた。
本当のことを 今 話せ!
晴吾と紅葉がいう。
今 いわないでどうするの!
守之介は 自分が万引きをやり 源太郎の袖にお菓子を入れていた。
おまえも万引きの片割れだ。
俺の子分になれ!
と言われた。
守之助は 源太郎が -
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この前 このシリーズの終わりの方の話しを読んだので はじめの話しを読んでみました。
火事で 姉とはぐれた梅乃
お助け小屋を巡って 姉 お園の行方を捜す。
行き場のなくなった梅乃に 如月庵の女将さんが声をかけてくれた。
そこで部屋がかりとして働く
花嫁御寮を泊める話し
いいところに養子に行くので 泊まる話し
小川堂の主人の娘が見つかったので お泊めする。
それぞれの話しが みな訳ありで揉める
揉めたあと ちゃんと収まるのでホッとする。
最後に お姉ちゃんが出てくる。
お姉ちゃんが働いていたお店に 火をつけて逃げたんじゃないかという話しを聞いていた。
佐吉という色男がでてきます。
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プロローグがあり4編の話しです。
うまい料理に極上のもてなし
なんていうのを読むと
又 美味しいものと 人情の話しだな!
と思いましたが 肩透かし!
私には 猫がしでかした不始末
が一番身近な話しでした。
可愛いがっていた猫2匹が よりによってご近所のお茶やさんの 高級な壺を割ってしまう。
そりゃ せめてその壺 金継ぎにでも出さなきゃいけない。
梅乃と紅葉のふたりは 金継ぎのお金を稼ぐために
お茶やさんに手伝いに行きます。
まあ お客もはいらないわけだわ!
掃除もされてない!
変な匂いはする。
いろんなものが 風呂敷につつんで置いてある。
片っ端から掃除し 説得してゴミやに出していく。
お伝さ -
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大火事で唯一の肉親である姉が行方不明になってしまった梅乃。
15歳だけど、江戸時代の15歳ってもう立派な大人なんだなぁ、と感心しきり。でも親が亡くなって、15歳で、いくら姉がしっかりものとはいえ、自分が奉公に出ていなかったのはなぜかな、とか無粋なことを考えてはいけません。
なにしろポプラピュアフル文庫なのですから。
多少の甘さは見ないふりをいたしましょう。
そこを差し引いても、なかなか面白かったです。
だからこそ、といえなくもないのですが、ひとまずめでたしのエンディング。
そも如月庵とはなんぞや、隠された秘密はまったくもって解明されていません。続刊のつもり満々ですね。
でもいいのです。
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藤岡作品としては今回作風の色合いが他と違っている感がしましたし、描かれた時代が明治なので文化や価値観に戸惑いながら読み始めました。
が、やはり稀代のストーリーテーラー。
いつの間にか物語に引き摺り込まれてしまいました。
どの作品も共通して言えますが、藤岡作品はこの引き込まれる感覚がとても心地良いのです。
随所に伏線が散りばめられていてどれを深掘りしても一つ一つのエピソードが面白くワクワクさせてくれますが、物語が果てしなく長くなってしまうのでページ数の関係で収束させた感も否めません。
そういう意味でも2時間程度の映画ではなくて朝ドラの原作になり得た作品だったとおもいます。 -
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映画を見逃したので、原作を読んだ。
すごく面白かった。藤岡さんの本は、リラの花咲く獣道で初めて読み、すごく読みやすかったので、こちらも読みました。地に根差したモノとして、リラと共通します。
メガネなんて見たことない、視力という概念すら知らなかった時代の話。麻生津は現在でも超がつく田舎。そこで、こんな変なもの顔につけるか!と誰もが眉を顰める中、メガネ産業を興そうと奔走する兄弟の話。甘酸っぱい恋バナも含む!
実は、ワタクシ、福井在住。関東出身の私にとって福井は位置すら曖昧でしたが、「都会から来た」私(福井の人は訛りがないだけで都会の人扱いしてくれます)に福井の人は優しく、当時は何言ってるか7割ほ