魚谷雅彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◎読んだきっかけ
知人に薦められたため。
◎要約
⚪︎ブランドづくりの発想
→心に感じて商品を選んでもらう
→お客様との絆づくりにフォーカス
⚪︎マーケティングで大切なこと
・顧客は見えているか
・現場に足を運んでいるか
・飛び抜けた商品を提供できているか
・最後までやり抜いているか
・人の心を動かしているか
・関係者を巻き込んでいるか
・常識にチャレンジできるか
◎所感
コカ・コーラのマーケティングはBtoCのため、やはり私の行っているBtoBのマーケティングでは当てはまらない部分が見られたが、文中でも「マーケティングは経営そのものである」と見られるように、マーケティングがいかに大 -
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Posted by ブクログ
コカコーラで 実績をつくり、
会長までなったにもかかわらず、
コンサルティング会社を設立。コカコーラを退社。
そして、プロの社長職として 資生堂の社長になる。
マーケティングのプロで、
ライオンで マーケティングカンパニーのあり方を学び
人との出会いで、コカコーラのマーケティングを担当する。
そして、次々に実績を出していく。
その手法ややり方について 意外とくわしく書いてあるが
それは マーケティングの物語で、
マーケティングの深い理解をすすめるような話はしていない。
intrinsic valueとは 基本的な価値、そして本質的な価値。
extrinsic valueとは 付帯的な価値。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3年間のドコモのブランド・マーケティング変換の軌跡。変革のテキストになっている。
ドコモ変革のテーマ、それは、お客さま指向になることであり、マーケティング発想で考えることであり、それによって、ブランドの再構築をする、というものだった。
ブランドとは、経営そのものであり、誇りであり、モチベーションであり、チームワークの源泉であり、お客様に対する理念の表現である、と。そして、すべてのコンタクトポイントの質と量がそのブランド力を形作るものである、と。
発想を変えた上で、1人1人の仕事の積み重ねが変革を生むものだ。随所に出てくる魚谷さんの実践的巻き込み手法も見逃せない。 -
Posted by ブクログ
日本コカコーラーで数々のヒットを飛ばした魚谷さんの著書。マーケテイングとは、人の心に興味を持ち、相手にいかに感動を与えることを自分の喜びと出来る人がそのことをやり抜く、考え抜く、想い、こだわり、志であると喝破する。マーケティングの技法の本というよりは、その根底に持つべきマインドを教えてくれる一冊。実際に知ってる事例がたくさん出てくるので、あーこの企画はこのようにして生まれたのか!という共感をもって読めます。
以下、参考になった点。
・マーケッターに必用なのは緻密な調査ではない。現場で起きているお客様の行動からくるインスピレーション。コレダ!と直感に来るものがあれば、揺るがずに情熱を持ってスピ -
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Posted by ブクログ
タイトル通り、『こころを動かすマーケティング』とはどういったものなのかを、著者である日本コカ・コーラ会長(執筆当時。現在は退任。)の魚谷雅彦氏が、自身の経験をもとに執筆した内容。
マーケティング本ですが、マーケティングを学問として説明する内容ではなく、伝えているのはその「マインド」の重要性です。
仕事への向き合い方、周りの巻き込み方、価値のとらえ方、マーケティングに限った話だけではなく、仕事全体に通ずるエッセンスが随所で語られており、とても沁みました。良書だと思います。
もちろん、仕事をしていくに当たり、その基礎となる学問や知識は身に付けておかなければならないこと(プロとして当たり前のこと -
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Posted by ブクログ
サブタイトルにあるように、コカコーラのブランド価値がどのように作られているかが語られています。
マーケティング関連の書籍と言えば、概念的なものが中心で、具体的事例として挙げられていたとしてもあくまで、新聞や雑誌の情報を纏め上げたものが中心ですが、この書籍では結局マーケティングとは何だ?マーケターは何を考え、どのように行動するべきだということが実際に起こった出来事を通して語られています。
今マーケティングに携わっている方や自社の商品作りにイノベーションを起こしたい 方にとっては、自分事として置き換えて考えることができる書籍だと思います。
マーケティングとは、「人の行動や心理、そういうも