ジョン・キムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何事にも先人が築いた「型」があり、読書も然り。
私の好きな言葉を2つ思い出させた。
・「型」があるから「型破り」が生まれる
・守・破・離
筆者(ジョン・キム氏)の型は100分で3回読む読書だが、
読書にも対象の選択(捨てること)、
散策と登山の例え(目的を持つこと)、
メモを取ること(余白へのマインドセット)
といった3点が特に響いた。
散策と登山、読書の二刀流を感じた。
人生で読書できる本は限られている。
すなわち、読書量を増やすこと、良い本に出会う確率を上げる(選読眼を磨く)ことが大切。
本を読む前に目的を考えてみよう。
+α 本をプレゼントする習慣は非常に素敵だと思った -
Posted by ブクログ
『人生とは旅であり、旅とは人生である。』
これは元サッカー日本代表選手、「中田英寿」氏が引退を発表した際のブログのタイトルです。
旅。地図も無ければ、目的地も分かりません。
自分がどこに行くべきか、何をすべきかが分からず、なかなか決めることができません。
人はなぜか歩き出す前に正解を知りたがり、誰かが自分の目の前に置いていった「正解のようなもの」に飛びつく傾向があります。多くの人はこうやってほんとうに行きたい場所に行けずに人生を無駄にする。
どんな道を選んでもリスクがありますが、それでも人間は、何かを選び、前に進まなければいけない。その中で最大のリスクは「目的地にたどり着かないうちに、こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ素敵な本と出会えました。
誰しも幸せを願い生きている。
その中で知らず知らず他者と比較したり、競争したりしていると思います。
本書と出会い、本当の幸せとは自分の中にのみ存在し、それを自分自信が感じることだと理解しました。
最近、やりたい事だけをやるとか、嫌な事はしなくていい的な本が増えた中で、好きなことをやるということも幸せだが、やるべきことを好きになることも幸せである。
との一文は自分の心の中にかかっていた靄がすーっと晴れていく感じを得られた。
「我々が生きる今日という日は亡くなられた方々が夢見た明日である」ただ息をして生きていることにも感謝をしながら、幸せを感じながら生きていこ -
Posted by ブクログ
【この本から実践する事】
・相手側の目線に立って、感動を与える。
・自分自身に嘘をつかない。
・テーマを設け、定期的に自分自身と「対話」すること。
【感想】
ジョンキムさんは他の本もそうだが、この本もデトックス効果のとても高い1冊だった。
「人生を変える」となると、やや壮大なテーマにも感じるが、人生は所詮毎日の積み重ねであるので、「日々の過ごし方」を改善することがひいては「人生そのものを変える」という事につながる。
またこの本では、その改善点の照準を「他人」ではなく「自分」にあわせている。
人生をより良いものに変えるにあたって、勿論他人との交流はMUSTの事項ではあるが、自分の見る「目線」 -
Posted by ブクログ
【感想】
「非常に達観しているなぁ」と感じる内容。もう3回はこの本を読んだかな。
作中にあるこのフレーズ。
「自分の人生にとって、何が一番大切なのか?またその事に、自分はどれほどの時間を配分しているのか?」
僕も含め、多くの人がこの事を見誤っているのかもしれない。
ダラダラと過ごしすぎず、ある程度の方向性も持たないと、時間はどんどん過ぎていって堕落していってしまうんだな。
「自分は人生において何に重きを置いているのか?」
価値を選択し、行動を起こし、結果を受け入れ、省察し、学び、次の選択の精度を高める。
そのように引き締めて人生を過ごすことの大切さと素晴らしさが本著から読み取れた。
また