【感想・ネタバレ】真夜中の幸福論のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月25日

素敵な本と出会えました。

誰しも幸せを願い生きている。

その中で知らず知らず他者と比較したり、競争したりしていると思います。

本書と出会い、本当の幸せとは自分の中にのみ存在し、それを自分自信が感じることだと理解しました。

最近、やりたい事だけをやるとか、嫌な事はしなくていい的な本が増えた中で...続きを読む、好きなことをやるということも幸せだが、やるべきことを好きになることも幸せである。

との一文は自分の心の中にかかっていた靄がすーっと晴れていく感じを得られた。

「我々が生きる今日という日は亡くなられた方々が夢見た明日である」ただ息をして生きていることにも感謝をしながら、幸せを感じながら生きていこう。

※読みながら著者であるジョン・キム氏の本を新たに購入して来ました※

説明
内容紹介
著者は、幸福を次のように定義する。

「その人が自然体で生きていること。
自分が愛せる自分自身として生きていること」

そして、そのための条件として、
「ぶれない軸が自分の中にしかりとあること」
をあげる。つまり、

自分の人生を支える確固たる軸があって、その軸と日常の思考・言動を一致させてはじめて、人は幸福に生きることができる。

けれども、ともすれば周囲に流され、自信を失い、将来に不安をいだく私たちにとって、必ずしもそれは容易なことではない。
いったい、どうしていけばいいのか? どこに向かっていったらいいのか?

著者自身の悩み多き二十代とその努力の日々をも率直に語るそのさまに、いつのまにか、心が浄化されていくような不思議な読後感の一方で、
自分自身の人生の波を自分で作り出すべく、身も心も引き締められるのである。

さらに、豊富にちりばめられた著者の言葉は、まさに、魂の言葉だ。

「昨日の未熟な自分に心から感謝し、明日の成熟した自分を喜ぶために、今日の努力する自分を生きること」
「世界に招かれるのではない。我々が世界を招待するのだ」
「沈黙の世界から生まれてきて、沈黙の世界へ戻っていく我々」
「人生は他者と競争するものではない。人生を比較する基準など存在しない」
「人生の目的とは他者に勝つことではなく、より成熟した自分に向かって歩くことだ」
「結局のところ人間の不幸というのは、いま自分が息をしていることに対する感謝の気持ちを忘れたときに始まる」
「幸せというのは影のようで、追いかけると逃げていくが、太陽に向かって走り出すと、追いついてくるものである」
「我々はいちばん忘れるべきものをいちばんよく覚える。我々はいちばん覚えるべきものをいちばんよく忘れる」
「好きなことをやるということも幸せなのだが、やるべきことを好きになることも幸せである」
「我々が生きる今日という日は、亡くなられた方々が夢見ていた明日である」
……
内容(「BOOK」データベースより)
比較しない。競争しない。今日を生きる。『媚びない人生』に続く、不安の世代への衷心からのメッセージ。

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Posted by ブクログ 2014年05月05日

読む前から絶対にいい、とわかる本がありますが、こちらもそんな1冊でした。道に迷いそうになった時、不安になった時、何度でも読み返したい。
静かな夜の時間に一人ゆっくり読むのがおすすめです。

世界の中には不変の真理のようなものがある、と私は思っており、それは国籍や宗教を越えて共有できるものだと思ってい...続きを読むますが、ここに書かれているのはそういったもののように感じました。すべてがニュートラル。

他人の目を気にして行動するのではなく、自分の軸をしっかりと持ってブレないことの大切さを丁寧に説いていました。

「正解だと思われる道を選択するのではなく、
選択したのちに、その道を正解につくりあげていくのです。」
という言葉は、本当にそのとおりだなあと思います。
不安を抱きやすい時代なのは、個性の時代でもあるからだと思います。みんな一緒じゃない、環境も安定しない、そんな時代。
だからこそ、ちゃんと考えて自分の軸を持っていきたい。周りに流されず、自分がまずは自分の味方をしてあげたい。

1つ1つの章がどれも深く、手の届くところにいつも置いておきたい1冊でした。

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Posted by ブクログ 2013年02月05日

こんなに一つの言葉一つの言葉にいちいち納得できる本も珍しいくらい、僕にとっては思考のベースとなる貴重な作品です。熱い思いがこみあげてくる、自然体の僕が奮い起こされる感じ…。今というこの瞬間に喜びを感じさせてくれます。

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Posted by ブクログ 2012年07月12日

僕がこれまでに、特に最近心に突き刺さった言葉や考え方が凝縮されているような1冊です。自分の考え方や意識を変えるだけで幸福になれますよ、という事が分かりやすい言葉でシンプルに書かれています。綺麗事だよ、と思う人もいるかもしれませんが、こうしないと今の時代生きて行けないのだと僕は思います。一番大切なのは...続きを読む自分を信じることなんです。

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Posted by ブクログ 2012年07月11日

「結果に対し責任を負う決意をもって自分が選択した道はつねに正しい」(本文引用)。

メルマガ「真夜中の幸福論」を読んで以来、ジョン・キム氏の紡ぐ言葉は、私自身のなかによく浸透してきます。
自分が思っていて、しかしカタチとして言葉にならないでいたような思いを、明確な言葉にして代弁してくれたような、そん...続きを読むな感じ。

例えば自分の選択に対して、別の道がよかったんじゃないかと思う気持ち、いらぬ後悔。そんなことを思っても、結局別の道は選ばなかった訳で、そしてその結末を知る由もなく、そんなことを思ってしまう自分がいる。

それに対して、
「結果に対し責任を負う決意をもって自分が選択した道はつねに正しい」と言い切ってくれたこの言葉。
「自分が選択した道はつねに正しい」ではなく、「結果に対して責任を負う決意をもって自分が選択した道」というのも、とてもしっくりくる。

そんな風にして、この本のページをめくるごとに、いくつもの気づきを与えてもらいました。
「よい言葉」のシャワーを浴びたいなと思う時にオススメ。

最後に。この言葉にもぐっときました。
「今日は今日というだけで素晴らしく、奇跡的です。我々は今日をもっともっと愛すべきではないでしょうか。」(本文引用)
まさに。

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Posted by ブクログ 2023年05月22日

渋い。達観している。ストレスに役にたつ。
疲れた時に読みたい。割とシンプルな本で読みやすい。
全部でなく、部分的に読んでも良い。

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Posted by ブクログ 2021年04月11日

「媚びない人生」に続くジョン・キムさんならではの言葉で自分の心を燃やしてくれる本だった。

AIが普及し、人間の価値が問われる現代にとって
「交換不可能な自分」を作るためにはどうすればよいのか?そんなことを考えさせてくれる本だった。
常に自分にベクトルを向けること、その地道な努力が「幸福な人生」への...続きを読む歩みにつながっていることを感じられたので、一度手に取ってみて欲しいと思います。

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Posted by ブクログ 2016年03月15日

一杯飲みながら幸福とは何か考えるか~という雰囲気のタイトル。

さて、この本には自分で模索し、試行錯誤し、考えた人間観の跡があると思う。
ただ、どこかで見たいろんな文献のフレーズをノートにちりばめている結果、万人に薦められるものではない。
少なくとも学生にとっては、スピリチュアルな本を数冊目にしたく...続きを読むらいでは真に理解できないだろう。都合の良い断片的な解釈をする可能性が大きい。
なぜかと言うと、殆どの人は著者と対面し、言外に語る本質には触れられないから。

各章ごとで、論旨はまとまっているものの、全体では表面上の矛盾が生じている。
その矛盾をより上位の視点から統合するのがスピリチュアル(霊性)なのだが。
残念ながら著者の立場上からか、その核心を避けてしまっている。

例えば別の事例で言えば、こういえばお分かりだろうか。
(ますます「はぁ?」かもしれないが、曖昧に事例を)
引用
【松下幸之助は、3時間ぶっ続けで叱り続けた・ 江口克彦】
「叱るときには、本気で叱らんと部下は可哀想やで。策でもって叱ってはあかんよ。
けど、いつでも、人間は誰でも偉大な存在であるという考えを根底に持っておらんとね」・・・この「人間存在の偉大さに対する認識」が核心なのだが。

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Posted by ブクログ 2013年04月20日

幸福ってそもそも何だろう?他に入れるためにはどうすればいい?といったことを考えさせてくれます。

ジョン・キムさんの著書は、知識を伝えるだけでなく、読者を感化します。
途中途中読む手を止めて、考えるキッカケを与えてくれる一冊です。

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Posted by ブクログ 2012年09月09日

これからの人生に迷っているときに勇気を与えてくれる本。内容は当たり前のことが多いが、心に響く言葉が多かった。正解の選択肢を考えるのではなく、選んだ選択肢を正解にすればよい、など。

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Posted by ブクログ 2012年07月22日

・生まれてくる順番はあるが死ぬ順番はない。誰がいつ死んでもおかしくないから、時間を一秒たりとも無駄にできない。時間に対する緊張感は命に対する緊張感
・我々が生きる今日と言う日は、亡くなった人が夢見ていた明日である。
・幸福な人生

・いらない荷物を背負っていないか
・物事は、縦でとらえよ。
...続きを読むのものを縦に、優先順位と基準軸を
・幸せの本質は【歩み】にある
・選択を、正解にしていくの柄人生
・朝を三回迎える
・時間のとらえ方に深さを与える
→相手に変化を求めず、常に起点を自分に
・行動の伴わい思考は無力、思考の伴わない行動は空虚
・人間の不幸は、今自分が息をしていることに対する感謝の気持ちを忘れたときに始まる

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Posted by ブクログ 2012年07月09日

心にささったフレーズを忘れないようにしたい。「正解だと思われる道を選択するのではなく、選択したのちにその道を正解に造り上げていくのが人生である。」「我々が生きる今日という日は、亡くなられた方々が夢見ていた明日である」

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Posted by ブクログ 2015年05月07日

印象に残った言葉

1.自分軸をつくるには、常に自分が戦ってる分野で全力をで頑張る
自分だけの山を登ることで、最終目標エベレストが見えてくる

2.時間はその密度、内容によって価値が決まるから、年老いても、何もせずにただ時が過ぎただけなら、その人には何も残らない。

3.孤独の中で自分を見つける。孤...続きを読む独を楽しむ。

4.幸福のものさしは自分の中に持つ

5.自分の決めた道を正解にする努力が一番重要
人生では選択した瞬間に答えがでるわけではない

6.幸せの本質は歩みにある
何かを目標に頑張る時が、その時が一番幸せ

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Posted by ブクログ 2013年07月04日

 本書は自身のメルマガ「真夜中の幸福論」が原点。
 「ヨーロッパ・アメリカなど各国を転々として暮らし、さまざまな文化に触れてきた中で、人間はどう生きればいいのか、常に考え続けてきた」という。~まえがきより引用。

 「社会の中で成功したいという気持ちを周りの誰よりも強く持ちながらも、まだ未熟で実績も...続きを読む無く認められていないという現実の中で、自分しか自分を信じてあげられる人がいなかった~成長の可能性に対する信頼です。最初は、それしかありませんでした。」本文より
 
【メモ】
1.ぶれない軸をもつ。
・自分自身のぶれない軸を作るために必要なことは、孤独を恐れないこと。ひとりになって自分と向き合い、密度の濃い時間を過ごすこと。

2.センス・メイキング
・ごく当たり前のことに対しても、意味を見い出せること。
・他者は同じ結果を見て不幸だと思うかもしれないけど、自分にとってはそれが幸せだと見い出すチカラを持つこと。

3.幸せの本質は歩みにある。
・「幸せに向かって歩いているのではない。一歩一歩幸せを感じて歩いているのです。」本文より

4.潜在意識をコントロールする。
・いったんスーツケースを開けて中のものを並べ、必要なものと不必要なものを見極めて、必要なものだけをスーツケースに戻す。
・このスーツケースが潜在意識である。
・潜在意識は顕在意識によって支配できることに気付く。

5.代替不可な自分
・「いまこの瞬間を真剣に取り組む。居心地良くなったらそこ(組織・専門・国)から離れる。そしてまたゼロからはじめる。それを続けていくことで、既成の仕組みの中では分類されない代替不可な自分ができる。」本文より

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Posted by ブクログ 2012年08月27日

辛口ごめんなさい。著者のベストセラー「媚びない人生」とかぶり過ぎかな。「媚びない人生」が珠玉の名著だっただけに本書は二番煎じ感があって…2冊はお腹いっぱい過ぎる~。

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