綾束乙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ推したくなる気持ちも分かる王太子様でしたね。
完璧ではなく、真面目ゆえに悩んでいる部分も、好きな子を取られまいとライバル相手にムキになったり、年相応の未熟さだったり可愛い部分もあったり。
エリシアはエリシアで推しを前にするとキャラ壊れるあたり、自分を見ているようで遠い目になりましたが、分かるぞその気持ちと共感しやすいキャラ。
それでいて、ちゃんと異世界でも推しに貢ぐため、せっせとキャラグッズを作り、その売り上げを推しがやっている活動資金へと還元しているという、オタクの鑑!
そんな二人の(ライバルキャラには申し訳ないが)実は最初から「好き」の種類は違ったかもだけど想い合っていた二人の引っ付くまで -
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幼いときに伯爵家の政治的野望により養女にされたけれど、その思惑がかなわなかったために養父から徹底的に虐げられたトリンティアのシンデレラストーリーです。あまりにも虐げられすぎてすべてのことにビクビク怯えます。ちょっと怯えすぎでしょう。そのせいで陛下とは長い間両片思いです。
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品評会
リルジェシカが工房で女王陛下の靴を作っていると、ドルリー商会の商会長が現れ、ドルリー商会の職人が作る靴と彼女の作る靴の優劣を競う品評会をしようと提案してきました。しかも、とんでもないことをを賭けるという条件です。それでも彼女は品評会を受けることにしました。そのことをフェリクスに伝えると、全力で守ると言いました。感謝する彼女にフェリクスは思わず本音を言ってしまいました。このことが彼女にはどう響いたのでしょうか?
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徐々に
リルジェシカに絡んできたのは、これまで女王陛下の靴を作っていた職人で、彼女に仕事を奪われた逆恨みが理由でした。フェリクスに力不足が原因で仕事がもらえなくなったのだと言われると、職人は捨て台詞を残して立ち去りました。革を仕入れに来た村では、葡萄酒の仕込みが始まるため、催しがあるようで、フェリクスは彼女をそれに誘いました。その催しは女性が裸足になって葡萄を踏むというものでした。フェリクスに勧められて彼女も葡萄を踏みました。楽しいひとときを過ごした彼女でしたが、彼女は徐々にフェリクスに惹かれ始めたようですね。
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仕入れ
ドルリー商会からの借金取り立ては、リルジェシカが必ず全額返済すると申し出たことで、ひとまずおさまりました。翌日革を仕入れに行く彼女にフェリクスが同行しました。女王陛下やセレシェーヌ殿下のための革の仕入れの手伝いをするのは、護衛騎士として当然のことなのだそうです。無事に革を仕入れることができましたが、彼女が女王陛下の靴を作ることを知った1人の男性が、彼女に絡んできました。何故なのでしょうか?
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女王陛下
リルジェシカはセレシェーヌ殿下の靴だけでなく、女王陛下の靴も作ることになりました。嬉し泣きする彼女をフェリクスは思わず抱きしめました。彼女がフェリクスの護衛付きで帰宅すると、両親に驚かれました。そこに彼女の実家が借金をしているドルリー商会の商会長が現れ、彼女が婚約破棄されたことを理由に、借金をすぐに全額返済するよう求めてきました。いいことは長続きしないですね。彼女に切り抜ける術はあるのでしょうか?
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セレシェーヌ殿下
セレシェーヌ殿下はリルジェシカが婚約破棄されたことを心配しますが、フェリクスから彼女が婚約破棄を喜んでいるという報告を受けて、驚きました。そしてフェリクスが彼女のことが好きなのだと知って、応援すると言いました。フェリクスは最近になって彼女のことが好きになったのかと思いましたが、彼女がセレシェーヌ殿下を救ったときからずっと気になっていたのですね。彼女はそのことにいつ気付くのでしょうか?
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フェリクス
リルジェシカはダブラスに婚約破棄されたことにショックを受けていませんでした。両親に婚約破棄されたことを伝えると、両親はいつでも彼女の味方だと言って、受け入れてくれました。彼女が街を歩いていると、フェリクスに会いました。彼女が婚約破棄されたことを心配してくれたようですが、彼女が婚約破棄されたことが喜ばしいと思っていることに驚きました。フェリクスは彼女に靴作りを依頼しました。男性の靴を作るのは初めてだと喜ぶ彼女は、フェリクスを工房に連れて行きました。フェリクスは靴作りのこととなると生き生きしている彼女のことが気になりだしたようです。
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王太子のレイシェルト
苦しそうなエリシアを1人の男性が助けてくれました。その男性は何と王太子のレイシェルトでした。迷惑をかけたと謝る彼女でしたが、レイシェルトはそんなことは気にしていないどころか、「何も悪いことなどしていない」と言ってくれました。彼女はそのまっすぐな言葉に救われました。どうやら彼女はこの世界での推しを見つけたようです。これまでひっそりと生きてきた彼女でしたが、少しは楽しいことがありそうです。
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公爵令嬢エリシア
絵理はやはりアルスデウス王国の公爵令嬢エリシアに転生しました。この世界ではエリシアのような黒い髪と黒い瞳は邪神に通じる色として蔑まれ、これまでひっそりと生きてきました。15歳になったとき、妹で聖女のセレイアが国王に謁見するのに併せて、エリシアも同行しました。エリシアの母親は彼女が謁見することに反対でしたが、国王の鶴の一声で謁見することになったのでした。早々に謁見の場から退散して帰ろうとした彼女は庭の噴水を見て、前世の辛い記憶が蘇ってきました。彼女は大丈夫でしょうか?
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絵理
推し活中の絵理は、そのことを咎めた母から逃れようとして、誤って水中に落ちてしまいました。場面は替わってサランレッド公爵家で公爵夫人と思われる女性が女の子を出産しました。でも何か様子が変です。おそらく絵理がこの女の子に転生したのでしょうが、今回はまだそこまでお話が進みませんでした。
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ヴェルフレム
ヴェルフレムはレニシャを抱こうとしましたが、あまりにも痩せているので諦めました。翌日、目が覚めた彼女はお世話係のモリーから親切にしてもらいました。そこにヴェルフレムがやって来ましたが、彼女がまだいるのに驚いたようです。これまでヴェルフレムの元に送られてきた聖女たちとは違う彼女の振る舞いがヴェルフレムには気になるようです。
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レニシャ
レニシャは故郷を出て聖都の神殿宮に聖女として招かれましたが、癒しの力が使えないため他の聖女たちから疎まれていました。あるとき彼女は大神官から聖婚の花嫁に任命されました。でもそれは辺境に住む人喰い魔霊のヴェルフレム・ラルスレード伯爵の生贄になることでした。伯爵邸に到着してヴェルフレムと対面した彼女はヴェルフレムから帰るように命じられました。帰らないと言い張る彼女にヴェルフレムはいきなり口づけをしました。これから彼女の運命はどうなるのでしょうか?
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リルジェシカ
貧乏男爵家の令嬢リルジェシカは足の悪い母親のための靴を作りたいと考え、レプト親方の元で靴作りを学んでいます。彼女はひょんなことをきっかけにセレシェーヌ王女から靴作りを依頼されるようになりました。彼女には子爵令息のダブラスという婚約者がいましたが、傲岸な男でした。王城で偶然会った際に婚約破棄を告げられましたが、彼女は悲しむどころか喜んでそれを受け入れました。それが気に入らないダブラスがわめき散らしましたが、近衛騎士のフェリクスがそれを咎めました。彼女はフェリクスのことを何とも思っていないようですが、フェリクスは彼女のことが気になるようです。