【感想・ネタバレ】蜂蜜記者と珈琲騎士 ブリンディル王国事件録のレビュー

あらすじ

鉄道事業に力を注ぐ技術先進国のブリンディル王国。
伯爵令嬢のミレニエは、一人前の新聞記者になるという夢を叶えるためゴーディン新聞社で働いていた。社長のダニエルから「1年以内に一面を飾る記事を書かなければ自分と結婚してもらう」と半ば脅しのように契約を結ばされたミレニエは、迫る期限に焦っていた。
そんな中、ミレニエは隣国から王女ラナジュリアが来訪するという情報を耳にし、一面記事のチャンスをつかむため取材に向かう。そこで出会ったのは、近衛騎士として王女の護衛をつとめる、珈琲色の髪と瞳を持つ凛々しい青年・カイルだった。彼に警戒されながらもなんとかラナジュリアへの取材を取り付けたミレニエは、「女狐」と称され偏見まみれの描かれ方をされてきたラナジュリアの真の姿を知っていくことに。
しかし同時に、ラナジュリアを狙う不穏な陰謀に巻き込まれ、ミレニエはカイルとともに捜査することになり……!
女性が仕事に就くことが難しい時代に、夢を叶えるため奮闘する、新米記者の恋と仕事の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の周囲が初手、ヒーローも含めて嫌味というか女性を下に見ているというか、とにかく味方になってくれる人がいなくてしんどかったが、取材対象の王女が味方になってくれてからは断然読みやすくなった。
結局終盤まで態度が変わらなかった奴もいるが(後程手痛い?しっぺ返しは食う)
そして、主役二人の恋模様が佳境に入ると、先が気になって一気読みという。
第一印象とその後の個人的感触が激変した作品だった。
女性の社会的地位向上のため頑張る女性陣には好感を持てた。

主人公たちを追い詰めたキャラがちょっと意外で、そこには驚かされた。
キャラの豹変ぶりにも。
それからすると、前述のしっぺ返しを喰らったキャラはキャラ変しなかったので分かりやすかったかも。

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2025年09月16日

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