NiKromeのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
いきなり異世界に飛ばされてしまった挙句、姉には冷たくされるわ、ずっと交流していたセシルにやっと会えたのにその事を伝えられないわで散々な境遇なのに前向きな主人公が偉い。
どうにかしてセシルに真実を知ってほしい。絵も綺麗だしストーリーもとてもひきつけられるんだけど、1話が短くてすぐ終わってしまうのだけが残念。 -
Posted by ブクログ
敵同士の家柄により、敵がい心があるルシアンに「愛するつもりはない」と言われたマルグリッドだが、彼女は実家よりも快適でぬるい虐めにほんわかとなりながら日々を過ごしていた。
今回は王妃へ受け答えをしたマルグリッドと対話しなければ。と決意したルシアンがマルグリッドの部屋を訪ねるところから始まります。
そこでの境遇に青ざめるのですが、マルグリッドは不幸せの底辺を知っているだけに小さな不幸せはマルグリッドを揺るがすものではありません。
その分小さな幸せを喜ぶこともできますので、ここでの毎日がとても充実しているものです。
ここに来て人間らしさを取り戻してきているマルグリッドに今後も期待したいです。
たとえここでの対応で(部屋とか着ているものとか)ルシアンの顔色が悪くなっているとしても(笑)
逆に赤くなってるシーンも多いのでルシアンの感情の起伏が大変です。ドンマイ、ルシアン。
でもそのルシアンの誠実さがこの関係性の鍵になるようです。不器用ですがとても頑張ります(次巻も、っていうか最後の決意が一番最難関かも)
ルシアンの過去をみると人格、行動を含めてルシアンを形成した理由がわかるので、かなり読み応えのある一冊です。
でもマルグリッドと自分を比べて思い知らされるシーンは切なくなります。
個人的に宣戦布告したアンナが好きです。ちゃんと誇りを持ってルシアンに仕えているんだな。ってほっこり(笑)します。 -
購入済み
おもしろい
やっぱりこの作者さんは好きですね。
堪能しました。
表立ってはないけれど、見つけると、愛が至る所に溢れていました。
それは、いろんな愛でした。
やたらとニブイ魔女様の愛らしい行動は最高です笑笑
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Posted by ブクログ
この285ページできれいにまとまった(続きなし)転生ループ話。いやー、これはむしろ普段ラノベ読まない人にオススメの上質な恋愛ファンタジーでした。さすが、古宮九時。骨組みが違う…。このボリュームでまとまっているのが秀逸すぎ。
八瀬咲良(26)は休みに本を読むくらいが趣味のインドア派。とてもはまった『妖精姫物語』15巻が特に好きで、作家の販売会に朝一で並んで握手しにいく位。そして、頭が良い。自分語りなので、記憶力が良いとしか文中では評価しないけど、神経衰弱ならほぼ狙って引分けにできるし、読んだ本の内容は忘れない(羨ましい…)。実は妖精姫物語は作者が体験した話で、次の転生者を一年期限で探していると、作者に打ち明けられる。自分には大災害が起こる結末を変えられなかったと。
そう、咲良は請われ、望んで、自分が大好きな世界の、失敗続きの運命をハッピーエンドに変えるために立ち向かってゆくのだ。15回分の過去は全て覚えている。
持ち前の記憶力と、改革への前向きな意欲が読んでいて気持ち良い。えっ、これどうやってハッピーエンドに転換するの?っていう部分のロジックも面白かった。主人公が能力高くて淡々としているのとか、魔女の力が異常に強いとか、Unnamed Memory 共通感ありでした。
エロ(グロは少々あり)なしなので、読みたがれば小学生から。基本は中学校以上。 -
購入済み
おもしろい
作者さん買いです。
5人の王子たちの性質といい、もちろん魔女様そのものの存在といい、堪能しました。親子愛、兄弟愛が揺るがない中での容赦ないやり取りが切なくもあり、笑いあり。
続きが楽しみです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレゴリゴリのループもので、ローズィアとして繰り返すループの過酷さに苦しいけれど強く惹かれて読むのをやめられない......そんな魅力のあるお話でした。
絶望して、また新たに迎える朝の気が狂いそうなほどの気持ちを抑えてまた最初から、それを何度も、この世界に幸せが訪れるまで永遠に続ける。。。気が遠くなるようなループで、やっと救いが見え光が生まれたと思って今度こそと信じて待ち受けた先の絶望は筆舌に尽くし難いものがあり、まさに真砂の物語を読み物として読んでいた頃の咲良の気持ちが分かるような気がしました。
特に、衝撃の展開からの169pで迎えた結末はあまりの悲しみと絶望に意味もわからない涙が溢れて止まりませんでした、、、
みんなの幸せを見届けるまでは読む手を止めるわけにはいかない...!!と頑張るローズィアを応援しながら読み進めた私ですが、ループを経てローズィアが掴んだ真実はこの世界の理に触れるような壮大なもので、それを解決するための手段なんてないのではと更なる絶望を生み......
少しずつ明かされていく真相とはだいたい希望が持てるものが多い気がしますが、この作品は真相が分かるにつれ方法なんて何も無いように思え、絶望がより深くなっていくという仕様で、どうやって澱みの解消から幸せな結末を描くのだろうかと目が離せませんでした。
たくさんの人達の愛と優しさと、そして成功のために駆けずり回って何度も死を重ねループを重ねた「ローズィア」と知らなくても何度だって手を貸してくれる温かいユールと。解決策は想像もしなかった方法でしたが、すとんと心に落ちてくる納得がいくもので、そっかぁと安心できる穏やかな結末で良かったです。
1冊とは思えないほどのとても濃いお話でした(•ᵕᴗᵕ•)