東村アキコのレビュー一覧
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相変わらず多彩な攻撃手段でアラサー女子を追い詰めてくる人気シリーズの第五弾である。ごく個人的な感覚だが、act16「ドロドロ女」での内輪揉めからのact17「なめあい女」でのなあなあな仲直りで物語は一段落している風に見える。次の展開に向けて、ネタ元だろう美空ひばりの東京キッドを引っ張っているところなどは、その意味で心憎い演出に思えた。
それはさておき、物語は三人の恋愛模様がグシャグシャに展開されていく様はいっそ壮観でさえある。そのホラーぶりには、さすがに高みの見物をしていた男の自分でさえ怖気が走った。本当に描き方に容赦がない。
巻末のタラレBarもまた相変わらず容赦なくえぐってくれていて、特に第7夜の悩み相談への回答例の豊富さには「さすが漫画家、アイディア力が違う」と唸らされた。
今回も星五つで評価している。この三人娘の行く先がどうなるのか、見守っていきたいものである。 -
ネタバレ 購入済み
この勢いが好き
クラゲ、確かにキレイですよね〜
毎日眺めてみたいという気持ちもよくわかる〜
蔵之介ってスゴイなと思う。
あんなにマイナスの扱いされてもズカズカ入って行く
なかなか出来ない
それだけ自分に自身があるんだね
スゴイな〜
好み的にはお兄さんが好きです
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相変わらず面白かったー、
完全に東山アキコ先生のファンだわー。
『かくかくしかじか』から入ったんだけどかなり好きだわ。
これ少女漫画なんだけど(おばさん漫画?w)
健蔵も好きで声出して笑って読んでるレベルでw
読み終わった後必ず、二人でなんやかんやと言いあっているw
健蔵は
「今回の男の人パーフェクトじゃない?部屋も綺麗で料理出来て
イケメンなんだよ?どこが悪いわけ?」
とw
「いやいやいやいや十分ダメでしょw
イケメンとか料理とか掃除とかまぁどうでも良い訳じゃないけど
必須じゃないよ。それより髪型指定してきてしつこかったり
趣味だからって何でもかんでも趣味の映画に結びつけて来たり
くっそうざいじゃんw」
というようにw
私と健蔵だけでもこれだけ意見の違いが出るあたり
男女での物の視点って結構違ったりして面白いんだよね。
私は私でなぜ健蔵は、そういう押し付け趣味みたいなものに拒否感を示さないのかが不思議だったけど
まぁそここそがまさに相性ってやつなのかなーと思ったりね。
自分たちに置き換えて考えてみたら
健蔵は自分のやりたい髪型とかってないし
服も好みとかないから全部私が決めてるからね。
決めてもらったら楽だー、と感じる人には3巻の男は良いんだろう。
だからこその相性なんだろうなー。
でもこんなの若い頃に相性なんて分かんないからね。
そんなだから結婚て難しいのだよな、と思うわ~。
結婚してから、もっとこういう人が相性良かったんだ!って思っても
時既にお寿司じゃん!?
私はこのうざさ、超分かったよ!!!www
私の前の男がこのタイプだったからね。
髪型はこういうのが良いとか、服装はこういうの着てほしいとか
フィルター掛かって恋に盲目状態の時だけだよ、快くそれに付きあってあげるのw
それでだって頭の片隅では(一々うるせーな、人形でも買えや)ぐらい思うからwww
だから私みたいなタイプとは、相性が悪いわけよ。
だからこの主人公もさー、
やっぱり一番最初にプロポーズされた時に振ったのが人生最大の間違いだったね。
リアルならこの最初の大人しくて冴えない(でも磨けば光る)男が絶対一番だよ。
勝気でばりばりしたタイプの女は絶対そうだとおもうw
若かったから調子乗ってさっくり振っちゃったけど、
あれから数年して後悔してるからねwww
まぁ少女漫画だから、あのモデルの若い男の子とどうにかなるのか知らないけど
現実ではありえんから!@w@!www
勝気な女は大人しくて超絶優しい男しかうまくいかんと思うよww
(体験談www) -
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ネタバレ二巻でましたー!!!!
感想遅れまして申し訳ありません。
待っていましたよー。二巻の発売を。
この巻では父親の為景が死に、虎が女性のでありつつ武人の道に進み行きます。烏帽子親はおそらく兄の晴景。
父が死に、寺から城に戻った虎は「よっぽど寺の飯がひもじかったと見える@晴景談」と山でとった鴨や握り飯などを「むしゃむしゃ、ばくばく」と食べます。このシーン、たった数コマなんですけど、鴨肉も握り飯もとってもおいしそう。食べ物がおいしそうな漫画に弱い自分は、このシーンを見るだけど「肉と塩むすびが食べたい…」と思ってしまうほどです。
初潮を迎え、元すごした寺へかけていき一晩を過ごす虎ですが、お堂へこもって毘沙門様にお祈りをせねば「血が止まらねばきっと…虎は戦へと連れて行ってもらえなくなる」と宗謙にすがりつき、気を失います。
”女になる事””腹が痛い 血が出たと騒ぐこと”を男に知られてはならないと宗謙は虎に言うときの返しが「虎様は私の嫁になって私の子を産みますか?」と爆弾発言。
調べてみたら(わざわざ調べるな)、虎が修行した林泉寺は曹洞宗で、妻を持つことは許されていました。宗謙ってばなかなかの生臭坊主です(笑)。
一巻の感想で”うっふんなことにはならないと思います”と書いた自分の感想をバッサリと切り捨てられました。
さて、後半に出てくる本庄実乃に「女にしておくのはなんとも惜しい!」と言われていますが、申し訳ありません。この本庄の前髪やひげの具合を見て「将来、エロおやじになる。」と思ってしまいました。歴史上は死の直前まで虎(謙信)に仕えた人のようです。今後の活躍に本当に期待です。
この巻では虎が初戦に勝ち、今後兄(晴景)との関係が危うくなるのを示唆したところで終わるのです。
ああーー!!またしても次の巻が待ち遠しい! -
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以前、私はココに『ロボッとうさん』のレビューを書かせてもらった際、有村先生が東村先生を超えそう、と断言したが、恥を承知で撤回させてもらいたい
確かに、有村イネ先生は、人間を描かせたら凄いモノを感じさせる漫画家だ。けど、東村先生はその凄さを上回る作品を描く
やはり、東村先生の作品をほとんど読んでいないもんだから、読みが浅はかになっていた
有村先生の牙は鋭いが、東村先生の首へ届かせるには、まだ長さが足りず、硬さにも乏しかったか。『雪花の虎』に届くと思っていた刃がスカッと空を切り、東村先生が振った剣とぶつかった瞬間、ポキンと折れる音が私の中で空しく響いた
だが、絶対に東村先生には勝てない、と絶望はしていない。むしろ、この時点での差は致命的なほどじゃない。今、届いていないだけで、これからは分からない。綺麗に折れた骨がくっついた時、更に強くなるように、この『雪花の虎』(2)を読んだ有村先生が発奮できる根性を持っている事を期待している
しっかし、謙信女性説っつー、割りかし、ベタな設定なのに、東村先生が描くと、こうも読み手をとんでもない腕力で惹きこめるのか・・・・・・
歴史が苦手な人間が描く、歴史漫画の方が判り易く、興味を持たれやすいってのは皮肉な話だが、現実ってのは、大体、そんなもんか
適当な事は、もう言えないが、虎千代の人としての魅力は、周りの優秀なサブキャラによって引き出されている。宗謙は言わずもがなだが、やはり、永遠のライバル、後の武田信玄こと武田晴信が、父子の情が薄く、人間味に欠ける、冷淡な武人として描かれているからこそ、何に対しても熱情を迸らせ、才気を漲らせ、全力で今日を、兄と越後の明日の為に生きられる虎千代の光を強めている
このライバルの対比、さすが、東村先生と平伏するより他ない
虎千代の体が、徐々に女性らしくなっていく現実も、思わず、男の読み手が眉を顰めてしまいそうになるくらい、ハッキリと描かれているトコも東村先生のこだわりを感じる
男にゃ想像できない、生理痛の苦しみ。男として生きたい、女になんかなりたくない、そう思っているのに、それから逃れられない虎千代の葛藤は、女性の東村先生だからこそ描けるモノ
また、虎千代と宗謙の、恋や愛と呼ぶには淡く、仄かで、頼りなげなのに力強さも不思議と感じさせる絆も、これまた、『雪花の虎』を高い次元へ持ち上げている、そう感じるのは私だけじゃないはずだ
決して偽りでない、確固とした実力で見事、初戦を勝利で飾った虎千代
けれど、その勝利が、却って、兄の評判を貶めてしまうってのは皮肉
お互いに思い合っている兄妹なのに、それを知らぬ周囲が、彼らの繋がりを次第に引き裂いていき、衝突する構図を作り上げていってしまう。よくある事と言ってしまえば、身も蓋もないが、悲しい
東村先生は、この避けられない戦いを、どう描いてくれるのか、楽しみだ
まぁ、最後に注意と言うか、アドバイスなのだが、この『雪花の虎』、食事中、電車移動中、トイレの中では読まない方がいい。私は昼休みが15分しか取れないので、その間に昼飯を食べつつ、漫画を読む事にしているのだが、その日はたまたま、この『雪花の虎』(2)しかなかった。良作を読んで失敗とは言いたくないが、しみじみ、昼飯時に読むもんじゃないな、と思ったのは確か。あまりにも面白すぎて、飯を口へ運ぶ手が止まってしまう。せめて、昼休みが20分あれば、食事と読書は両立させられただろう。電車移動中だったら、きっと降りる駅を過ぎていただろうし、トイレの中で読んでいたら切羽詰まった人に扉を壊されていたに違いない。やっぱ、漫画は自室でまったり読むもんだ
この台詞を引用に選んだのは、(1)で選んだ名言と同じく、胸にしっかりと響いてきたからに他ならない。個人的にゃ、この『雪花の虎』は、性別も年齢も関係なく、漫画が好きな人間全てに読んでもらいたい訳だが、大雑把やガサツなトコを男らしさと勘違いしている女性にゃ、是非、虎千代の強さに触れ、己の言動を省みて欲しいもんだ。当然、男の読み手だって、虎千代の男らしさに衝撃を受けるべきだとも思っている -
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端的に言ってしまえば、とっっっても面白い
それこそ、少女漫画の枠に収まらないレベルで
私にとって、この『美食探偵-明智五郎―』は、二作目に読んだ東村先生の作品。初体験が『雪花の虎』である事を思うと、もしかすると、先生の作品の中でも特に濃い目の漫画を選んでいるのかも知れない
コンセプト的には、『喰いタン』(寺沢大介)に近いが、パクリ感は皆無。私がそう感じる理由は恐らく、二人の先生の漫画家としての実力が同格・・・・・・いや、東村瀬性の方がちょびっとだけ上だからか
推理モノとして本格派・正統派か、は少し微妙かな。どちらかと言えば、再現が難解なトリックよりも、感情の爆発から罪を犯す者の心理、その罪を正義感っつーより、ほぼ習性で暴く者の心理を描く事に重きが置かれているように感じた。私なんぞが言っちゃいけないだろうが、東村先生らしい探偵モノ
ただ一つ、注意しなきゃいけない事がある
この『美食探偵-明智五郎―』は夜に読んじゃいけない作品に入ると思う
いや、『ワカコ酒』や『忘却のサチコ』のように食欲が刺激されてしまうってコトは、まずない。正直な感想としては、描写されている食事は、そう美味しくなさそうだからだ。これは東村先生の描く技術云々の問題でなく、単にコマの大きさや、この作品のテーマの中で食事の位置が、他の食系の作品とは異なっているからだろう
何故、私が「夜に読むべきじゃないな」と感じるのか、それは、要するに、絵もストーリーもキャラもクドイからだ。作品のレベルがあまりにも高すぎて、夜に読むと、漫画読みとして胸やけと胃もたれを確実に起こす。ぶっちゃけ、夢見が悪くなるのだ
特に濃いな、と感じたのはキャラだ。キャラが立ちまくっていてこその東村作品の中でも、この『美食探偵―明智五郎―』の登場人物らは別格、と私にすら感じさせるほど
主役の明智五郎も、人間として探偵としても、実にズレた個性の持ち主だが、そんな彼の主人公としての魅力を引き出しているのが、永遠のライバル(?)的なポジションに優雅に腰かけている、「マグダラのマリア」だ。彼女の存在は、『金田一少年の事件簿』で言えば高遠遙一、『サイコメトラーEIJI』で言えば沢木晃に並べても、何ら違和感を覚えないレベル。絶対悪、完全悪、究極悪と評価してもいいほど、自分の心の振れ幅や高潔な美学を優先して、他人の命を躊躇わずに奪い、目的を達そうとするトコには恐れと共に、憧れすら覚えてしまうほどだ
このような、読み手を痺れさせるキャラクターを生み出し、動かす(もしくは、暴れないように制御できる)事が出来る東村先生の実力は、やはり、群を抜いている
これから、どんな事件が起こるのか楽しみであるが、明智の気まぐれに振り回されまくる小林一号もとい苺さんの心労を考えると、少し気の毒になり、期待するのに抵抗を感じてしまうな。そうそう、明智と小林さんが恋愛感情で繋がっていないトコも、この作品の魅力っちゃ魅力だ
この台詞を引用に選んだのは、背骨が引っこ抜かれるかと思うほど、マグダラのマリアが放つ毒気がおぞましかったからだ。安易にこんなことを言ったら、蔑視と言われかねんが、ホント、女っておっかねぇな。まぁ、この作品においちゃ、そんな女にロックオンされている男も、結構な怪物を心の中に飼い慣らしている感がある訳だが -
Posted by ブクログ
ネタバレ謙信・女性説は知っていました。自分の地元が上杉と縁のある土地だったもので。某大河ではGACKTさんが演じてましたね。違う大河では阿部寛さんでした。どっちも好きでしたねぇ。
何と言いますか、女の子が男として育てられたり、通常男の責務を女がするという設定は実は大好物でございます。そんな意味で自分的に大ヒットでした!!(逆パターンも大好きです。)ベルばらなんかもこういう設定ですよね。
さて、東村先生の書かれる虎(謙信)が美少女とも美少年ともとれる顔立ちなのです。男のなりをしているから男の子と見えるのですが、目元はぱっちりと大きく、まつげも長く姫としてもやっていける顔立ちで。最後のページのまつげに縁どられた目を伏せて胸にさらしをまいた少し成長した虎がことのほか美しい!!このページでドキュンと最後の一発を食らいました。
いきなり最後の話をしてしまいましたが、ほかにもツボがいたるところに。虎が林泉寺に預けられ、名僧光育がビシバシと座禅中叩いたりするのが、ツボ。この光育がとってもコミカルな見かけに書かれている分重たくなりそうな修行のシーンも軽く読み飛ばせるのです。「虎頑張れ~。」位な気分で読めます。でも、しっかり〆るところはしめていて虎の行く末を指し示すのです。いいジジイだ…。
虎を教え導く僧の一人に宗謙という人がいるのですが、この人と虎との関係もとってもイイです。虎が逆らって宗謙の腕にかみついた時に殴るでなく抱きしめて頭をポンポンするのです。抱きしめられた腕の中で虎が「城に帰りたい」と泣くのが年相応に子供でかわいらしい。
そして、この宗謙が「男にできないことを女がやればいい 女子のままでいい。女子のままで強くなればいい賢くなればいい」と虎を諭すのです。女子の虎をありのまま受け止めているという証拠でしょう。この二人の関係が本当に気になります。まぁ、僧侶だからうっふんなことにはならないと思いますが。
さて、武田信玄(このときはまだ晴信)ですが、むくつけき男ではなく、目元の涼やかな、言ってしまえばイケメンに書かれています。そして色沙汰もうまくやっている風に。こういう信玄って初めてかも。大河でもどっちかというとがっちりとしてヒゲはやしたイメージが強いのですが、そうではないところもこの漫画の面白いところ。常識を覆す人物設定が楽しいです。
楽しみなマンガに出会いました。