東村アキコのレビュー一覧
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この表現は正しい云々の前に、同意を得られるか、が微妙なラインだが、私としては、東村先生の描く上杉謙信=景虎はエロいな、と感じた
女性としてエロいって意味じゃなく、人間としてのエロさが滲み出ているようだ。エロい、つまり、整った外見と内から滲み出る強い雰囲気で、人間を惹きつける能力が強いってコトだ
東村先生の分身、そのような印象も覚える。東村先生を直に見た事はないが、きっと、先生も全身から人たらしのオーラが出ているに違いない
軍神の尊名を冠す人生を歩んでいるだけあって、生まれた時から波乱万丈続きの景虎に、一つ目の山場が訪れる
それが、黒田秀忠の謀反だ
これ自体も結構な事態なのだが、これを景虎は父譲 -
Posted by ブクログ
ネタバレやっと読めた!!買ってからしばらく積読書していた「雪花の虎」3巻が読めました!!
ってか、黒田!!許すまじ!
景虎、月を見て生理の周期をはかるのですね。(男性の皆さん生々しくてすんません。)馬に乗っていながら”ピクッ”と気付くあたり、よく分かります。「あ、来た。」とトイレに駆け込みますから。
この巻で新キャラがでます。歯ッ欠けじゃなかったらパーフェクトにかっこいい見た目なのに、前歯欠けてる…。残念でなりません。元は山賊で、図体でかくて、力持ち。そして女好き。用心棒になる小島弥太郎(名前を変えるまでは悪太郎)です。
この弥太郎、虎の言う事はちゃんと聞きます。そして、虎は自分が女であること -
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来年頭からのドラマ化が決定したタラレバ娘の6巻は、前回の引きとなっていた香の妊娠話と、混迷を深める小雪さんの不倫話に、フラれた早坂さんとの関係が復活しかけている倫子の話と、三話でそれぞれに展開が巻き起こっている。
内容が濃すぎて目まぐるしいほどであり、それぞれの話の脇でひっそりとKEYのドキュメンタリー映画の話が本格化している。この辺の展開のさせ方は本当に達者だなと感心するほかない。
タラレBarも相変わらずの切れ味であるし、早坂さんを振ったマミちゃんの言い分の異様な説得力なども見ごたえがあった。相変わらずの質の高い漫画である。今回も星五つで評価している。 -
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今巻も背筋が寒くなった
犯人の静かな狂気に中てられたってのもあるが、東村先生の才能に戦慄させられたって方が、理由としては大半を占めている
先生の作品は、上杉謙信を主役にした『雪花の虎』と、この『美食探偵 明智五郎』しか読んでいないので、全作品を網羅している方に喧嘩を売るような言い方になってしまったら申し訳ないのだが、この(2)を読んで、東村先生に対して受けた印象は、「弱点の無い漫画家」だった
実写化した『燐寸少女』などが代表作である鈴木小波先生は、私の中で「何でも描ける漫画家」だが、東村先生は鈴木先生と同じ系統ながらも、立っているステージは一つ、いや、二つは上だ、と感じる
仮に、先生自身が苦手 -
Posted by ブクログ
相変わらず多彩な攻撃手段でアラサー女子を追い詰めてくる人気シリーズの第五弾である。ごく個人的な感覚だが、act16「ドロドロ女」での内輪揉めからのact17「なめあい女」でのなあなあな仲直りで物語は一段落している風に見える。次の展開に向けて、ネタ元だろう美空ひばりの東京キッドを引っ張っているところなどは、その意味で心憎い演出に思えた。
それはさておき、物語は三人の恋愛模様がグシャグシャに展開されていく様はいっそ壮観でさえある。そのホラーぶりには、さすがに高みの見物をしていた男の自分でさえ怖気が走った。本当に描き方に容赦がない。
巻末のタラレBarもまた相変わらず容赦なくえぐってくれていて -
ネタバレ 購入済み
この勢いが好き
クラゲ、確かにキレイですよね〜
毎日眺めてみたいという気持ちもよくわかる〜
蔵之介ってスゴイなと思う。
あんなにマイナスの扱いされてもズカズカ入って行く
なかなか出来ない
それだけ自分に自身があるんだね
スゴイな〜
好み的にはお兄さんが好きです