土田世紀のレビュー一覧
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その人の、読む時と場所とその時の自分の状態で、名作となるか途中でやめるくらいの本になるか、ものすごく分かれそう。
せつない。
まさに、人生とは、突付けられる。
きっと、世の中には、ある意味溢れ返るほど、こんな話はあるんだと思う。
その大半は、語られないだけ。
マンガで書かれているが、一つの映画...続きを読むPosted by ブクログ -
宮沢賢治の「アメニモマケズ」の詩が
心の隅と言う隅に染み渡る漫画。
ドンちゃんみたいな悪意のない天才タイプは秀才に嫉妬される。
最後まで自分を貫いたドンちゃんに生き方を学び、アメニモマケズ頑張るんだ。Posted by ブクログ -
本当に、出会って良かったと思える土田世紀の傑作。
少年の心を忘れずに生き抜いた、主人公のドンちゃんこと 水代元。
「傷つけない人も、傷つかない人もいない。」
「たった一人で…誰よりも苦しんで……
誰よりも傷ついて……受け入れて……
許して…手放して……
その時とその場所が……永遠なんだよ...続きを読むPosted by ブクログ -
滝の上で、ドンちゃんとともにテツらを引き上げる多くの思い。信念とは何か、ということが、たたきのめされるような筆致で迫ってくる。圧巻。涙や感動ではなく、自らの生き方を振り返り、自分もドンのように生きようと決めた。漫画表現の可能性をかいま見た。「あしたのジョー」以来か。美しく、力強く、そして、心の深いと...続きを読むPosted by ブクログ
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このコミックは途中でもきらっと光る言葉があるが、あくまで7巻の作品として評価すべき。人を一過性の業績で見るのではなく、その生涯の閉じ方で見るような。
「地球ぜんたいがしあわせになる」そんな願いをまじめに抱く。Posted by ブクログ -
社会的通年に鈍感などんちゃんとエミとてっちゃんの三人のお話
ラストで泣いた記憶がある
全7巻です
まずとりあえず優先してなによりもかによりも蟹よりも彼よりも彼女よりも家族よりも友達よりも知人よりも見知らぬ人よりも一歩前によみなさいと言いたいPosted by ブクログ -
自分よりも他人の幸せを願い、命がけで人を幸せにしようと奮闘する「ドンちゃん」の物語。その姿はあまりにもまっすぐで、痛々しい。私は1巻から2巻あたりを読んでいる時に、ドンちゃんの優しさが悲しくて呼吸できなくなるほど号泣た。最終回にあの宮沢賢治の詩が引用されてて、「これは反則だろ」と思いつつまた号泣して...続きを読むPosted by ブクログ