土田世紀のレビュー一覧
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この人の漫画、学生時代にスピリッツとかヤンマガでやってたので雰囲気は知ってたのだけど、ヤンサン読んでなかったからこの作品知らなかった。悪くない感じ。2005年には窪塚洋介主演で映画化されてんのね。1999年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞らいしい。Posted by ブクログ
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土田世紀の描く人間というのは
どうしてこうも不器用で
どうしてこうも愛しいのだろう。
ドンちゃんは人の心を奥底をあのまっすぐな眼でじーっとみて
その中にあるやさしさをそっと救いだす。
人間てなんて醜くてなんて愛しいものなのだろう。Posted by ブクログ -
脚本もよくできており人間ドラマを描いた漫画としてはかなりの両作品だが、全編を通してストーリーが少々綺麗すぎる印象が否めないためマイナス1点。Posted by ブクログ
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土田世紀の短編集。良い意味でも悪い意味でも駄目な登場人物達には驚くほど感情移入しやすくて、単純に「良かったね」とは言えないテーマとストーリーを見るたびに「うーん」と考えさせられます。表題作は一見の価値アリです。Posted by ブクログ
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納得いかないっス!
だったら、最初からドンちゃんがエミを幸せにすればよかったのに!って思う。
「おはよう」が言えた、テッちゃんが「みつけたね」でしょ?でも好きな本。Posted by ブクログ -
こんなふうに、ダメ人間が沢山出てきて、ダメ人間同士慰めあってハッピーエンドという話は、世の中に沢山ある。
でも世紀さんの話は一味違う。
たとえば、この話を原作に、映画化アニメ化すれば、すぐにチープな作品になると思う。
その一味がなんなのか、難しいのだが、世紀さんの短編は非常におもしろい。「バカ」がお...続きを読むPosted by ブクログ -
ドンちゃんみたいな人、いるわけねーって思いながら読みました。でも素敵な人だと思う…かわいそうというか、見てて悔しくなってくるけど。なんか意味もなく泣けてくる。早く続き読みたい!まだ1巻まで。Posted by ブクログ
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読み応えがあり、食いついて読んでしまったし、おもしろかった。非常に巧いんだけど、作者の理想主義やご都合主義にはあまり共感できなかった。ドンちゃんのような人はいないし、いたとしても理想的な生き方とは思えない。人はそれぞれ自分の行為に責任を持って生きるんじゃないの?喜びと同じように苦しみや悩みだって固有...続きを読むPosted by ブクログ