中山昌亮のレビュー一覧

  • 不安の種+(1)

    購入済み

    日常にある違和感をほじってみる

    日常にありそうな違和感をちょっとほじってみて、
    「あ、やべーっ」ってなって焦るかんじ。
    1つの作品が数ページと短く、逆に「え、もっと広げてもいいんじゃん?」て物足りなく思うけど、そこに余韻があって、それが本シリーズの美学とも言えるのではないだろうか。
    背筋がゾゾゾ…と泡立つ感じで、オチも分からないけど、非日常の扉から何かが呼んでいる…そんな不思議な怖さを堪能できる作品。
    大好きな作品です。

    #ダーク #怖い

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    2023年03月24日
  • 不安の種* アスタリスク 5

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    いわゆる"ジェントル・ゴースト・ストーリー"、泣ける怪談的な話が複数あったのが、これまでとちょっと異なるところかな

    ……この巻も含め、このところ巻末のおまけページで語られる中山氏の近況や周辺雑記みたいな話が、ある意味本編以上に怖かったりする

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    2022年10月23日
  • 不安の種* アスタリスク 1

    無料版購入済み

    そこまで怖くないな〜と気を抜いて読んでると、数話単位でとんでもなく怖い話がくるから気が抜けない。絵柄は古いままだけど携帯がスマホになってて時代を感じる。

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    2022年07月04日
  • 後遺症ラジオ(2)

    購入済み

    ご注意

    表紙からして、ずっと見てると不安定な気分になってきますが、本編もまんまそんな感じのストーリーです。
    画力も高く、しっかり怖いです。
    夜中や1人の時は読めないです。

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    2021年03月02日
  • 後遺症ラジオ(1)

    yu

    購入済み

    全部が超短編ですが、その全てが緩やかに繋がっているようです。全部が気持ち悪く、全部がモヤモヤする話。何一つスッキリなんてしないけど、そこが良かったです。

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    2020年08月30日
  • 後遺症ラジオ(1)

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    うわ~~~怖かった!なんか貞子みたいで独特の雰囲気。表紙も不気味で素敵。(中の絵は及第点。)夜中に読む漫画ではありません!

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    2018年05月26日
  • 後遺症ラジオ(5)

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    相変わらずクリーチャーの生理的嫌悪感が凄まじいです。ホラーとギャグは紙一重なんてよく聞きますが、この作者さんの場合はキャラの造形がギャグに突き抜けすぎてホラーに達して気持ち悪く感じる、そんな印象を受けました。
    話が進んでいそうな感じなので一度時系列に並べてみようかななんて思っていますが、あまり本を開きたくないのでなかなか出来ず仕舞い……。ここのところ――本作もそうなのですが――、”呪いの感染”に関する作品を立て続けに読んでいるので、いっそ開き直ってホラー漬けするのも悪くないのかもしれません。

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    2017年07月17日
  • 後遺症ラジオ(4)

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    ここにきて生理的イヤさ、精緻に描くことで生まれるキモさにさらに開眼されてページを進めずにいられない(直視し続けたくないから)。その点逆に持ち前のひっそりした恐怖からは離れつつもあり、難しい所ではありますね。

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    2016年09月19日
  • 後遺症ラジオ(4)

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    前巻までと同じように、話は各話毎にぶつ切りで、時間軸も前後する。
    登場人物は顔が似ていて、正直以前出てきた人間なのかどうなのか判別がつきにくい。
    とにかく沢山人が出てくる、そのほとんどは主要キャラクターと言うよりはその場限りのキャラクターのような気がする。

    おぐしさま、と言う存在を主軸として、とある町に住む人々に襲いかかる不気味な現象を描いているのが本作だ。
    過去のエピソードを絡めて次第におぐしさまの輪郭が浮き上がり始め、と同時に現代における奇怪な現象の広がりも加速していて、将来における大規模な惨状がイメージされようとしている。

    ディザスタームービーじゃ無いけど、大きな厄災に見舞われる人々

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    2016年08月15日
  • 書かずの753 2

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    「道民」としては地元ネタについ微笑んでしまうが、一番引き込まれたのは道と関係薄い社会派ミステリ・テイストの「特オチ」編だったり。最終回は急な気もしたけど鮮やかなラストでもあり良い引き際。

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    2016年03月09日
  • 後遺症ラジオ(2)

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    「おぐしさま」に纏わる話がメインの短編構成。 

    人間に都合の良い「飼い慣らされた」カミサマのイメージから本来の古代~前近代での在り方を取り戻す試みが大変面白いのではないかなと思います。

    いわゆる土俗的民俗的な雰囲気を醸成しています。

    この神の意(中世においては祟り)が時を越え、人間のそんなつもりはまったくないある意味間違えた信仰を糧に現代にも影響を残していると考えられる様は、ここ2・3年で流行の『残穢』『どこの家にも怖いものがいる』などの実話系怪談の流れ(物語の収斂する様)にもマッチしていて好きな人は大好きなネタと思われます。 

    装置として動き始めたら止まらないところもカミサマしていて

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    2015年10月09日
  • 後遺症ラジオ(3)

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    体に侵入するクリーチャーの生理的キツさ、三者三様階段のギミック、そしてその階段にあった……辺りが好き。髪に関係なさそうなクリーチャーだが回ごとのおまけページでは髪との関係が示唆されてもいて、説明がつくにしろぼかすにしろうまく気をもたすなあ。

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    2015年07月13日
  • 後遺症ラジオ(2)

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    江戸怪談話(いちばん好き)は、いくつもの曖昧な目撃談が重なって1つの真実を浮かび上がらせる形態で、してみると散りばめられたオグシサマの話も最終的に1つの結論を迎えるのかもしれない。なんにしてもコワくて面白い。

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    2014年11月10日
  • 後遺症ラジオ(2)

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    怖い話でありそうなお話。民俗学的な怖さ、かな。
    2ちゃんの「コトリバコ」や「禁后」が好きそうな人には受けそうです。
    私は結構好きです。怖いけど。

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    2014年08月17日
  • 後遺症ラジオ(2)

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     ホラー漫画「後遺症ラジオ」第2巻。

     2巻ともなると、前作ぼんやりしていたことの輪郭がだんだん浮き上がってきた。
    「おぐしさま」とか、髪の毛に関することとか。
     ただまだまだ分からないことはたくさんある。前作の発行日と、今作の発行日を見ると、3巻はまだまだ先だな……。
     過激な描写も増えてきてそこは良かった。

     しかし本作の一篇では江戸時代まで遡ったなぁ。時系列がばらばらで、行ったり来たりしているが、今後どうなることやら。
     こんなこと書くと元も子もないけど、おぐしさまのあの力は正直どうなんだろう。

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    2014年07月23日
  • 書かずの753 1

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    「職業もの」フォーマット、ただしローカル分多め。地方あるある好きな「道民」としては嬉しいんだけど、他県の人はどう思うのかしら? ただでさえ上手い絵がますます上手くなってて眼福。

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    2014年05月11日
  • 不安の種(1) フタの章

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    一話一話が短く、文字も少ないため、淡々とした印象を受けた。タイトル通り不安やざわつきを感じることが多かった。
    見開きページに一瞬ドキッとした「安物買い」と、あるコピペを彷彿させる「イモリさん」が怖さ的にもお気に入りです。

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    2013年10月01日
  • 後遺症ラジオ(1)

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    超掘り出しもの!
    怖い!
    表現が上手い!
    演出が良い!
    自分の中ではホラーコミックの中でベスト3に入るレベル。著者の次回作に期待したい。

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    2013年09月08日
  • 不安の種+(4)

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    完結。シリーズを通して、どの話も非常に短い短編なので読みやすい。
    ちょっと空いた時間に、軽く時間つぶしで読むのに最適。
    ちなみに、怖いとはまったく思わない。
    子供のころに読んでいればまた違ったのかもしれないけれど。
    でも、単純に面白い。

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    2013年01月26日
  • 不安の種(1) フタの章

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    日常の生活の中をベースに奇妙な一片を描いているので
    ひょっとしたらそんなこともあるかもしれないという恐怖に襲われる。

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    2012年11月27日