中山昌亮のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
うわぁ~読んでて恐怖による鳥肌が立った漫画は『座敷女』以来だ。
薄い本で、短いお話が何本も入ってます。
1話が3~10ページ程度ですらすら読めます。
お話のパターンも大体決まってます。
が・・・・・
ガチで真夜中の暗い廊下を歩くのが怖くなりました(((TДT)))
ドアの隙間
扉の向こう側
窓の外
姿見鏡
放課後の誰もいない校舎・真夜中の会社
背中の後ろ
シャンプー中の背後の気配
木目の模様
部屋の隅
日常のふとした風景
・・・・・・・・・・
怖い話を読んだ後にこれらが気になって
びくびくした事が誰しもあるでしょう。
そんな不安を描いた作品。
たった数 -
Posted by ブクログ
ニューヨークに住む主人公「ゴー」こと時田強士が、リスクコンサルタントとして訴訟社会アメリカの中で起こる様々な企業トラブルに直面し、解決していくストーリー。
クライアントの多くは日本企業で、日本流の概念とアメリカの現状、考え方の違い・文化摩擦から生じたトラブルが多い。
また登場人物の国籍や人種も様々で、文化と人種のるつぼアメリカの中で起こる衝突や誤解などを通じ、考えさせられる事も多い。
今となっては日本も悪い意味でアメリカ的な訴訟社会・クレーム社会に移行しつつあるが、当時としては非常に新鮮な切り口だったし、いま読み返してこそ沁みる話もけっこうある。
ゴーの周辺の人物もなかなか魅力的。個人的には、