中山昌亮のレビュー一覧
-
購入済み
ゾクリ
すごく怖くて面白いです。
基本的にオムニバス形式のストーリーで、
ビクッとしたり、ギャーと悲鳴をあげてしまうような怖さではなく、ゾクリとする話が多いです。 -
Posted by ブクログ
身近にありそうな恐怖!本当に夜眠れなくなるかも?
L版サイズの短編漫画。
ホラー漫画としては背筋にゾクゾクっとくるタイプの怖さ!
風呂で髪を洗ってる時、夜人気のない道を一人で歩いている時。そんな誰もが経過せざるを得ない日常。ふと想像してしまうような恐怖。
身近に起こりそうな怖さ。
見事に表現されてます。なんなら、私達がする想像よりも一つも二つも上をいく、そんな恐怖が盛り込まれています。
画力がその恐怖を倍増させているとも思います。
漫画がそんなに怖いわけない?
いいえ、怖いです。
ホラーものが大好物な私、この本を見つけた時には久しぶりの良作についつい全巻 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第2次世界大戦を生き残った心優しい元軍人の青年が、戦友で戦死した田中春雄の遺族たちのために、他人の毛髪の束を床屋で手に入れた話が最高に恐ろしかった
この話の何がヤバイかと言うと、その床屋の利用者達の誰かは確実におぐしさまから死、もしくは精神や魂が崩壊するという神罰を、理不尽に与えられであろう事が予見出来る所です
床屋の主人は青年のために、見栄えの良い毛髪の束を作ってくれました。それを作るために恐らく複数の客の髪の毛を使用したのでしょう
最後に「荒ぶる神に善も悪もない」という表現が出て終わります
おぐしさまからすれば、死者を弔うために悪意が無い嘘をついた心優しい青年、そして生者に対して悪 -
Posted by ブクログ
とても怖いけれどもすごく惹かれるので、イヤだイヤだと思っていても、ついつい読み返してしまう、中毒性のある不条理ホラー作品。
3~4ページの短編で構成されているので、例えるなら<「新耳袋」シリーズを忠実に漫画化したんだけど、全くの別物>みたいな感じ。
何かが起こって(起)、ソレが一時続いて(承)、動の場面があって(転)、…………オチ(結)がないのだ。
しかしオチがないことで、見事に完成した作品となっている。
不安をカタチにした作品の中で、読物としては「新耳袋」、漫画としてはコレが一等素晴らしい作品だろう。
想像力を養うには絶好の作品なので、創作をしている人なら読むべし! -
Posted by ブクログ
ネタバレとても怖いけれどもすごく惹かれるので、イヤだイヤだと思っていても、ついつい読み返してしまう、中毒性のある不条理ホラー作品。
3~4ページの短編で構成されているので、例えるなら<「新耳袋」シリーズを忠実に漫画化したんだけど、全くの別物>みたいな感じ。
何かが起こって(起)、ソレが一時続いて(承)、動の場面があって(転)、…………オチ(結)がないのだ。
しかしオチがないことで、見事に完成した作品となっている。
不安をカタチにした作品の中で、読物としては「新耳袋」、漫画としてはコレが一等素晴らしい作品だろう。
想像力を養うには絶好の作品なので、創作をしている人なら読むべし!