太田垣康男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アトラスガンダムお披露目の6巻。5巻でカミカゼコムサイを両断して登場したアトラス。今回、お披露目の舞台となったのは、南極。ジオン残党軍の水陸MSと水中用MAです。
ということは、当然相手はグラブロ。水中の格闘戦は、アムロなの?クローに片脚もがれるとことか。オマージュってやつか。
ジオン残党軍撃退後の、モニカ博士の言葉がぞっとさせる。
「信仰は…国を越えて拡散するものよ。」
その言葉通りに、ジオン残党軍のカウフマンは南洋同盟の信徒。そして、スパルタンにも戦死者に祈りを捧げるシルエットから、南洋同盟の信徒であろう存在がいます。
理不尽で凄惨な戦場から、生き延び逃げ延びた人々。彼らが普通の生活に -
Posted by ブクログ
ネタバレどのエピソードもガンダムらしさが出ていて一年戦争モノの外伝としては出色の出来であるが、特に第12話「さよなら月曜日」が本書の白眉であろう。
日常と戦争をシームレスにつなぐこの良き父のエピソードは、本編で宇宙に煌く無数の爆発としてしか描かれない、名も知れぬ兵士たちにも大切な日常があったことを思い出させてくれる。
エースパイロット同士の己の正義をかけた戦いもガンダム作品の魅力であるが、現実に起きた二度の大戦に通じるこの一編は、ガンダムという枠を飛び越えた説得力を持っている。
「さよなら」を描いて「ただいま」までは描かないところが、往年の名監督の映画を観終わったときのような深い余韻と言い知れぬ -
購入済み
かっこいい
極限定的な戦域でのエースパイロット同士の戦い。
熱いです。
ただ、電子版の3巻が一向に出ません。
こういうところが電子書籍の欠点ですね。
今後、電子書籍を普及するには紙の本と同タイミングでのリリースは必須だと思います。
待ちきれないので紙の本で買い直そうと思っています。
作品としてはそれくらい面白いです。