佐藤淑子のレビュー一覧

  • サステナブル経営と資本市場

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    企業の長期的な企業価値の増大に取り組むために経営者サイドの視点で書かれた本である。2019年に書かれたものなので最新のコード改訂については触れられてないが、2014年と2015年に立て続けにスチュワードシップコードとコーポレートガバナンスコードが導入された背景から2017.2018年の改訂による企業を取り巻く環境の変化について書かれており、導入の意図や当時の環境について理解することができた。

    また今後の日本企業の目指すべき姿について考えさせられた。今までの日本型経営システムの安定な環境下では経営戦略がなくとも過去の踏襲でなんとかなっていたが、激変する環境の中では、そうはいかない。
    経営者にと

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    2024年03月09日
  • サステナブル経営と資本市場

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    『サステナブル経営と資本市場』

    【著書目的】
    事業会社が資本市場に対して、どのように現状と未来を説明することが、投資家含めた資本市場からの信頼につながるのか?
    ※ビジネスモデルについての言及はなし。
    ※アニューアルレポートの重要性の高まりとそれを受けてのベターな対応方法の説明が中心。

    【著書の魅力】
    著者
    元NRI,モルガン アナリスト
    元IR協議会 事務局長
    であること。

    【結論】
    事業会社がサステナブル(持続)にあたり、 投資家向に「価値創造プロセス 」の説明をすることは有効である。投資家が認知して、長期投資需要へと発展するため。

    【財務の3つの役割】
    企業価値↑(定量・定性)

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    2022年05月13日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    自己肯定感が高い子を育てることが一番。精神的に余裕があれば、自分も他者も尊重し、向上心高く強く生きれる。

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    2022年04月10日
  • サステナブル経営と資本市場

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    SDGsという言葉を目にする機会が増えている。SDGsは、Sustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」と訳されたりする。2015年9月の国連会合の中で、2015年から2030年までの長期的な開発の指針として「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、その文書の中核をなす「持続可能な開発目標」がSDGsと呼ばれている。
    具体的には17の目標と169のターゲットが設定されている。
    地球環境や気候変動に配慮しながら、持続可能な暮らしや社会を営むための、世界各国の政府や自治体、非政府組織、非営利団体だけではなく、民間企業や個人などにも共通した目標

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    2020年03月01日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    イギリスのいい子日本のいい子―自己主張とがまんの教育学。イギリスでは自己主張と我慢の両方をきちんと出来る子供がいい子とされる。日本では自己主張が軽視され、我慢が出来る子、自己抑制が出来て協調性がある子がいい子とされる。だから日本人は大人になっても最低限の自己主張が出来ない未成熟な人間になってしまう。自己主張軽視、我慢重視の日本の教育に警鐘を鳴らす良書です。

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    2018年08月13日
  • IRの成功戦略

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    市場との対話の重要性について強調。
    ①財務、経理、資本市場の専門知識 ②会社法・金融商品取引法・適時開示規則など諸制度の理解 ③自社の経営の方向を大局的に把握する力 ④社内外とのコミュニケーション能力 ⑤国際化に対応する語学力

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    2017年08月26日
  • 経営戦略とコーポレートファイナンス

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     企業価値を評価するコーポレートファイナンスと、企業価値を向上する施策としての経営戦略を包括的に議論している中々無い本。
     前巻に比べ、より実践的かつ各指標の説明が密になった印象を受ける。例えば、CCC(Cash Conversion Cycle) の説明の際は、Dellの使用例を解説すると同時に、東芝での使用例を述べる。
     前半5章で理論を解説した後、後半5章ではケーススタディを解説する。東武鉄道によるスカイツリー事業の事例分析など、日本企業の事例を扱う点で珍しく、親しみやすく、また価値がある。

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    2014年10月13日
  • 日本の子どもと自尊心 自己主張をどう育むか

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    新しい知識が手に入る本。子どもだけでなく、大人にも言えてくることだと感じた。他社評価に対して、人は人と本当に割りきれない僕には、本文にあった、Who could do it ? がもの凄く良い言葉だと感じた。
    大事にしたい。
    本文の内容は、割と難しく、大学で児童心理学を習った今時期で良かったと感じた。

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    2013年04月11日
  • 日本の子どもと自尊心 自己主張をどう育むか

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    ネタバレ

    素晴らしいの一言!子育て中の方、また今後子育てを予定している方には必読です。なぜ子どもが集団の中で自己主張しないか、どうすれば自己主張する可能性が広がるか...明確に回答されてます。

    佐藤先生ありがとうございます。

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    2012年10月31日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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     ”最近の親は子どもを叱れない”ということを聞くが、それにはこんなにも深い理由があるのかと考えさせられた。
    まず、日本では”叱る母親”には悪い母親のイメージがあり、子どもをしかることを躊躇しているということ。そして母親は子どもが集団の中でルールを守れないことに敏感になり、子どもに原因や理由を聞く前に一足とびに謝らせたり、我慢させたりしていること。
    親自身も我慢をしているので我慢できない子どもに対して暴言や暴力をふるってしまっていること。

    それを解決するためには親も自分の意見を他人に言えるようにし、自己表現をつけていくことが現代の日本では求められていること。見本にできるのがイギリスの子育てであ

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    2011年12月07日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    日英のコミュニケーションに対する気持ちについてのレポートのため読んだ
    いくつかのアンケート、例を掲げて幼少時代の育て方による自己主張・自己抑制のバランスについて英・日・米を比較
    子育てに興味のある人におすすめ

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    2010年01月19日
  • 日本の子どもと自尊心 自己主張をどう育むか

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    本当におもしろい!!
    良いも悪いもなしに、日本人の意識について深く考えさせられます。
    日本文化論的なものと並行して読んでみるとなおさらおもしろいと思います。

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    2009年10月04日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    自己主張と自己抑制のバランスを見直さないと、いまの経済社会で日本人は不利益を被る。
    が、日本国内にいる限り、世界の他文化に比べて日本社会が特異な存在であることに気づかない。
    本書を読むと、そうした点に気づくことができる。
    なお、日本社会では子育て中の主婦等に冷たい人が多いという話は、日本人は内には配慮するが、外には無関心という「内と外」で説明すべきだと思う。

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    2023年10月14日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    書店で見つけたときは、単にイギリス人と日本人の価値観の違いがわかるのかな?という程度で手にとりましたが、子育て面にウェイトが置かれているとはいえ、かなり奥の深い本だと感じました。
    読んでいて特に感心したのは分析の切り口です。単に言葉で延々と説明するのではなく、分析を例えば2軸で行い(例:日本人の特性をオモテ・ウラの軸とウチ・ソトの軸に切り分析する)、図示しながら説明しているなど、コンサルティング・ファームがやりそうな方法で説明していることです。
    その意味で日本が抱える問題点はかなりクリアーに説明されていると感じました。

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    2023年04月24日
  • 日本の子どもと自尊心 自己主張をどう育むか

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    ネタバレ

    とても勉強になった。佐藤淑子さんの本は二冊目。こちらは自尊心[セルフ・エスティーム]について。
    日本人は海外と比べセルフ・エスティームをどれくらい持っているか、どのような環境や要因から醸成されていくかなど。
    親が褒めるという行為はとても大きな影響があるようだ。日本人として内と外で自己表現を使い分けるというのはよく聞くが、その分析もとても細かくおもしろく読めた。
    あと興味深かったのは最後の方にあったアメリカ人男性の老後の話。孤独だという。「アメリカ人の男性に、より強調して育まれる独立心と、心を許せる親しい仲間を持つことはそもそも相容れない」

    "人が「達成」と「親和性」を同時に持てるか

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    2022年11月13日
  • サステナブル経営と資本市場

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    企業経営において「サステナブル」が重要視されてきた中で、投資家ではなく企業経営者目線でESG・自己開示・ガバナンスなどのキーワードで語られており勉強になった。企業経営者へのインタビューなども含まれており、理論ベースではなく実態に即したインプットができたと感じている。

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    2021年09月26日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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     自己主張が苦手で,まわりの雰囲気を見てガマンをする日本人。そんな日本人の性格が,どのようにして,いつ頃から形成されるのかを,イギリスと比べながら,幼児や母親を対象にした質問の回答をまとめて,明らかにしたものが本書の内容。比較教育学という手法らしい。
     本書を一読しての〈目からウロコ〉は,自己主張と自己抑制は,相反する性質(この考え方を著者は「一元的尺度」と呼んでいる)ではないということを知ったことだ。日本人だけ見ていると,自己抑制するから自己主張できないように見えるが,イギリスでは,自己抑制もするけど自己主張もできる人間が多いらしい。ということは,これらの両方とも育てることができるということ

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    2020年03月12日
  • IRの成功戦略

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    IRで目指すものは、①資本市場での認知を高める②投資家の理解を促進する③適切な株価を形成する④適正な株主構成を目指す

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    2020年02月03日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    優しい子に育ってほしいけれど、自分の意見を言えないようでは困る。
    自分の意志を持ってほしいけれど、わがままなのはだめ。
    子どもが育つとき、自己主張と自己抑制が共にできることが大切なのはわかっていてもそのバランスは難しい。
    両者を等しく重視するイギリスと、自己抑制を尊重しがちな日本を比較教育学を用いて比べながら、子どもたちはどうやってこれらを身につけていくのか、親はそのためにどうすべきかを探る。

    [ 目次 ]
    第1章 自己主張と自己抑制
    第2章 イギリスとアメリカと日本
    第3章 幼児のしつけと教育の日英比較
    第4章 日本とイギリスの子どもたち
    第5章 日本人の対人関係と子どもの自

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    2011年03月29日
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

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    英:自己主張すべき場面では主張し、抑制すべき場面では抑制する。

    日:自己主張すべき場面でも抑制し、抑制すべき場面でも抑制する。

    米:自己主張すべき場面では主張し、抑制すべき場面でも主張する。

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    2024年01月12日