永井玲衣のレビュー一覧

  • 世界の適切な保存

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    ネタバレ

    前作よりも日記っぽかった。テーマに関連して引用される詩や小説の文章にまんまとぐっと来た。

    「しゃぼん玉なんども食べようとしてるゾンビになってもきみはきみだな(野村日魚子)」
    って詩でうっかり泣いた。駅のホームで。ゾンビになってもわたしはわたしだなって思ってくれる存在がいたらどんなにいいんだろう。お別れしてもまた会えたならそれでチャラよ。

    たびたび3.11や地域紛争での虐殺の話などが差し込まれて、忘れちゃいけないこととか知らないといけないことがあるのを思い出す。

    「家が流されてなくて、ずるいね」(179頁)

    強烈すぎる。

    あの日地震が起きたとき、山形でこんなに揺れてるんだから遂に宮城県

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    2025年12月19日
  • さみしくてごめん

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    日記のところはとりとめなさ過ぎてどうしよう…読めるかな…と思っているうちに本棚に逆戻りしていた。
    数ヶ月後、ゆっくり読めるとき、とりとめなさと付き合いながら読み終わった。
    誤変換とかたまに出てくる面白ワードとかを読んでると、この人は大真面目な顔して面白いことをそのまま受け入れてそうだなって思うと、その姿におかしみがあった。

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    2025年12月02日
  • 世界の適切な保存

    Posted by ブクログ

    時間はどんどん過ぎて、世界は変わっていく。
    その一コマの切り取り方が独特で、些細な日常もこんな捉え方ができるのかという気付きがたくさんあった。
    その一つ一つは、正直わかったようなわからないような。哲学ってそういうものなんだろうか。
    心に残ったのは「かくれる」。
    好きな人、大切な人の一部になることが、その人を保存することになるという気持ち。
    適切に保存しようと思うあまり、体の一部を食べてしまいたいという欲求が生まれる。
    少し前に読んだ「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った」と通じるところがあるなと思い出した。
    何かが消える、失われる、忘れられることに、多くの人は無意識のうちに恐怖を感じてい

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    2025年08月31日
  • 世界の適切な保存

    Posted by ブクログ

    世界に「か」が足りないように感じて「か」を補給する。
    世界を適切に保存するのはその時の体験とか匂いとか、そのまま伝えること。

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    2025年05月17日