直島翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
NHKのドラマが面白くて、すぐに原作購入。前半はドラマが原作にかなり忠実で、むしろ文章で読む意味を感じないほどでしたが、中盤以降、原作ならではの部分が増えてきて、没入して読めました。とはいえ、頭の中では安堂=松山ケンイチさん、小野崎=鳴海唯さんで展開していきました。ふたりともハマり役!
小説の中で個人的に特に良かったと感じたのは、発達障害の安堂への、周囲の反応。みんな安堂の発達障害にまつわる言動を、不思議がったり、面白がったりはするんだけど、全部、あたたかい。著者はかなりそこを意識して書かれたのだろうと思います。世の中、みんなこんなふうならいいのにと感じながら読みました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレドラマ化されてドラマも評判が良いようですね。
松山ケンイチさんの演技が良いと聞く。
私も3話くらいまで観ました。小説を読んでみると、清春が荷物を盗まれる話しはなかったのでドラマオリジナルのようですね。
私はやはりドラマより原作が良かったです。
ドラマは初めから、自分は宇宙人だということを強調している。確かに印象深いフレーズで視聴者を惹きつけるのに効果的だろう。ただ、そこを強調しすぎて彼が奇異だと思う気持ちを過度に強めてる気がする。
小説では後半に、小野崎にカミングアウトする時に
初めて、自分は土星人だと思うようにしていると言及している。こだわりが起きた時の小鳥さんの時間などわかりやすい。
評 -
Posted by ブクログ
続編。
任官8年目の裁判官・安堂清春は、ASDとADHDの診断を受け、自身も発達障害を自覚し悩みながらも日々裁判を向き合っている。
今回も7千万円を盗み起訴された女性銀行員や飼い犬殺害事件も普通では見逃してしまうようなかすかな違和感をキャッチし、直接現場に赴きその不自然な隠された何かを見つける。
その2つの真相を明らかにしながら、殺人の濡れ衣を着せられたと再審請求を訴えている男の事件で、再審裁判で証人として出廷した検察ナンバー3の位置にいる安堂の父との場面は、法廷ミステリを存分に堪能できた。
現在ドラマ化されNHKで見ているが、松山ケンイチが安堂の特性を見事に演じていて見応えがある。
今 -
Posted by ブクログ
3編の中編から成る構成。死者との会話により現実の隠された姿を探究するドクター。一見この探偵ごっこは、死者と会話してしまうアメリカ帰りのおかしなドクターが主役。彼のせいで、読み手の感情移入むつかしく、誰もおそらくなかなか好きとなれない。だけれどもこの性向は読み進めるとその理由が語られ納得出来ます。
リアルな社会をじっくり観察して、その問題点を見据えながら書かれたこの推理小説については作家にリスペクトを感じます。実際警察医は存在するものの数少ない。それは待遇その他問題があるからと思われる。変死にしても欧米と比して解剖率が著しく低い日本。だからか間違う恐れのある自白証拠に頼ってしまうのではな