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任官七年目の裁判官、安堂清春は幼い頃に発達障害と診断され、周囲との関わりを断ち、自身の特性を隠しながら日々を過ごしていた。Y地裁に赴任して半年、副市長が襲われた傷害事件を担当することになった安堂は、弁護士の小野崎から被告人が無言を貫いていると聞き、何かを隠しているのではないかと気づくが……。微笑みながら殺人を告白する教師、娘は殺されたと主張する父親。生きづらさを抱えた青年が様々な事件に挑む、異色の青春リーガルミステリ!
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「テミスの不確かな法廷」
2026年1月6日~ NHK総合 出演:松山ケンイチ、鳴海唯、恒松祐里
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ドラマ化されて気になり手に取った。発達障害って言葉は聞くけどどういうものかってところはぼんやりしてて、この本(とドラマ)を知るまでよくわかっていなかった。主人公がASDという特性を持つということで特性ならではの苦労やその特性があるからこそうまれた視点や考え方、そこから事件の真相にたどり着いていくとこ...続きを読むろが興味深く面白かった。それに加えて裁判官がどのように仕事をしているかというところも知れて良かった。
ASDとかの特性が丁寧に描かれていて勉強にもなるし、作者がそういった生きづらさを感じている人にちゃんと寄り添って描いてる感じがしてよかった。あったかい気持ちになる秀逸な法廷ミステリ。
テレビでドラマを見て、読んで、もっと読みたいと思いました。ADSを抱える裁判官がハンデを乗り越えて、その個性での視点で事件の真実を探るすがたに勇気をもらえます。
裁判官の安堂清春は発達生涯で、普段の生活でもとても困難な日々を送っている。 自分を土星人と称し、記憶を辿ったり観察、分析して他者と関わっている。 人と観点が違うのが良い方向に向かっていく。 自分にとても正直ないところが色々不思議なところを補い周りの人たちに好感を持たれるのでしょう。 本人は困難な場面...続きを読むでも周りに支えられているのがとても良かった。
ドラマを見て興味を覚えたので原作を読んだクチです。いくつかの事件が収められた連作短編集で、ドラマの内容と重なるもの、重ならないものがあります。ドラマでも登場したエピソードに関しては、再現度が素晴らしいと思います。キャラクターの性別が変更になっていたりと言う改変はありますが、基本的に忠実かつ明快にアレ...続きを読むンジされていると感じました。原作の方が当然より主人公の発達の特性や内面の心理について詳細に描写されていますが、松山ケンイチを思い浮かべながら一気に読めました。順番はどうあれドラマと原作どちらも楽しめる良作です。
安堂はASDの症状と闘いながら裁判官をやっている。ふわふわと注意力がほかごとに気を取られたり、勝手に思考が過去の記憶の中に入っていってしまったり、手足が不随意運動してしまったり、味覚がおかしいので味のないものが食べられなかったりで、割と社会生活に齟齬が生じている。特に裁判中に注意力が削がれてしまった...続きを読むり、変な動きをしているのは気になっている。 第1話 当たり屋が激昂してタクシー運転手を殴りつけた裁判で、被告人が全面否認になった。その上弁護人と話をしないのだ。理由が不明だし、それでは事件が進まない。 第2話 自宅で夫を殺した女性。全面自供に至っているものの、なんだかずっと笑顔でおかしい。他に犯人がいるのでは?となったものの、もう裁判は進んでいて止められない。 第3話 ITエンジニアをしていた娘は殺されたのだと信じてやまない父親と、闇バイトで詐欺事件の片棒を担がされた18歳の家裁からの逆送検の話。
2026年1月からNHKにてドラマ化されるという予告動画をきっかけに、本書読んでみた。 裁判官という一番個性があらわれにくいであろう職業において、発達障害を抱える主人公が存在することで、特異な世界観になっていると思った。 刑事裁判では、一般的に検察側が事件の真相を解明するパターンが多いが、本書では、...続きを読む裁判官が真相究明のきっかけになるという少し変わった展開になっている。 発達障害を抱える主人公の様子が、非常に詳細に描かれていて、主人公になったかのような感覚になれる作品だった。
発達障害の裁判官が挑む、地方創生ミステリ。 そんな異色な物語ですが、めちゃくちゃヒューマンドラマでした。苦しいこと、楽しいことが半分半分なのだとしたら、この物語の主人公は、苦しいことが溢れすぎてしまうのではないだろうか。 肩身の狭い人生に、自分から突破口を見つける主人公が、とても愛おしいです。
NHKでのドラマ化から入ったが、最近のNHKドラマの演出が好きなだけに、例えば「舟を編む」に続けてドラマに軍配と言いたいところ。主人公が特別な設定であると、どうしても映像で見える方が、状況把握がしやすくなる。とはいえ、原作あっての映像作品ですから、言葉の表現力による素材への着眼点と料理の仕方の味はも...続きを読むちろん捨てがたく、そして楽しめる。
最近こういう発達障害に目を向ける作品が多いが、そういう時代なんだなと感じた。 すごい詳細に、多動してしまう心理だったりの描写があり、そういう風に脳が司令してしまうんだなと勉強になる部分もあった。 「個性」として認識するように呼びかけることが多い中、「個性」を排除して生活を強いられる場面も多くてチグ...続きを読むハグしているなと感じた。 すごいよくできた話と言う言い方は良くないかもしれないが、名探偵のような推理力だった。
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