【感想・ネタバレ】テミスの不確かな法廷のレビュー

あらすじ

任官七年目の裁判官、安堂清春は幼い頃に発達障害と診断され、周囲との関わりを断ち、自身の特性を隠しながら日々を過ごしていた。Y地裁に赴任して半年、副市長が襲われた傷害事件を担当することになった安堂は、弁護士の小野崎から被告人が無言を貫いていると聞き、何かを隠しているのではないかと気づくが……。微笑みながら殺人を告白する教師、娘は殺されたと主張する父親。生きづらさを抱えた青年が様々な事件に挑む、異色の青春リーガルミステリ!

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Posted by ブクログ

発達障害の裁判官が挑む、地方創生ミステリ。

そんな異色な物語ですが、めちゃくちゃヒューマンドラマでした。苦しいこと、楽しいことが半分半分なのだとしたら、この物語の主人公は、苦しいことが溢れすぎてしまうのではないだろうか。

肩身の狭い人生に、自分から突破口を見つける主人公が、とても愛おしいです。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

主人公はASDという設定ですが、その描かれる感覚は新鮮でした。かつ、裁判官が主人公で、事件現場にまで出向いてしまうような物語はあまりないように思います。その意味でも新鮮でした。
ドラマ原作ということもあり、松山ケンイチをチラチラ思い浮かべながら読んでました。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

障害理解はかなり深まると思います。
ただ、もう少しリーガルに寄った本であって欲しかったです。
リーガル面を期待して購入して読もうと思っていたので、何度か脱線して法廷内から離脱してしまうところは期待していたところと違いました。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

発達障害の主人公のリーガル物。エンタメ界ではよくある設定で新鮮味はない。
ミステリー要素もあるが短編なので割と単純明快、ライトに読みたい気分の時には良い。

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2025年12月01日

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