【感想・ネタバレ】テミスの不確かな法廷のレビュー

あらすじ

任官七年目の裁判官、安堂清春は幼い頃に発達障害と診断され、周囲との関わりを断ち、自身の特性を隠しながら日々を過ごしていた。Y地裁に赴任して半年、副市長が襲われた傷害事件を担当することになった安堂は、弁護士の小野崎から被告人が無言を貫いていると聞き、何かを隠しているのではないかと気づくが……。微笑みながら殺人を告白する教師、娘は殺されたと主張する父親。生きづらさを抱えた青年が様々な事件に挑む、異色の青春リーガルミステリ!

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Posted by ブクログ

ドラマ化されて気になり手に取った。発達障害って言葉は聞くけどどういうものかってところはぼんやりしてて、この本(とドラマ)を知るまでよくわかっていなかった。主人公がASDという特性を持つということで特性ならではの苦労やその特性があるからこそうまれた視点や考え方、そこから事件の真相にたどり着いていくところが興味深く面白かった。それに加えて裁判官がどのように仕事をしているかというところも知れて良かった。

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2026年03月07日

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ASDとかの特性が丁寧に描かれていて勉強にもなるし、作者がそういった生きづらさを感じている人にちゃんと寄り添って描いてる感じがしてよかった。あったかい気持ちになる秀逸な法廷ミステリ。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

テレビでドラマを見て、読んで、もっと読みたいと思いました。ADSを抱える裁判官がハンデを乗り越えて、その個性での視点で事件の真実を探るすがたに勇気をもらえます。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

裁判官の安堂清春は発達生涯で、普段の生活でもとても困難な日々を送っている。
自分を土星人と称し、記憶を辿ったり観察、分析して他者と関わっている。
人と観点が違うのが良い方向に向かっていく。
自分にとても正直ないところが色々不思議なところを補い周りの人たちに好感を持たれるのでしょう。
本人は困難な場面でも周りに支えられているのがとても良かった。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

ドラマを見て興味を覚えたので原作を読んだクチです。いくつかの事件が収められた連作短編集で、ドラマの内容と重なるもの、重ならないものがあります。ドラマでも登場したエピソードに関しては、再現度が素晴らしいと思います。キャラクターの性別が変更になっていたりと言う改変はありますが、基本的に忠実かつ明快にアレンジされていると感じました。原作の方が当然より主人公の発達の特性や内面の心理について詳細に描写されていますが、松山ケンイチを思い浮かべながら一気に読めました。順番はどうあれドラマと原作どちらも楽しめる良作です。

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2026年02月22日

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安堂はASDの症状と闘いながら裁判官をやっている。ふわふわと注意力がほかごとに気を取られたり、勝手に思考が過去の記憶の中に入っていってしまったり、手足が不随意運動してしまったり、味覚がおかしいので味のないものが食べられなかったりで、割と社会生活に齟齬が生じている。特に裁判中に注意力が削がれてしまったり、変な動きをしているのは気になっている。

第1話
当たり屋が激昂してタクシー運転手を殴りつけた裁判で、被告人が全面否認になった。その上弁護人と話をしないのだ。理由が不明だし、それでは事件が進まない。

第2話
自宅で夫を殺した女性。全面自供に至っているものの、なんだかずっと笑顔でおかしい。他に犯人がいるのでは?となったものの、もう裁判は進んでいて止められない。

第3話
ITエンジニアをしていた娘は殺されたのだと信じてやまない父親と、闇バイトで詐欺事件の片棒を担がされた18歳の家裁からの逆送検の話。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

発達障害の裁判官が難事件に出会い真相を突き止めるリーガルミステリー。
NHKのドラマが良かったので読んで見ました。
内容的にはドラマの脚本のが優れている。本書の続編も含めたドラマということもあるのだろう。周囲の人も含めドラマの方がキャラクターが生き生きとしている。
とはいえ、最初に構想を練った原作者のおかげ、ドラマは後出しジャンケンなので当たり前か。
絡まった糸を解くようななかなか複雑な展開であるが十分に楽しめるエンタメ小説でした。

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2026年04月26日

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ドラマ放送に合わせて文庫本を買いに!!
ドラマが終わってからゆっくり読みました。

ASDの特性を持つ主人公の裁判官が、その独自の視点で事件の真相に迫るミステリー。

主人公の周囲の人々も魅力的に描かれており、第2弾も文庫化が楽しみです!

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

テレビドラマが面白かったので原作を手に取りました!ドラマとは登場人物も事件も違うところもあったけど、しかも原作の方が量的に少ない。

ドラマとは違う事件もあり、ラストはゾクっとしました。

原作のラストは唐突。ドラマの終わり方は秀逸でした。小説自体はもっと読みたいですね。あっという間に読み終えてしまいました。

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2026年04月07日

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発達障害を抱える(自覚する)人の日常はこういう感じなのか···
これまで発達障害をメインに扱った小説を読んだことがなかったので驚きと発見をもって読んだ。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

NHKのドラマが面白くて、すぐに原作購入。前半はドラマが原作にかなり忠実で、むしろ文章で読む意味を感じないほどでしたが、中盤以降、原作ならではの部分が増えてきて、没入して読めました。とはいえ、頭の中では安堂=松山ケンイチさん、小野崎=鳴海唯さんで展開していきました。ふたりともハマり役!
小説の中で個人的に特に良かったと感じたのは、発達障害の安堂への、周囲の反応。みんな安堂の発達障害にまつわる言動を、不思議がったり、面白がったりはするんだけど、全部、あたたかい。著者はかなりそこを意識して書かれたのだろうと思います。世の中、みんなこんなふうならいいのにと感じながら読みました。

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2026年03月22日

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ネタバレ

ドラマ化されてドラマも評判が良いようですね。
松山ケンイチさんの演技が良いと聞く。
私も3話くらいまで観ました。小説を読んでみると、清春が荷物を盗まれる話しはなかったのでドラマオリジナルのようですね。
私はやはりドラマより原作が良かったです。
ドラマは初めから、自分は宇宙人だということを強調している。確かに印象深いフレーズで視聴者を惹きつけるのに効果的だろう。ただ、そこを強調しすぎて彼が奇異だと思う気持ちを過度に強めてる気がする。
小説では後半に、小野崎にカミングアウトする時に
初めて、自分は土星人だと思うようにしていると言及している。こだわりが起きた時の小鳥さんの時間などわかりやすい。

評判の良い松山ケンイチの演技だが、少し大袈裟に感じてしまった。ドラマだから仕方ないかもしれない。万人が、いわゆる素人が主に見るのだからわかりやすい方がいい。でも、彼のようにASD特性がかなり強い方でも高機能の人であのような頭の動き方をする人を私は見たことがない。知的障害を伴う方にはよく見られる。
映像化して可視化されることで再現が不自然になったように感じてしまった。
考えすぎだろうか…

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2026年03月22日

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発達障害と診断され、抜群の記憶力を持ち、細部にこだわってしまうという特性を抱えながら、周囲の普通発達者と付き合うことに生きづらさを感じながら裁判官を務めている安藤清春。ドラマでの松山ケンイチの演技が独特で、小説での描かれ方と少しギャップあり。続編も合わせてドラマ化されたようだが、続編が文庫化されるのはだいぶ先だろうな。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

NHKでのドラマ化から入ったが、最近のNHKドラマの演出が好きなだけに、例えば「舟を編む」に続けてドラマに軍配と言いたいところ。主人公が特別な設定であると、どうしても映像で見える方が、状況把握がしやすくなる。とはいえ、原作あっての映像作品ですから、言葉の表現力による素材への着眼点と料理の仕方の味はもちろん捨てがたく、そして楽しめる。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

最近こういう発達障害に目を向ける作品が多いが、そういう時代なんだなと感じた。
すごい詳細に、多動してしまう心理だったりの描写があり、そういう風に脳が司令してしまうんだなと勉強になる部分もあった。

「個性」として認識するように呼びかけることが多い中、「個性」を排除して生活を強いられる場面も多くてチグハグしているなと感じた。
すごいよくできた話と言う言い方は良くないかもしれないが、名探偵のような推理力だった。

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2026年03月07日

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松山ケンイチさん主演でドラマになりましたね
幼少期に発達障害と診断された裁判官の主人公は、周りの人々と調子は合わないが彼の個性で事件の解決を進めていく
障害発達にもいろいろあるが、そんな自分と違う人達にも優しくなれるような気持ちになれる一冊
貧乏ゆすりや机トントンなんて私もやりますから 

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

NHKのTVドラマで、松山ケンイチさん主役の演技をちょっとだけ見て気になっていた本。
作者は新聞記者とのことで、法廷もそれで詳しいようだが。
松山さんの演技は、ASDとADHDの症状を見事に捉えているようだ。色々な対象に突然没入したり、体の動きが不規則な行動を呼び込む。
この小説でもそういった場面が多数描かれている。多すぎて、推理小説的な作品の筋読みが阻害されそうな、、、?
仕事先の裁判所で、自分の特性を必死に隠す主人公。でも、いつの間にか女性弁護士に打ち明けていたし、恋の告白も。シリーズが続くようなので、こちらの行方も気になってくる。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いまドラマをやっていて、けっこうおもしろかったので、原作へ。やっぱりというか、安堂は完全に松山ケンイチさんで動いてますね~ それもまた楽しい。
安堂の一生懸命さがとてもいい。⼩野崎との関係もおもしろくなりそうだと思っていたら、おやおや、ちょっと早くないですか??(笑)
最後の一行がとても好きで、何度も繰り返した。
シリーズ第二弾も読むのが楽しみ。ドラマも楽しみます。 

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

今の時代は多様化で色んな人がいることが少しずつ理解されてきたけど、生きづらさを感じてる人はまだまだとても多いと感じる。裁判官の安堂清春もその中の1人で発達障害と診断されASDとADHDを自覚を自覚しているけど魅力的だし、弁護士の小野崎がなぜか行動を共にするかわかる気がする。六法辞書の下に手を入れたりサンダル脱いで靴下になったりと、衝動を様々な方法で抑える必死さはわかるのだけどなぜかクスッとしてしまう。彼なりの特殊な観点などから事件を別の角度からとらえ解決する面白さ。とても勉強になるし理解を深められる。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

幼い頃に発達障害と診断され、生きづらさを抱えながらも、主治医のアドバイスを受けて自身の特性と向き合ってきた任官7年目の裁判官・安堂清春がさまざまな事件に挑み、人との関わりの中で成長していく姿が描かれる。

自閉スペクトラム症のスペクトラムとは、連続体という意味だ。診断された人たちは多種多様な特性、いろいろな濃度を持っている。診断を受けたことがない人たちのグレーゾーンと呼ばれる縁側も広い。

主人公の安堂はASD(人の気持ちを読み取るのが苦手)でありADHD(衝動性がじっとしていることを許さない注意欠如多動症)の症状もある。

文章で読むと非常に難しいし全てを理解することはできないけど、物語の中で安堂がわかりやすく症状と対処法を語ります。
もちろん事件として、法廷物としても満足度は高く
一つ一つの短編が面白い。

安堂が小学4年生に素晴らしい医師と出会い、どんな努力をしてきたかは詳しく書かれていない。
学生時代や司法試験をどう乗り越えたかもわからないので、ぜひそれで一冊書いて頂きたいです!

松山ケンイチでのドラマ化を知ってまず原作を!!
読んでよかった〜第二弾も文庫待ちします(・`◡︎´・)ゝ


ADHD、ASD、LD…世の中に溢れている頭文字で表す言葉…実はわたしは覚えることが苦手?
いやできない!
数字も4桁以上は暗記できないから自分の携帯番号なんかも覚えれない!
たぶん何らかの学習障害なんだろうなぁ


まぁ別にたいして困ってないからいっか笑
:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎





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2026年01月26日

Posted by ブクログ

発達障害の主人公の法廷ものですが、なかなかいいね。
自分もそうだからこういう何かにこだわる偏るに理解出来た上でミステリとしてよく、満足できました

3117冊
今年16冊目

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

直島翔さんの作品、初読みです。
2026年初作家、5人目です!

今、NHKでドラマをやっていて、面白いと思い原作を読んでみることに。

ASDでADHDの裁判官のお話し。
ドラマでは松山ケンイチがいい味出しているんです!

3話話しが入っていますが、1話目はドラマの第1話の話でした。

残りの2話はドラマではまだやっていない話でしたが、全体的に良かったです!

生きづらい特性を持った安堂だけど、学習しながら頑張ってる姿が微笑ましく、可愛い!

続編も出ているみたいなのでまた、安堂さんに会えるのが楽しみです。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

自閉スペクトラム症の特性を持つ裁判官・安堂清春を主人公にしたリーガルミステリ。
NHKのドラマでは安堂を演じる松山ケンイチがハマり役で、とても良かったので原作を読みたくなった。

事件の隠された真相を安堂がその特性を活かして解決に導くミステリとしての展開もさることながら、ASDの特性を持つ安堂目線の周りの人との違和感が丁寧に描かれて、そういう特性を持つ人への理解も促される良書。

既に続編も出ていて、おそらくドラマはそれも含めて描かれていたと思われるので、早く続編も読みたい。
ただ、最後の弁護士さんとの展開はドラマにもなく意外だったな〜。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

ドラマ化されてあらすじが気になったので読んでみました
結局ドラマは見なかったんですけど笑

最近発達障害をテーマに取り上げた本は増えてきているって実感はありましたが、これはまた少し新しい……!
発達障害を抱えながらの裁判官!
発達障害のことも学べる上に裁判のことも知れる、そしてちゃんとミステリー要素もある

生きづらさを抱えながらもこの社会ではやっぱり生きていかなくてはならなくて
それが難しいと思ったり、思わなかったり
思っても思わなくても生きづらさを感じてしまう

物語の中で、思わず何度もページを戻ったりした部分もありました

え?どういうこと?
もしかしてそういうことなの?それってアリなの!?いいの!?いや、そういうことも……あるのか……
なんてなりました……


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2026年04月11日

Posted by ブクログ

先にテレビドラマを観てからの読書。ドラマではストーリーが一部変わっていて、本の方は少しブラックな部分もあり。ミステリーとしては軽めで主人公のキャラクターを楽しむ本でした。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

先にNHKで放送されたドラマを見てしまっていたので、どうしても先入観というか、そういう余計な目線が入り込んでしまい小説そのものを楽しめなかったように思う。ドラマの筋書きとは当然違うところもある訳で、登場人物の特徴はどうしてもドラマと対比させて読んでしまう。小説の方がなんとなく人間味を感じなかったのは自分だけであろう。ただ、ASDの特徴を持つ裁判官がその特異な能力を如何なく発揮して鋭く事件を解明していくところなど法廷ものミステリーとして今までにない新鮮な感じがしました。法廷や警察、検察などの描写は緊迫感があり、さすが司法を担当されていた現役新聞記者が著者というのも頷けました。続編も読んでみたいです。

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

発達障害の人は意外と多く、仕事を始めても続けるのが難しい場合があるのではないでしょうか。
そんな事情を抱えながら「裁判官」として働く主人公、安堂清春。生きづらい特性を持ちながら働く姿に感心。 マイナスではなくプラスになる特性もあり、それが仕事に活かされているのが面白いところです。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

ドラマを見て、原作も気になって読みました。
ドラマでは説明のない挙動や、主人公の考えなどがわかって、とても興味深く読めました。
面白かったです。

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

NHKのドラマをきっかけに読んでみた。初めて読んだ作者さんだったけど面白かった。どうしてもドラマの内容が頭に浮かんでしまったけど原作の方が面白かった。マツケンさんの演技はとてもいいけど。
あとがきにもあったけど、ASDの特性を持った主人公が事件を解決していく話はたくさんあるけど、判事(補)っていうのはなかなかないし、裁判官の話も自分の知らない一面って感じでとても興味深くて、一気に読んでしまいました。続編も読もうかな。最後主人公にラブ要素がくるとは思わなかったけど笑

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

松山ケンイチさん出てるな〜とぼんやり眺めていたドラマが意外にも面白くて、原作も手にとってみました。
松山さんは再現が難しい役でもなりきってしまうから凄い!脳内ではドラマの役者さんの映像でずっと再生しながら読み進めてました(^^)

彼が扮する安堂清春は裁判官。幼い頃に発達障害と診断され、周囲の目を気にしながら何とか自身の特性と折り合いをつけて生きている。舞台は本州のもっとも西に位置するY地裁とされ、実際に起きた事件や不祥事を引き合いに出したりもあって、発達障害ゆえの突飛な行動や驚異的な記憶力で話が進展する場面と上手くリアリティを持たせていると感じました。

原作とドラマの両方でこの作品を上手く補完しあっているので、どちらも今後の展開が楽しみ。

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2026年02月04日

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