【感想・ネタバレ】テミスの不確かな法廷のレビュー

あらすじ

任官七年目の裁判官、安堂清春は幼い頃に発達障害と診断され、周囲との関わりを断ち、自身の特性を隠しながら日々を過ごしていた。Y地裁に赴任して半年、副市長が襲われた傷害事件を担当することになった安堂は、弁護士の小野崎から被告人が無言を貫いていると聞き、何かを隠しているのではないかと気づくが……。微笑みながら殺人を告白する教師、娘は殺されたと主張する父親。生きづらさを抱えた青年が様々な事件に挑む、異色の青春リーガルミステリ!

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Posted by ブクログ

安堂はASDの症状と闘いながら裁判官をやっている。ふわふわと注意力がほかごとに気を取られたり、勝手に思考が過去の記憶の中に入っていってしまったり、手足が不随意運動してしまったり、味覚がおかしいので味のないものが食べられなかったりで、割と社会生活に齟齬が生じている。特に裁判中に注意力が削がれてしまったり、変な動きをしているのは気になっている。

第1話
当たり屋が激昂してタクシー運転手を殴りつけた裁判で、被告人が全面否認になった。その上弁護人と話をしないのだ。理由が不明だし、それでは事件が進まない。

第2話
自宅で夫を殺した女性。全面自供に至っているものの、なんだかずっと笑顔でおかしい。他に犯人がいるのでは?となったものの、もう裁判は進んでいて止められない。

第3話
ITエンジニアをしていた娘は殺されたのだと信じてやまない父親と、闇バイトで詐欺事件の片棒を担がされた18歳の家裁からの逆送検の話。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

2026年1月からNHKにてドラマ化されるという予告動画をきっかけに、本書読んでみた。
裁判官という一番個性があらわれにくいであろう職業において、発達障害を抱える主人公が存在することで、特異な世界観になっていると思った。
刑事裁判では、一般的に検察側が事件の真相を解明するパターンが多いが、本書では、裁判官が真相究明のきっかけになるという少し変わった展開になっている。
発達障害を抱える主人公の様子が、非常に詳細に描かれていて、主人公になったかのような感覚になれる作品だった。

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2026年01月01日

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発達障害の裁判官が挑む、地方創生ミステリ。

そんな異色な物語ですが、めちゃくちゃヒューマンドラマでした。苦しいこと、楽しいことが半分半分なのだとしたら、この物語の主人公は、苦しいことが溢れすぎてしまうのではないだろうか。

肩身の狭い人生に、自分から突破口を見つける主人公が、とても愛おしいです。

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2025年12月07日

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ネタバレ

いまドラマをやっていて、けっこうおもしろかったので、原作へ。やっぱりというか、安堂は完全に松山ケンイチさんで動いてますね~ それもまた楽しい。
安堂の一生懸命さがとてもいい。⼩野崎との関係もおもしろくなりそうだと思っていたら、おやおや、ちょっと早くないですか??(笑)
最後の一行がとても好きで、何度も繰り返した。
シリーズ第二弾も読むのが楽しみ。ドラマも楽しみます。 

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2026年02月01日

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今の時代は多様化で色んな人がいることが少しずつ理解されてきたけど、生きづらさを感じてる人はまだまだとても多いと感じる。裁判官の安堂清春もその中の1人で発達障害と診断されASDとADHDを自覚を自覚しているけど魅力的だし、弁護士の小野崎がなぜか行動を共にするかわかる気がする。六法辞書の下に手を入れたりサンダル脱いで靴下になったりと、衝動を様々な方法で抑える必死さはわかるのだけどなぜかクスッとしてしまう。彼なりの特殊な観点などから事件を別の角度からとらえ解決する面白さ。とても勉強になるし理解を深められる。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

幼い頃に発達障害と診断され、生きづらさを抱えながらも、主治医のアドバイスを受けて自身の特性と向き合ってきた任官7年目の裁判官・安堂清春がさまざまな事件に挑み、人との関わりの中で成長していく姿が描かれる。

自閉スペクトラム症のスペクトラムとは、連続体という意味だ。診断された人たちは多種多様な特性、いろいろな濃度を持っている。診断を受けたことがない人たちのグレーゾーンと呼ばれる縁側も広い。

主人公の安堂はASD(人の気持ちを読み取るのが苦手)でありADHD(衝動性がじっとしていることを許さない注意欠如多動症)の症状もある。

文章で読むと非常に難しいし全てを理解することはできないけど、物語の中で安堂がわかりやすく症状と対処法を語ります。
もちろん事件として、法廷物としても満足度は高く
一つ一つの短編が面白い。

安堂が小学4年生に素晴らしい医師と出会い、どんな努力をしてきたかは詳しく書かれていない。
学生時代や司法試験をどう乗り越えたかもわからないので、ぜひそれで一冊書いて頂きたいです!

松山ケンイチでのドラマ化を知ってまず原作を!!
読んでよかった〜第二弾も文庫待ちします(・`◡︎´・)ゝ


ADHD、ASD、LD…世の中に溢れている頭文字で表す言葉…実はわたしは覚えることが苦手?
いやできない!
数字も4桁以上は暗記できないから自分の携帯番号なんかも覚えれない!
たぶん何らかの学習障害なんだろうなぁ


まぁ別にたいして困ってないからいっか笑
:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎





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2026年01月26日

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発達障害の主人公の法廷ものですが、なかなかいいね。
自分もそうだからこういう何かにこだわる偏るに理解出来た上でミステリとしてよく、満足できました

3117冊
今年16冊目

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2026年01月18日

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直島翔さんの作品、初読みです。
2026年初作家、5人目です!

今、NHKでドラマをやっていて、面白いと思い原作を読んでみることに。

ASDでADHDの裁判官のお話し。
ドラマでは松山ケンイチがいい味出しているんです!

3話話しが入っていますが、1話目はドラマの第1話の話でした。

残りの2話はドラマではまだやっていない話でしたが、全体的に良かったです!

生きづらい特性を持った安堂だけど、学習しながら頑張ってる姿が微笑ましく、可愛い!

続編も出ているみたいなのでまた、安堂さんに会えるのが楽しみです。

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2026年01月18日

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ネタバレ

ドラマ版よりも主人公のASDとADHDが詳細に描写されているのが興味深かった。リーガルミステリーとしては、「恋とはどんなものかしら」のオチで思わず「えっ!」と声が出てしまった。
2冊目もあるようなので、近いうち読みたい。

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2026年01月09日

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任官七年目の裁判官、安堂清春は幼い頃に発達障害と診断され、周囲との関わりを断ち、自身の特性を隠しながら日々を過ごしていた。Y地裁に赴任して半年、副市長が襲われた傷害事件を担当することになった安堂は、弁護士の小野崎から被告人が無言を貫いていると聞き、何かを隠しているのではないかと気づくが……。微笑みながら殺人を告白する教師、娘は殺されたと主張する父親。生きづらさを抱えた青年が様々な事件に挑む、異色の青春リーガルミステリ!

短編集。ドラマ化されると聞き、手に取ってみた。世間のASDへの理解がより深まることを期待する。

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2025年12月30日

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主人公はASDという設定ですが、その描かれる感覚は新鮮でした。かつ、裁判官が主人公で、事件現場にまで出向いてしまうような物語はあまりないように思います。その意味でも新鮮でした。
ドラマ原作ということもあり、松山ケンイチをチラチラ思い浮かべながら読んでました。

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2025年12月21日

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ネタバレ

自閉症の裁判官が自閉症の症状と対応しながら判事としての業務をこなしていく様子をえがいた。障害を抱えながら難しい仕事をこなす小説やドラマは最近はやりのようだが、この終節もその一つで、TVドラマともなるようである。面白い視点ではなるが、もう少し自閉症の説明が丁寧されていてもよかったと思う。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

主人公がASDと言うことと、ドラマ化になると手に取って、暮れの掃除の合間合間に読み進む。私の周りにはかなり多く居る。多分私もそうかも。
土星人に近いものがある。なんか先に先にと思うから。
その感覚をまといながら読んだからサクサク読み進む。
最後に「脳じゃなくて心が言わせてる」って、いいじゃない。
の場合は、何処の星の人でもそうじゃないかな

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

障害理解はかなり深まると思います。
ただ、もう少しリーガルに寄った本であって欲しかったです。
リーガル面を期待して購入して読もうと思っていたので、何度か脱線して法廷内から離脱してしまうところは期待していたところと違いました。

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2025年12月20日

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発達障害の主人公のリーガル物。エンタメ界ではよくある設定で新鮮味はない。
ミステリー要素もあるが短編なので割と単純明快、ライトに読みたい気分の時には良い。

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2025年12月01日

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