直島翔のレビュー一覧

  • テミスの不確かな法廷

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    ドラマ化されて気になり手に取った。発達障害って言葉は聞くけどどういうものかってところはぼんやりしてて、この本(とドラマ)を知るまでよくわかっていなかった。主人公がASDという特性を持つということで特性ならではの苦労やその特性があるからこそうまれた視点や考え方、そこから事件の真相にたどり着いていくところが興味深く面白かった。それに加えて裁判官がどのように仕事をしているかというところも知れて良かった。

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    2026年03月07日
  • テミスの不確かな法廷

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    ASDとかの特性が丁寧に描かれていて勉強にもなるし、作者がそういった生きづらさを感じている人にちゃんと寄り添って描いてる感じがしてよかった。あったかい気持ちになる秀逸な法廷ミステリ。

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    2026年03月05日
  • テミスの不確かな法廷

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    テレビでドラマを見て、読んで、もっと読みたいと思いました。ADSを抱える裁判官がハンデを乗り越えて、その個性での視点で事件の真実を探るすがたに勇気をもらえます。

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    2026年03月02日
  • テミスの不確かな法廷

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    裁判官の安堂清春は発達生涯で、普段の生活でもとても困難な日々を送っている。
    自分を土星人と称し、記憶を辿ったり観察、分析して他者と関わっている。
    人と観点が違うのが良い方向に向かっていく。
    自分にとても正直ないところが色々不思議なところを補い周りの人たちに好感を持たれるのでしょう。
    本人は困難な場面でも周りに支えられているのがとても良かった。

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    2026年02月27日
  • テミスの不確かな法廷

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    ドラマを見て興味を覚えたので原作を読んだクチです。いくつかの事件が収められた連作短編集で、ドラマの内容と重なるもの、重ならないものがあります。ドラマでも登場したエピソードに関しては、再現度が素晴らしいと思います。キャラクターの性別が変更になっていたりと言う改変はありますが、基本的に忠実かつ明快にアレンジされていると感じました。原作の方が当然より主人公の発達の特性や内面の心理について詳細に描写されていますが、松山ケンイチを思い浮かべながら一気に読めました。順番はどうあれドラマと原作どちらも楽しめる良作です。

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    2026年02月22日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    「テミスの不確かな法廷」続編。1作目の感想を以下のように書いた。
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    『直島作品のこれまでの最高傑作と言っておこう。ADHD・ASDの裁判官(特例判事補)の活躍を描く、今までにないひと味違ったリーガル小説。法曹関係者が読むと違和感ある箇所はあると思うが、そんなことは気にならないぐらいよく練られたプロットと、ADHD・ASDの特性が事細かに綴られていて、その特性ゆえに苦労しつつ、その特性を活かして事件を解決していく様がとっても新鮮かつ快い。安堂清春主人公でもう一冊書いてもらいたい。できればシリーズにもしてほし

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    2026年01月29日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    ADSの裁判官安堂の事件簿。

    第1話 7000万円を銀行の貸金庫から盗んだ女性行員が、実は盗んでいなかった事件。

    第2話 隣の家の犬がとても怖いので、殺鼠剤をさつまいもに練り込んで殺そうとしたお隣さんトラブルの事件。

    第3話 再審請求を何度もしてくる殺人事件の犯人とされた人物が、意識不明の重体で崖の下から見つかった。もう少しで再審の証拠が見つかりそうだと言っていた矢先の出来事だった。

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    2026年01月28日
  • テミスの不確かな法廷

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    安堂はASDの症状と闘いながら裁判官をやっている。ふわふわと注意力がほかごとに気を取られたり、勝手に思考が過去の記憶の中に入っていってしまったり、手足が不随意運動してしまったり、味覚がおかしいので味のないものが食べられなかったりで、割と社会生活に齟齬が生じている。特に裁判中に注意力が削がれてしまったり、変な動きをしているのは気になっている。

    第1話
    当たり屋が激昂してタクシー運転手を殴りつけた裁判で、被告人が全面否認になった。その上弁護人と話をしないのだ。理由が不明だし、それでは事件が進まない。

    第2話
    自宅で夫を殺した女性。全面自供に至っているものの、なんだかずっと笑顔でおかしい。他に犯

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    2026年01月23日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    発達障害を抱えた裁判官の物語、第2弾。
    前作と同様に、発達障害の当事者の状況が、とても詳細に描かれている。
    今回は、主人公の家族関係も描かれ、宇宙人の人物歴が少しかいまみえる。
    前作と本作を通して、法廷にはドラマがあるのだとつくづく感じさせられた。

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    2026年01月03日
  • テミスの不確かな法廷

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    2026年1月からNHKにてドラマ化されるという予告動画をきっかけに、本書読んでみた。
    裁判官という一番個性があらわれにくいであろう職業において、発達障害を抱える主人公が存在することで、特異な世界観になっていると思った。
    刑事裁判では、一般的に検察側が事件の真相を解明するパターンが多いが、本書では、裁判官が真相究明のきっかけになるという少し変わった展開になっている。
    発達障害を抱える主人公の様子が、非常に詳細に描かれていて、主人公になったかのような感覚になれる作品だった。

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    2026年01月01日
  • テミスの不確かな法廷

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    発達障害の裁判官が挑む、地方創生ミステリ。

    そんな異色な物語ですが、めちゃくちゃヒューマンドラマでした。苦しいこと、楽しいことが半分半分なのだとしたら、この物語の主人公は、苦しいことが溢れすぎてしまうのではないだろうか。

    肩身の狭い人生に、自分から突破口を見つける主人公が、とても愛おしいです。

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    2025年12月07日
  • 転がる検事に苔むさず

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    倉沢さんが多少鼻につくところはあるものの熱血ぶりが頼もしいし、久我や有村もとてもいい。久我の取り調べが最後に読めるのかと思ってたけど、いいところで事件を取り上げられてしまって残念でした。それでも3人とも自分のやりたい道を進んでいけるようで良かった。

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    2025年05月16日
  • 転がる検事に苔むさず

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    とっても面白かった!話の展開もシンプルで分かりやすいし、段落ごとに登場人物の視点が変わって面白い。
    すぐに映像(ドラマ)が想像できるいい作品だった。

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    2024年08月13日
  • 転がる検事に苔むさず

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    すごくわかりやすく、地に足のついた検察小説だった!
    柚月裕子さんの佐方弁護士(ヤメ検)シリーズを想起させた。ぜひシリーズ化してほしいと思った。

    主人公の区検検事、久我も、どこか脱力した雰囲気ながら、被疑者の「割り」に定評があるように熱意があって、思慮深く魅力的な人間。高校生の娘との関係に悩んでいるのも、リアルで面白い。
    一方、後輩の新人検事、倉沢も、空回りするほどの熱意と、新人が故のシャープな正義を持っていて、これからの成長を楽しみに感じさせる。
    地道な捜査を進める巡査、有村との相性もよく、とてもいいコンビ(カップル?)だった。

    警察の捜査では、「思い込み」が大事なのかもしれないとする久我

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    2024年04月25日
  • テミスの不確かな法廷

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    NHKでのドラマ化から入ったが、最近のNHKドラマの演出が好きなだけに、例えば「舟を編む」に続けてドラマに軍配と言いたいところ。主人公が特別な設定であると、どうしても映像で見える方が、状況把握がしやすくなる。とはいえ、原作あっての映像作品ですから、言葉の表現力による素材への着眼点と料理の仕方の味はもちろん捨てがたく、そして楽しめる。

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    2026年03月14日
  • テミスの不確かな法廷

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    最近こういう発達障害に目を向ける作品が多いが、そういう時代なんだなと感じた。
    すごい詳細に、多動してしまう心理だったりの描写があり、そういう風に脳が司令してしまうんだなと勉強になる部分もあった。

    「個性」として認識するように呼びかけることが多い中、「個性」を排除して生活を強いられる場面も多くてチグハグしているなと感じた。
    すごいよくできた話と言う言い方は良くないかもしれないが、名探偵のような推理力だった。

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    2026年03月07日
  • テミスの不確かな法廷

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    松山ケンイチさん主演でドラマになりましたね
    幼少期に発達障害と診断された裁判官の主人公は、周りの人々と調子は合わないが彼の個性で事件の解決を進めていく
    障害発達にもいろいろあるが、そんな自分と違う人達にも優しくなれるような気持ちになれる一冊
    貧乏ゆすりや机トントンなんて私もやりますから 

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    2026年03月02日
  • 転がる検事に苔むさず

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    久我さんも倉沢さんも有村さんも好きだな。
    事件ものなのに暗い気持ちにならずに読めた。この人たちがいたから。検事って皆エリートなんだと思っていた。エリートばかりでも出世したいはあるんだな。理不尽だな。
    第二段もあるのかな。

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    2026年02月18日
  • テミスの不確かな法廷

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    NHKのTVドラマで、松山ケンイチさん主役の演技をちょっとだけ見て気になっていた本。
    作者は新聞記者とのことで、法廷もそれで詳しいようだが。
    松山さんの演技は、ASDとADHDの症状を見事に捉えているようだ。色々な対象に突然没入したり、体の動きが不規則な行動を呼び込む。
    この小説でもそういった場面が多数描かれている。多すぎて、推理小説的な作品の筋読みが阻害されそうな、、、?
    仕事先の裁判所で、自分の特性を必死に隠す主人公。でも、いつの間にか女性弁護士に打ち明けていたし、恋の告白も。シリーズが続くようなので、こちらの行方も気になってくる。

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    2026年02月03日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    シリーズ第2弾。貸金庫から銀行員が7千万円を盗む話は以前あった実際の事件を彷彿とさせる。飼い犬殺害事件はあまりに身勝手な事件で残酷で悲しい。本当は犬を器物扱いする法律自体も嫌だなぁと感じる。3話目でやっと再審を訴える事件に決着が着くけど、帯にラスト3ページで世界は反転とあるように、本当にひっくり返された様で驚いた。そこに辿り着くまでにはたくさんの悲しい事実もあるけど、正に感涙。すごく良かった。安堂がケチャップ以外の食べ物も受け入れられるようになったことも、みんなの優しい理解も嬉しい。蟻は左足から歩き出す。

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    2026年02月01日